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ファクタリング手数料が高い理由とは?手数料が高くてもファクタリングをおすすめできる理由を紹介

ファクタリングを利用すれば、ファクタリング手数料は融資やビジネスローン、不動産担保ローンの利息と比較すると高いと感じることがあります。

そう感じる方の中にはファクタリング手数料が高い理由を知りたいという方がいらっしゃいます。

そこで、この記事ではファクタリング手数料について以下の点を解説しましょう。

 ファクタリング手数料は銀行やノンバンクの利息よりも高いのかどうか?
 ファクタリング手数料が高い理由
 手数料が高くても資金調達手段としてファクタリングをおすすめする理由

ファクタリング手数料は銀行やノンバンクの利息より高い!?

ファクタリング手数料と銀行やノンバンクの利息を比較する際の注意点は以下の通りです。

 ファクタリングは1回の取引ごとに手数料が発生するので、年間で手数料がいくらという形では表示していない
 利息は基本的に年利率、1年あたりの利率〇〇%という形で計算し表示される

ファクタリング手数料が金融機関の利息よりも高いかどうかを検証するには、ファクタリングの手数料率を年利率に換算しなければなりません。

つまり、ファクタリングで1回取引した際の手数料率を年利率に計算し直す必要があります。

ファクタリング手数料を年利率に計算し直す

ファクタリングでは売掛債権を入金期日より前に資金化できるので売掛金回収サイトを短縮することが可能です。

たとえば、ファクタリングで売掛金の回収サイトが2ヶ月短縮できたとします。

利用したファクタリング事業者の設定した手数料率が10%であれば、1ヶ月あたりの手数料率は10%÷2ヶ月=5%です。

1ヶ月あたりの手数料率が5%ですから、これを年利率となるよう計算すると、5%×12ヶ月=60%になります。1回のファクタリング手数料10%を年利率に計算し直せば60%です。

一方、銀行やノンバンク、貸金業者が定める金利は、利息制限法で借入金額に応じて金利上限が決められています。

 借入額10万円未満:年20.0%
 借入額10万円以上100万円未満:年18.0%
 借入額100万円以上:年15.0%

改正された出資法では、貸金業者に対し上限金利は20%を超えてはならいと定めており、この上限は利息制限法の15%から20%の水準に対応したものです。

ファクタリング手数料と銀行やノンバンクの利息を比較すると、ファクタリング手数料の方が圧倒的に高いことがわかります。

ファクタリング手数料が高い理由

ファクタリング手数料は銀行やノンバンクの利息より高いことがわかりました。ファクタリング手数料が高い理由としては次の点を挙げることができます。

 ファクタリング手数料に利息制限法は適用されない
 債権回収不能のリスクが高ければファクタリング手数料も高くなる

ファクタリング手数料に利息制限法は適用されない

ファクタリング手数料が高い理由の1つは、ファクタリング手数料に利息制限法や出資法が適用されないからです。

利息制限法や出資法が適用されない理由としては次の2つがあります。

 ファクタリングは貸金業ではない
 ファクタリングは債権譲渡契約であり金銭消費賃借契約ではない

ファクタリングが貸金業ならば利息制限法が適用されるべきですが、ファクタリングは貸金業ではありません。

その点につて金融庁は次のような見解を発表しています。

“ 一般に「ファクタリング」とは、事業者が保有している売掛債権等を、ファクタリング会社が期日前に一定の手数料を徴収して買い取るサービス(事業者の資金調達の一手段)をいいます。

このようなファクタリングの法的性質は、売買契約に基づく債権譲渡であり、金銭の貸し借りではないので、貸金業の登録は必要ありません。“
(出典:金融庁 )

ファクタリングの法的性質をみれば、債権譲渡なので貸金業には該当しないという見解です。

さらに、ファクタリングは金銭消費賃借契約ではなく債権譲渡契約です。お金を貸し借りする金銭消費賃借契約なら、そこで適用される金利は利息制限法や出資法によって定められた上限を超えてはなりません。

しかし、貸金業ではなく金銭消費賃借契約でもないファクタリングの手数料は、利息制限法や出資法の規制適用外です。

したがって、ファクタリング事業者は事業者ごとに手数料率を設定することができ、その設定に上限がなくても問題にはなりません。これがファクタリング手数料が高い理由です。

債権回収不能のリスクが高ければファクタリング手数料も高くなる

売掛金回収不能のリスクが高い案件では、手数料も高くなります。これもファクタリング手数料が高い理由の1つです。

ファクタリングでは売掛金回収不能になった場合、事業者が損失を負担します。事業者が債権回収不能のリスクを負うので、そのリスクが高い案件では手数料率が高くなります。

そして、ファクタリング事業者のほとんどが手数料率の変動制を採用しています。

買取対象となる売掛債権の金額、入金期日までの残り期間、売掛先の財務状況などにより、売掛金回収不能となるリスクのレベルが案件ごとに違うからです。

手数料の変動制を採用しているファクタリング事業者は、売掛金回収不能となるリスクが高い案件については手数料率を上げ、一方で売掛金回収不能になるリスクが低い案件については手数料率を下げます。

