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ファクタリングの審査に通らないのはなぜ?通らない理由や審査に落ちないコツを解説

ファクタリングの審査は、融資と比較して通りやすいといわれています。必要書類も少なく、信用情報の照会も行われません。しかし、100%通るわけではないため、申し込んだのに利用できないケースもあります。では、通らない要因としてどのようなことが考えられるのでしょう。審査に通るためには、通りやすい工夫をして挑む必要があります。本記事では、ファクタリング審査に通らない理由や、審査に落ちないコツについて解説します。

ファクタリング審査に通らない理由

ファクタリングの審査に通らない理由は、次の通りです。

●経営状況が悪い
●金融事故や税金滞納
●売掛先が個人事業主
●不良債権の疑い
●利用者の人柄
●継続した取引がない

では、それぞれの理由について詳しく見てみましょう。

経営状況が悪い

通らない理由は、売掛先の経営状況が悪いことがあげられます。ファクタリングでは、利用者よりも売掛先の経営状況が重視されるからです。

売掛先が倒産し、売掛金が未回収となった場合、そのリスクを負うのは業者です。売掛先が経営不振で、倒産するのではなどと噂されている場合、通らない可能性が高いでしょう。

金融事故や税金滞納

売掛先が金融事故や税金の滞納をしているのも、通らない理由となります。経営状況に問題がなくても、過去の履歴により、審査に不利になることがあるのです。

銀行など金融機関への返済が遅れた、返済しなかったなどの経歴があると、信用情報に傷がついてしまいます。売掛先の信用力が低くなり、支払能力がないと判断され、審査に通りにくくなるのです。

売掛先が個人事業主

売掛先が個人事業主の場合、審査に不利になることがあります。個人事業主は、法人と比較すると事業規模が小さく、支払能力が低いと判断されがちです。

法人として事業を行っている場合、それだけである程度の信用力は得られますが、個人事業主は事業が好調であっても、支払能力が低いと見積もられてしまいます。そのため、審査落ちする可能性は高くなるでしょう。

不良債権や二重譲渡の疑い

不良債権や二重譲渡の疑いがある場合も、落とされてしまいます。不良債権は回収不能な債権で、財産的価値を失っています。利用者の中には、不良債権とわかりつつファクタリングに使う企業もあるため、業者は常に目を光らせているのです。

二重譲渡は、1つの債権を複数の業者に譲渡する行為で、詐欺罪などの罪に問われます。複数のファクタリング業者を利用していると、気づかないうちに二重譲渡しているケースもあるので注意が必要です。審査に通らないだけでなく、利用者の信用を落としてしまいます。

利用者の人柄

利用者の人柄に問題があることも、通らない理由と考えられます。ファクタリングの審査では、売掛先の信用力が最も重視されます。だからといって、利用者が審査対象から外れるわけではありません。

書類の提出が遅れる、質問されたことに明確に答えないなど、不誠実な対応は、トラブルを懸念して敬遠されてしまいます。質問にはしっかり答える、書類提出の期日を守るなど、誠実な対応をすることが大切です。

継続した取引がない

通らない理由として、継続した取引のないことがあげられます。突発的な取引は、利用者と売掛先が結託し、架空債権でファクタリングを利用しようとしていると疑われるからです。継続して取引しているほど、信頼性が高いと見なされます。

ファクタリング審査に落ちないためのコツ

ファクタリング審査に落ちないためのコツは、次の通りです。

●信用度の高い売掛債権
●入金サイトが短い売掛債権
●売上とのバランスが取れた売掛債権
●譲渡禁止特約なしの売掛債権
●架空債権でないことを示す
●真摯な対応

では、それぞれのコツについて詳しく解説しましょう。

信用度の高い売掛債権

信用度の高い売掛債権を使うことが、審査落ちしないコツです。信用度が高いのは、大手企業や公共事業など、未回収リスクが少ない売掛債権を指します。業者は安心して売掛債権を買取れるため、審査に通る可能性が高くなります。反対に、零細企業の売掛債権は、信用度が低く、審査落ちする可能性が高いでしょう。

入金サイトが短い売掛債権

入金サイトが短い売掛債権を使うのも、審査落ちしないコツです。入金サイトが長いと、入金日までの間に売掛先の経営状況が悪化し、倒産するリスクがあります。業者は、貸し倒れになるリスクが高くなるのです。入金サイトが短いと、入金日までに売掛先が倒産するリスクも低くなります。入金期日まで長くても60日以内の売掛債権を使いましょう。

売上とのバランスが取れた売掛債権

審査に落ちないためのコツは、売上に見合った売掛債権を使うことです。売上とのバランスが悪いと、偽造した債権と疑われてしまいます。月売上が500万円であるのに、3,000万円の売掛債権を使うのは、調和が取れていません。売上額から大きく逸脱しない金額の売掛債権を使ってください。

