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ファクタリングの書面契約・オンライン契約における申込・審査・契約・入金の流れをわかりやすく解説

ファクタリングは売掛債権をファクタリング事業者に売却して、売掛債権を入金期日前に資金化するサービスです。

ファクタリングでは債権譲渡契約を結ぶ必要があります。契約方法は書面契約またはオンライン契約のどちらかです。

ファクタリングでの資金調達を考えている方の中には、書面契約・オンライン契約それぞれについて申込から入金までの流れを知りたいという方がいらっしゃいます。

この記事では、ファクタリングの書面契約・オンライン契約における申込から資金調達完了までの流れをわかりやすく解説します。

書面契約の場合の申込から資金調達完了までの流れ

ファクタリングの契約スタイルは2社間方式と3社間方式の2つです。2社間方式と3社間方式では、申込から入金までの流れが違います。そこで、それぞれの契約スタイルにおける申込から資金調達完了までの流れを解説します。

【2社間方式】書面契約での申込から資金調達完了までの流れ

2社間方式は利用企業とファクタリング事業者のみで契約や取引をおこないます。2社間方式における申込から資金調達達成、売掛金回収までの流れは以下の通りです。

1. ファクタリングサービスへの申込
2. 必要書類の提出
3. 審査
4. 買取額や手数料率などの条件提示
5. 書面での契約
6. ファクタリング事業者から利用企業への入金(資金調達完了)
7. 利用企業が売掛先から売掛金を回収
8. 回収した売掛金をファクタリング事業者へ引き渡す

【3社間方式】書面契約での申込から資金調達完了までの流れ

3社間方式は、利用企業・ファクタリング事業者・売掛先の3つが契約や取引に関係します。3社間方式における申込から資金調達達成、売掛金回収までの流れは以下の通りです。

1. 申込
2. 書類提出
3. 審査
4. 買取金額や手数料率などの条件提示
5. 書面での契約
6. 利用企業から売掛先への債権譲渡通知と承諾
7. ファクタリング事業者から利用企業への入金(資金調達完了)
8. 売掛先がファクタリング事業者の口座へ売掛金を入金

債権譲渡通知と売掛金回収業務の有無が大きな違い

2社間方式と3社間方式の手続きの流れを比較するとわかるように、両者の大きな違いは、債権譲渡通知と売掛金回収業務の有無です。

2社間方式では売掛先への債権譲渡通知はありません。したがって、売掛先に知られることなく売掛債権を譲渡でき資金調達ができます。

ファクタリング事業者に売掛債権を譲渡すれば、売掛金を回収する権利は、利用企業からファクタリング事業者に移転します。したがって、ファクタリング事業者が売掛先から直接売掛金を回収することが可能です。

こうした理由から、3社間方式では売掛債権譲渡通知により売掛先に売掛金の入金先をファクタリング事業者の口座に変更してもらうよう依頼します。

一方で、2社間方式では売掛債権譲渡通知をしません。ファクタリング事業者は売掛金の回収を自らおこなわず、債権譲渡契約の際に売掛金回収業務を利用企業に委託します。

したがって、2社間方式で契約する場合、利用企業は売掛先にファクタリング利用を知られることはありませんが、売掛金回収業務とそれをファクタリング事業者に引き渡す業務がある点に注意してください。

書面契約を選択した場合の提出書類

書面契約を選択した場合、一般的には以下の書類を審査のためにファクタリング事業者に提出します。

 決算書もしくは試算表
 売掛先との取引基本契約書
 請求書・見積書・発注書・請求書・納品確認書など
 通帳のコピー
 登記簿謄本(フリーランスや副業の会社員は開業届)
 本人確認書類
 印鑑証明書
 納税証明書

ファクタリングは売掛債権譲渡による資金調達です。売掛債権は小切手や商業手形のように紙の証書で存在を証明することができません。

請求書が売掛債権の存在を証明するエビデンスになります。しかし、請求書は偽造できるので請求書だけでファクタリングをすればファクタリング事業者は架空請求の被害に遭う可能性があります。したがって、ファクタリング事業者は請求書の提出のみで審査や契約をすることはありません。

ファクタリング事業者は、請求書に加えて取引基本契約書や通帳のコピーなどの書類を見て、売掛債権の存在、金額、入金期日、売掛先の信用力を判断し審査します。

本人確認書類は、なりすましや反社会勢力と関係がないことを証明するために必要です。

オンライン契約での申込から資金調達完了までの流れ

オンライン契約はオンラインでファクタリングにまつわる手続きができるオンラインファクタリングで採用されています。

オンライン契約を選択した場合の、申込から資金調達完了までの流れは以下の通りです。

1. 申込
2. 必要書類のアップロード
3. 非対面式での審査
4. メールによる審査結果の通知
5. 契約条件の提示
6. オンライン契約
7. 入金
8. 売掛金回収とファクタリング事業者への引き渡し

オンライン契約を選ぶ場合、オンラインでファクタリングサービスを提供している事業者の公式サイトやアプリにアクセスし、そこにある申込専用フォームに必要事項を記入して申込をします。

必要書類はパソコンやスマホに書類を取り込み、それをアップロードするというやり方です。

オンラインファクタリングでは基本的に対面式での審査はありません。審査結果の通知は申込の際に登録したメールアドレス宛に通知されるのが一般的です。

契約条件に納得できたなら、電子契約システムを利用して契約をします。

オンラインファクタリングでの契約スタイルは2社間方式が主流です。したがって、利用企業は資金調達完了後に売掛先から売掛金を回収しそれをファクタリング事業者に引き渡します。

