イージーファクターファクタリングサービス

お気軽にお問い合わせください。

フリーダイヤル 0120-224-012

【 受付時間 平日9:00~19:00 】

海外ビジネスのリスク回避には国際ファクタリングがおすすめ!仕組みやメリットについて解説

海外企業と取引をする際、商品代金を回収できるか不安に感じている事業者は多くいます。
そこで、海外ビジネスをおこなう事業者におすすめしたいのが国際ファクタリングです。

国際ファクタリングは海外企業と取引をする場面で利用できるファクタリングです。
しかし、日本国内の一般的なファクタリングとは仕組みが異なるため、特徴を理解してから利用することをおすすめします。

この記事では国際ファクタリングの仕組みやメリット、デメリットについて解説していきます。
海外企業とビジネスをおこなう事業者は、ぜひ参考にしてください。

国際ファクタリングとは

まずは国際ファクタリングについて理解を深めていきましょう。
下記の内容について深掘りしていきます。

1. 国際ファクタリングの仕組み
2. 国際ファクタリングの流れ

1.国際ファクタリングの仕組み

国際ファクタリングとは、海外企業に輸出した際の商品代金を確実に回収するため、日本国内のファクタリング会社に保証してもらうサービスのことです。

海外企業と取引をする場合、商品代金を回収できるかどうかは分からない部分があります。
このように不確定要素がある状態で取引を進めるのはリスクが大きく、不安に感じる事業者は多いでしょう。

この不確定要素を払しょくするサービスが国際ファクタリングです。
ファクタリング会社による支払保証を受けることで、安心して海外企業と取引ができます。

ちなみに日本国内の一般的なファクタリングは、自社の売掛債権をファクタリング会社に買い取ってもらい、支払期日前に現金化するサービスのことです。
このファクタリングは日本国内の事業者が利用できるサービスであり、海外企業との取引では利用できません。

2.国際ファクタリングの流れ

国際ファクタリングの流れはこちらです。

1. 自社(日本国内企業)と海外企業の間で売買契約を締結する
2. 海外企業から国際ファクタリング利用の承諾を得る
3. 自社が日本国内のファクタリング会社に国際ファクタリングの利用申込をする
4. 日本国内のファクタリング会社は、海外のファクタリング会社に対して海外企業の信用調査を依頼する
5. 信用調査の結果、問題がなければ日本国内のファクタリング会社から自社にその旨が伝えられる
6. 自社と海外企業、日本国内のファクタリング会社、海外のファクタリング会社の4社間でファクタリング契約を結ぶ
7. 自社は海外企業へ商品を輸出する
8. 輸出したのち、日本国内のファクタリング会社にB/L(出荷証明書)を提出する
9. 海外企業が海外のファクタリング会社に商品代金を支払う
10. 海外のファクタリング会社が日本国内のファクタリング会社に商品代金を支払う
11. 日本国内のファクタリング会社が自社に商品代金を支払う

日本国内の一般的なファクタリングと比較すると、より多くのステップをふむ必要があります。
また、ファクタリング契約は4社間と大がかりなものです。

しかし、海外企業の信用調査を海外のファクタリング会社に依頼することで、正確な情報が手に入ります。
さらに日本国内のファクタリング会社と海外のファクタリング会社の提携により、商品代金の回収がより確実なものとなるのです。

国際ファクタリングを利用するメリット3選

国際ファクタリングには下記の3つのメリットがあります。

1. 商品代金を確実に回収できる
2. 信用度の高い企業と取引ができる
3. 手間や時間をかけずに利用できる

どのようなメリットがあるのかを一つずつ解説していきます。

1.商品代金を確実に回収できる

国際ファクタリングの最大のメリットは、商品代金(売掛債権)を確実に回収できることです。

海外企業によっては信用度が分からず、取引に不安を感じることがあるかもしれません。
もし海外企業が倒産してしまった場合、商品代金の回収がむずかしくなるでしょう。

しかし、国際ファクタリングを利用すれば商品代金の支払いを保証してもらえます。
国際ファクタリングを利用することで、安心して海外企業と取引ができるでしょう。

2.信用度の高い企業と取引ができる

信用度の高い企業と取引することは重要です。
しかし海外企業の信用調査を自社でおこなう場合、手間と時間がかかります。
さらに、海外企業の正確な信用情報を入手できるとは限りません。

国際ファクタリングを利用すれば、海外のファクタリング会社が信用調査をおこないます。
信用調査の結果、問題がなければ契約に進められるためリスクの低い取引が可能です。