譲渡禁止特約なしの売掛債権

審査に落ちないためのコツは、譲渡禁止特約なしの売掛債権を使うことです。民法の改正により、譲渡禁止特約付きの売掛債権を使っても、法的に問題はありません。しかし、売掛先がわざわざ譲渡禁止と指定しているのであれば、それ以外の売掛債権を使用するのが賢明です。審査に通る確率が高くなるうえ、売掛先との間にしこりが残るリスクも防げます。

架空債権でないことを示す

審査に落ちないためのコツは、架空債権でないと示すことです。架空債権でないと証明するには、次の書類を用意しましょう。

●売掛先との基本契約書
●売掛先からの入金が確認できる通帳
●個別契約書
●請求書
●見積書
●受注書
●納品書

新規の売掛先の売掛債権は、とくに架空債権を疑われることが多いため、これらの書類を提出することが重要になります。複数の書類を提出することで、信用度を上げられるでしょう。

真摯な対応

審査に落ちないためのコツは、真摯な対応です。ファクタリングでは対面での面談が行われることもあり、その際の対応が悪いと落とされることもあります。丁寧に受け答えするのはもちろん、服装などにも気を付ける必要があります。人柄が重視される理由は、売掛債権という目に見えない資産を扱うからです。売掛債権の信用度とともに、利用者が信頼できる人柄であることも重視されます。

審査で求められる書類

ファクタリング審査で求められる書類は、次の通りです。

●登記簿謄本
●身分証明書
●確定申告書(個人事業主)
●通帳
●売掛金を証明する資料
●事業を証明する資料
●税金や保険関連の資料

登記簿謄本

求められる書類は、登記簿謄本です。法務局が管理している帳簿で、会社が実際に存在することを証明します。登記簿謄本は、法務局の窓口のほか、郵送やオンラインで請求できます。

身分証明書

身分証明書も、ファクタリング審査で求められる書類です。身分証明書として使えるものは、次の通りです。

●マイナンバーカード
●免許証
●パスポート

確定申告書(個人事業主)

個人事業主の場合は、確定申告書も必要な場合があります。通常、業務確認のために、過去3期分の確定申告書が必要です。

通帳

求められる書類は、通帳です。売掛先との取引歴や、二重譲渡の可能性を見極めるために必要です。通常、通帳そのものではなく、通帳記録のコピーを提出します。

売掛金を証明する資料

売掛金を証明する資料も、金額や支払期日などをチェックするために求められます。売掛金を証明する資料は、次の通りです。

●契約書
●請求書
●発注書
●納品書  

請求書や納品書がない場合、基本契約書で代替できます。また、求められる資料は、ファクタリング業者によって異なります。

事業を証明する資料

利用者の事業を証明する資料も必要です。証明する資料としては、次の3つがあげられます。

●ホームページ
●パンフレット
●名刺

税金や保険関連の資料

税金や保険関連の資料も、滞納がないと証明するために必要です。税金や保険関連の資料は、次の通りです。

●納税証明書
●保険料の支払証明書

審査落ちを避けるファクタリング会社選びのコツ

審査落ちを避けるファクタリング会社選びのコツは、次の通りです。

●独立系のファクタリング業者から選ぶ
●複数社に申し込む

では、それぞれのコツについて見てみましょう。

独立系のファクタリング業者から選ぶ

審査落ちを避けるには、独立系のファクタリング業者から選びましょう。独立系とは、銀行などの金融機関によって運営されている業者ではなく、ファクタリング業務に特化している業者です。銀行系は、知名度も高く安心して利用できますが、審査の厳しい傾向があります。零細企業や中小企業が利用する際、審査に落ちるリスクが高いのです。

独立系は、知名度などは銀行系よりも劣りますが、個人事業主や中小企業などを対象とした業務を行っています。少額の債権にも対応できるなど、利用しやすいのが特徴です。審査も銀行系よりも緩い傾向があるため、審査に通りやすいでしょう。

複数社に申し込む

審査落ちを避けるコツは、複数社に申し込むことです。1つの業者だけでは、売掛金の買取相場もわかりません。複数の業者に申し込むことで、売掛金の買取相場もわかり、その中から条件が良い業者を選べます。

基本的に、ファクタリングの申し込みに必要な書類は同じであるため、複数に申し込むのもそれほど手間はかかりません。1つの業者の審査に落ちても、別の業者の審査に通る可能性があります。3社以上に申し込むのが良いでしょう。

ファクタリングが通らないことについてのまとめ

ファクタリングが通らない理由として、売掛先の信用力が低いことがあげられます。複数の売掛債権がある場合は、信用力の高い売掛先の売掛債権を選ぶことで、審査に通る確率が高くなるでしょう。

また、売掛債権の信用力を高めるために、書類を用意することも必要です。売掛債権の信用力に自信がない場合、独立系の業者を利用したり、複数社に申し込んだりすることで、審査に通りやすくなります。