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大手ファクタリング会社の適切な選び方6選!メリットや注意点も解説

ファクタリング会社を選ぶ際、できるだけ大手と契約を結びたいと考える事業者は多いです。
大手ファクタリング会社なら安全性が高く、トラブルに巻き込まれずに資金調達ができそうですね。

ただ、大手ファクタリング会社と契約するといっても、どのような選び方をすればよいのか分からない事業者もいます。
そこで、この記事では大手ファクタリング会社の選び方について解説してきます。
さらにメリットや注意点も紹介するので、大手ファクタリング会社と契約したい事業者はぜひ参考にしてください。

大手ファクタリング会社の3つの種類

大手ファクタリング会社は下記の3つの種類に分けられます。

1. 独立系ファクタリング会社
2. 銀行系ファクタリング会社
3. ノンバンク系ファクタリング会社

大手ファクタリング会社について知るためにも、種類ごとの違いを把握しておきましょう。

1.独立系ファクタリング会社

独立系ファクタリング会社は「独立」とあるように、どこの銀行や証券会社などにも属していません。
独立した状態でファクタリングをおこなっています。

独立系ファクタリング会社は事業規模が小さいため、一般的に大手とはいえません。
しかし事業規模が小さい分、ファクタリングの利用者に合わせた柔軟な対応を得意としています。
さらに審査通過率が高いため、多くの事業者が利用できる可能性があります。

一方で手数料が割高であるケースが多く、コストがかかる点に注意が必要です。

2.銀行系ファクタリング会社

銀行系ファクタリング会社はメガバンクや都市銀行のグループ会社がファクタリングをおこなっています。
そのため、社会的信用度が高く安心感があります。

また、銀行系ファクタリング会社の多くは3社間ファクタリングを採用しており、手数料が安いことも特徴です。
コストをおさえて資金調達をしたい事業者にとっては魅力的でしょう。

ただし、銀行系ファクタリング会社の審査は厳しめです。
さらに資金調達には時間がかかる点も考慮しておく必要があります。

3.ノンバンク系ファクタリング会社

ノンバンク系ファクタリング会社は預金の取り扱いがない金融機関が運営しています。
たとえば、クレジットカード会社や消費者金融会社などがノンバンク系に分類されます。

ノンバンク系ファクタリング会社では、銀行系ファクタリング会社よりも手数料が安く設定されているケースが多いですが、独立系ファクタリング会社ほどではありません。
さらに1週間程度で資金調達ができる点もメリットといえるでしょう。

以上の特徴から、ノンバンク系ファクタリング会社は独立系ファクタリング会社と銀行系ファクタリング会社の中間に位置しているといえます。

大手ファクタリング会社の適切な選び方6選

大手ファクタリング会社の特徴が分かったところで、適切な選び方を6つ紹介していきます。
大手ファクタリング会社を選ぶ際は、下記の6つのポイントを意識するとよいでしょう。

1. 取引方法
2. 手数料
3. 売掛債権を現金化できるまでの日数
4. 買取限度額
5. ファクタリング会社の資本力
6. 償還請求権の有無

1.取引方法

ファクタリングには2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの2種類の取引方法があります。

2社間ファクタリングはファクタリングの利用者とファクタリング会社の2社間で取引をおこないます。
売掛先にファクタリングを利用する承諾を得る必要がないため、スピーディな資金調達が可能です。
また、利用するファクタリング会社によっては最短即日で入金できるケースもあり、早急に資金を用意したい事業者におすすめの取引方法です。

一方の3社間ファクタリングはファクタリングの利用者とファクタリング会社、さらに売掛先の3社間で取引をおこないます。
契約に売掛先を含めることで、ファクタリング会社は売掛金の未回収リスクを下げられます。
そのため、2社間ファクタリングよりも手数料を安く設定しているケースが多いです。

銀行系ファクタリング会社の取引方法は3社間ファクタリングが多いです。
2社間ファクタリングの利用を希望しているのであれば、独立系ファクタリング会社かノンバンク系ファクタリング会社を選択するとよいでしょう。

2.手数料

ファクタリングを利用する際に発生する手数料は、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングで異なります。
2社間ファクタリングの手数料は10%から20%、3社間ファクタリングでは2%から10%が一般的な相場です。

大手ファクタリング会社はおもに3社間ファクタリングで取引すると説明しましたが、上記の手数料よりもさらに安く利用できるケースも考えられます。
また手数料は利用するファクタリングサービスのほかに、売掛先の信用度や支払期日の長さなど、さまざまな要因によって変動します。

複数の大手ファクタリング会社に見積もりを依頼して、手数料を比較するとよいでしょう。

3.売掛債権を現金化できるまでの日数

ファクタリング会社によって、売掛債権を現金化するまでの日数にも違いがあります。

大手ファクタリング会社による3社間ファクタリングの取引だと、売掛先にファクタリングを利用する承諾を得る必要があるため、どうしても日数がかかってしまいます。
さらに銀行系ファクタリング会社では入念な審査がおこなわれるので、取引が終了するまでに2週間から3週間ほどかかる可能性がある点にも注意が必要です。