このように、オンラインファクタリングでは、申込から資金調達完了の流れの中でファクタリング事業者の担当者と直接顔を合わせることはありません。

オンライン契約を選択した場合の提出書類

オンライン契約を選択した場合、一般的に以下の書類を提出します。

 請求書
 通帳のコピーもしくは売掛先とのメール
 本人確認書類

オンライン契約は書面契約よりも提出種類が少ないです。しかし、書面契約の場合と同じように請求書の提出のみで利用することはできません。売掛債権の存在・金額・入金期日・売掛先の信用力を証明するために通帳のコピーや売掛先の担当者とのメールのやり取りなどを提出する必要があります。

書面契約をおすすめするシーン

書面契約における申込から資金調達完了までの流れ、オンライン契約における申込から資金調達完了までの流れを解説しました。

それぞれの違いを把握した上で、書面契約をおすすめするシーン、オンライン契約をおすすめするシーンを紹介します。

書面契約をおすすめするシーンは以下の通りです。

 契約の流れ、提出書類、資金繰りなどについて質問や相談がある
 審査通過率を上げたい
 売掛金回収業務をファクタリング事業者におまかせしたい
 パソコンやスマホを使った作業が苦手

契約の流れ、提出書類、資金繰りなどについて質問や相談がある

ファクタリグでの資金調達が初めてという方の中には契約の流れ、提出書類、資金繰りになどについて質問や相談をしたいという方がいらっしゃいます。

書面契約を選択すれば、ファクタリング事業者の担当者と顔を合わせる機会があるので、担当者に直接質問や相談をすることが可能です。

審査通過率を上げたい

書面契約を選んだ場合、提出書類の数がオンライン契約の場合よりも増えるのが一般的です。

提出書類が少ないオンライン契約の場合、審査に使える材料が少ないのでどうしても審査が厳しくなる傾向があります。一方で、提出書類が多ければ審査に使える材料が増え、売掛金未回収のリスクについてより精密に判断できるので審査通過率が高くなります。

こうした理由から、審査落ちが心配というケースでは書面契約によるファクタリグをおすすめします。

売掛金回収業務をファクタリング事業者におまかせしたい

ファクタリングのオンライン契約では2社間方式が主流です。一方で書面契約のファクタリングなら3社間方式が選択できます。

3社間方式は資金調達完了後、ファクタリング事業者が売掛先から直接売掛金を回収するのが流れの1つです。

売掛金回収業務をファクタリング事業者におまかせしたいというニーズがあれば、書面契約での3社間方式を選んでください。

パソコンやスマホを使った作業が苦手

パソコンやスマホでの入力、書類のアップロードといった作業が苦手な方は書面契約がおすすめです。

オンラインファクタリングの場合、ファクタリング事業者が指定するファイル形式で提出書類をアップロードします。さらに、契約はオンライン契約システムを介しておこなわれるので、これについてもパソコンでスマホでの作業に慣れていなければ難しいと感じるでしょう。

したがって、パソコンやスマホでの作業が苦手という方には、書面契約でのファクタリングの方が利用しやすいです。

オンライン契約をおすすめするケース

次のケースでは書面契約よりもオンライン契約でのファクタリングをおすすめします。

 資金調達を急いでいる
 ファクタリングにかかるコストを削減したい
 自社の近くに対面式で契約できるファクタリング事業者がない
 乗り換え先を探している

今日明日中に資金調達したい

「取引先の決済日が数日後に迫っているが支払いに充てる資金が不足しているので今日明日中に資金調達したい」というケースがあります。こうしたケースではオンライン契約のファクタリングがおすすめです。

オンライン契約ができるファクタリングでは、提出書類が少ない、申込んだ日に審査・入金をしてくれる事業者がいくつもあります。

そうしたファクタリング事業者を選べば今日明日中の資金調達が可能です。

ファクタリングにかかるコストを削減したい

ファクタリングにかかるコストを削減したいケースではオンライン契約ができるファクタリングがおすすめです。

書面契約の場合、収入印紙代がかかります。契約書を郵送でやり取りする場合郵便代もかかるでしょう。さらに、ファクタリング事業者の担当者に自社に来てもらい対面で契約する場合、事業者によっては交通費や出張費を別途請求されることがあります。

オンライン契約なら収入印紙代・郵便代・交通費・出張費のコストカットが可能です。

自社の近くに対面式で契約できるファクタリング事業者がない

オンライン契約ができるファクタリング事業者の多くが、サービス対応エリアを日本全国としています。

したがって自社が地方にあり近くに対面式で契約できるファクタリング事業者がないという方も利用可能です。

乗り換え先を探している

現在利用しているファクタリング事業者のサービスに不満があり乗り換え先を探しているというケースでは、オンライン契約でのファクタリングが使えます。

提出書類が少なくオンラインで申込できるので、買取金額や手数料を調査するための見積もりが簡単にできるからです。

複数のオンラインファクタリング事業者から見積もりを取り、その中から納得できる買取金額や手数料を提示してくれた事業者に乗り換えることができます。

ファクタリングの書面・オンライン契約における流れのまとめ

ファクタリングの契約は書面契約・オンライン契約の選択が可能です。書面契約とオンライン契約では基本的に提出書類、申込から資金調達完了までの流れなどが違います。

ファクタリングでの資金調達を検討している方は、申込から資金調達完了までの流れ、売掛金回収業務の有無などを確認し、自社のニーズに応じた契約方法を選択してください。

書面・オンライン契約のいずれを選んだとしても、ファクタリングで資金調達できるなら資金調達手段を1つ増やすことができ、資金繰りの悩みを解決することが可能です。