信用評価のレベルがそれほど高くない売掛先の売掛債権を持ち込んだ場合、債権回収不能となるリスクが高くなり、それに応じて手数料率も高くなるので、そうしたケースでは手数料が高いと感じるでしょう。

ファクタリング手数料が高くても問題にならない理由

ファクタリング手数料が高い理由としては、利息制限法の適用外であることや、債権回収不能のリスクが高ければそれ応じて手数料率が上がるというものがありました。

ファクタリング手数料が高いと感じるのは事実ですが、利用者はそれを大きな問題とみなしていないのもまた事実です。

利用者がファクタリング手数料の高い理由をそれほど気にしていないことには、次の2つの点が関係しています。

 利用期間が短期間であること
 急ぎの資金調達が可能であること

ファクタリングは1回ごとの短期的な取引です。さらに、融資よりも短期間で資金調達ができます。

ファクタリング手数料は年利率に換算すると高金利ですが、利用者はそれを大きな問題と捉えず、「つなぎ資金が調達できた」「資金不足のピンチをしのぐことができた」とファクタリング事業者に感謝するケースが多いです。

手数料が高くてもファクタリングでの資金調達をおすすめする理由

ファクタリング手数料は銀行やノンバンクの設定する利息よりも高いですが、それでも資金調達手段として
優れた側面を持っています。

手数料が高い理由を気にせずにファクタリングの使用を推奨する理由は次の通りです。

 銀行融資を断られた方でも申込可能
 申込に担保や保証人が不要
 負債にならない
 今日明日中の資金調達が可能

銀行融資を断られた方でも申込可能

ファクタリングは銀行融資を断られた方でも申込可能です。

融資の場合、申込した会社の返済能力が低いなら、融資審査に通ることはありません。一方でファクタリングの審査では、申込した会社の信用力よりも、売掛先の信用力が重要な審査のポイントです。

売掛先が売掛金を支払う能力を備えていれば、たとえ申込した会社の経営状況が赤字でも、ファクタリング事業者は審査に通し売掛債権を買取します。

こうした理由から、ファクタリングは銀行融資を断られた方でも申込できるといえるわけです。

申込に担保や保証人が不要

ファクタリングはお金の貸し借りではないので申込に担保や保証人はいりません。融資の場合、債務者が債務不履行になっても融資金額を回収できるように、銀行やノンバンクは市場価値があり換金できるものを担保として要求することがあります。

さらに、経営者が連帯保証人になるよう求めることもあります。債務不履行になれば経営者の私財を売却して融資したお金を回収できるからです。

しかし、中小企業や個人事業主の中には担保や保証人が用意できないので融資してもらえないという方がいらっしゃいます。そうした方は売掛債権があるなら、ファクタリングでの資金調達できるでしょう。

負債にならない

ファクタリングは売掛債権の譲渡による資金調達なので負債にはなりません。これ以上会社の負債を増やしたくないという方にはおすすめの方法です。

さらに、ファクタリングで得た資金を会社の負債の支払いに充てれば、賃借対照表のスリム化が達成できます。

負債が少ない、売掛金や商品・原材料在庫が少ない、余分な資産を保有していない会社は、財務が健全で、スリムな経営をしていると第三者からみなされます。

融資を申し込んだときに、健全な経営をしているとみなされれば、好条件で融資を受けることを期待できるでしょう。

今日明日中の資金調達が可能

融資は申込から資金調達までおよそ1ヶ月かかります。したがって融資は今日明日中に資金が必要というときには使えません。

一方、ファクタリング、特にオンラインファクタリングのサービスでは申し込んだその日に資金調達をすることが可能です。

取引先から急な支払い請求が来てすぐにでもお金が必要というときには、オンラインファクタリングで急ぎの資金調達ができます。

ファクタリング手数料が高い理由についてのまとめ

この記事ではファクタリング手数料が銀行やノンバンクの利息と比較すると高い理由を説明しました。ファクタリング手数料が高い理由は以下の通りです。

 ファクタリング手数料に利息制限法は適用されない
 債権回収不能のリスクが高ければファクタリング手数料も高くなる

ファクタリング手数料を年利率に換算すると銀行やノンバンクの設定する利息よりも高くなります。しかし、ファクタリングには手数料の高さを補って余りある長所がありました。

たとえば、急ぎの資金調達に対応している、負債にならない、銀行融資を断られた方でも申込できるといった点です。

融資での資金調達が難しいという悩みがあるなら、ファクタリングでの資金調達を検討してください。