また、海外企業の信用調査をアウトソーシングができる点もメリットだといえるでしょう。

3.手間や時間をかけずに利用できる

これまでは海外企業と取引をする場合、L/Cを利用する方法が一般的でした。
L/Cは手数料を低くおさえられるメリットがありますが、発行するのには手間がかかります。
さらに必要書類の提出も求められるため、不備があればより時間がかかってしまいます。

国際ファクタリングではL/Cの発行は必要ありません。
L/Cの発行手続に必要な手間や時間をかけずに利用できる点がメリットです。

国際ファクタリングを利用するデメリット3選

国際ファクタリングには国内の輸出企業にとって、多くのメリットがあります。
しかし、デメリットもあるのでこの機会に把握しておきましょう。

1. L/Cよりも手数料が高い
2. 取引先の承諾が必要
3. 国際ファクタリングを取り扱っているファクタリング会社が少ない

国際ファクタリングを利用するデメリットについて、一つずつ見ていきます。

1.L/Cよりも手数料が高い

国際ファクタリングはL/Cよりも手数料が高いです。

L/Cでは電信料として1万円、保証料として年間で0.5%から2.0%程度かかります。
一方の国際ファクタリングは信用調査費用として1万円から3万円、保証料として1か月で0.7%から2.0%程度必要です。

費用をおさえたい事業者は、L/Cの利用を検討した方がよいかもしれません。

2.取引先の承諾が必要

国際ファクタリングを利用するには、海外企業の承諾が必要です。
海外企業によっては、国際ファクタリングの利用を断るケースが考えられます。

しかし、ファクタリングは日本国内よりも海外の方が知られています。
海外企業が国際ファクタリングの利用に難色を示すことは少ないでしょう。

3.国際ファクタリングを取り扱っているファクタリング会社が少ない

国際ファクタリングを利用したくても、取り扱っているファクタリング会社が少ない点がデメリットです。

国際ファクタリングは海外のファクタリング会社とやり取りをするため、ごく一部のファクタリング会社に限られます。
一般的なファクタリングのように、複数社を比較して決めることはむずかしいでしょう。

国際ファクタリングの利用をおすすめする企業の特徴3選

国際ファクタリングを利用する際は、メリットとデメリットを比較してから判断するとよいでしょう。
それでも判断ができない場合は、自社が下記の特徴に該当しているかどうかを確認しましょう。

1. L/Cの開設がむずかしい
2. 取引先の信用調査ができない
3. はじめて海外に進出する

もし該当しているようであれば、国際ファクタリングの利用をおすすめします。

1.L/Cの開設がむずかしい

L/Cの開設は自社の信用度が重要です。
信用度が低ければ審査に落ちてしまうことが考えられます。

国際ファクタリングでも審査がおこなわれますが、L/Cよりも利用条件が厳しくないといわれています。
L/Cの審査に落ちてしまった事業者は、国際ファクタリングを検討してみてはいかがでしょうか。

2.取引先の信用調査ができない

海外企業と取引をする前には信用調査をおこないます。
しかし、海外企業の信用調査は言語の壁や日本国内とのルールの違いが存在するため、一筋縄ではいきません。
たとえ信用調査ができたとしても、信頼できる調査結果が得られなければ意味がないでしょう。

国際ファクタリングでは、日本国内のファクタリング会社が海外のファクタリング会社に信用調査を依頼します。
海外のファクタリング会社は適切な信用調査を実施できるので、信頼できる調査結果が得られるのです。

3.はじめて海外に進出する

日本国内だけでビジネスをおこなっている企業は、海外企業との取引におけるノウハウや経験が乏しいケースが多いです。
そのような状態で海外に進出すると、幾多の困難に見舞われることが予想されます。

そこで国際ファクタリングを利用すれば、商品代金を確実に回収できます。
リスクをおさえて海外ビジネスができるため、はじめて海外に進出する事業者は国際ファクタリングの利用を検討するとよいでしょう。

海外ビジネスのリスク回避方法である国際ファクタリングに関するまとめ

海外でビジネスをおこなうのはリスクが高いです。
しかし、国際ファクタリングを利用すれば商品代金を確実に回収できるので、リスクをおさえつつビジネスができるでしょう。

さらに国際ファクタリングには信用度の高い企業と取引ができる、手間や時間をかけずに利用できるなどのメリットがあります。
一方でL/Cよりも手数料が高く、取引先の承諾が必要な点には注意しましょう。

もし自社がL/Cの開設がむずかしい、取引先の信用調査ができないなどの特徴に当てはまるのであれば、国際ファクタリングの利用をおすすめします。
海外ビジネスのリスクを回避して事業を円滑に進めるためにも、国際ファクタリングを適切に利用してみてはいかがでしょうか。