せっかく大手ファクタリングを利用したにも関わらず、必要な期日までに資金が用意できなければ意味がありません。
売掛債権を現金化できるまでの日数を、事前に確認しておくことをおすすめします。

4.買取限度額

ファクタリング会社は買取限度額を設定しているケースが多いです。
原則として、買取限度額外の売掛債権の現金化には対応していません。
「大手のファクタリング会社だから小口債権でも大丈夫だろう」と思い込んでいると、資金調達に失敗する可能性があります。

大手ファクタリング会社では買取上限額を高めに設定しているため、小規模事業者や個人事業主の利用には適していません。
自社の売掛債権額に合った大手ファクタリング会社を選ぶようにしましょう。

5.ファクタリング会社の資本力

ファクタリング会社の資本力があれば大口債権の買取が可能です。
また、安定した運営がおこなわれていると判断できます。

ファクタリング会社の資本力を確認するには、ファクタリングサービスの公式サイトにある「会社概要」をチェックしてください。
なお、運営会社の資本金が公開されていないこともあります。

6.償還請求権の有無

償還請求権とは売掛金が売掛先から回収できない場合、ファクタリング会社がファクタリングの利用者に未回収分の金額を直接請求する権利のことです。

大手ファクタリング会社をはじめ、ファクタリングでは基本的に償還請求権がない契約を結びます。
しかし、償還請求権がある契約では違法業者である可能性があります。

大手ファクタリング会社との取引を希望している事業者は、償還請求権のない契約を締結すると安心です。

大手ファクタリング会社を利用するメリット3選

大手ファクタリング会社には下記の3つのメリットがあります。

1. 信用度が高い
2. 手数料が安い傾向がある
3. 大口債権に対応している

それぞれのメリットについて一つずつ解説していきます。

1.信用度が高い

大手ファクタリング会社の大きなメリットとしては、信用度の高さがあげられます。

大手ファクタリング会社は経営が安定しており、規模の小さなファクタリング会社よりも倒産のリスクは少ないです。
さらにこれまで培ってきた実績があるため、安心して取引ができるでしょう。

2.手数料が安い傾向がある

大手ファクタリング会社では3社間ファクタリングで契約するケースが多いです。
3社間ファクタリングは2社間ファクタリングよりも手数料を安くおさえながら資金調達できるメリットがあります。
また資本力がある大手ファクタリング会社では、事業規模の小さなファクタリングサービスよりも安い手数料で資金調達ができるケースも珍しくありません。

手数料をおさえたファクタリングを利用したい事業者にとって、大手ファクタリング会社との取引は魅力的にうつるでしょう。
ただし、手数料が安ければよいわけではありません。
そのほかの契約条件も加味したうえで、判断することをおすすめします。

3.大口債権に対応している

大手ファクタリング会社は資本力があるため、大口債権の買取に対応しています。
買取上限額は利用する大手ファクタリング会社によって異なるものの、数億円の売掛債権の買取も可能です。

独立系ファクタリング会社で断られた売掛債権の買取でも、大手ファクタリング会社なら対応してくれるかもしれません。

大手ファクタリング会社を利用する際の注意点3選

大手ファクタリング会社を利用する際の注意点はこちらの3つです。

1. 審査が厳しい
2. 小口債権には適していない
3. 入金されるまで時間がかかる

大手ファクタリング会社の注意点も知ったうえで、利用するかどうかを検討するとよいでしょう。

1.審査が厳しい

大手ファクタリング会社は総じて審査が厳しい傾向があります。
売掛先の信用度によっては資金調達を断られてしまうことが考えられます。

2.小口債権には適していない

大手ファクタリング会社は大口債権の買取ができることはメリットですが、小口債権には対応していないケースが多いです。
小口債権の現金化を希望している事業者は、独立系ファクタリング会社が適しています。

3.入金されるまで時間がかかる

大手ファクタリング会社は3社間ファクタリングでの取引が多いと説明しました。
3社間ファクタリングは申込をしてから入金までに時間がかかります。
2社間ファクタリングの特徴であるスピーディな取引は期待できません。

資金調達の緊急度を考慮して、大手ファクタリング会社に依頼するかどうかを決めましょう。

大手のファクタリングに関するまとめ

大手ファクタリング会社を選ぶ際は、取引方法や売掛債権を現金化できるまでの日数などをチェックするとよいでしょう。
大手ファクタリング会社には信用度が高い、手数料が安い傾向があるなどのメリットがあります。
しかし、審査が厳しく小口債権には適していないケースが多い点には注意が必要です。

この記事で紹介した選び方を参考にして、大手ファクタリング会社と契約してみてはいかがでしょうか。