イージーファクターファクタリングサービス

お気軽にお問い合わせください。

フリーダイヤル 0120-224-012

【 受付時間 平日9:00~19:00 】

ファクタリング手数料の契約タイプごとの相場はどれくらい?―他の資金調達方法との手数料相場を比較

資金調達手段を選ぶ際に重要なポイントの1つになるのが手数料コストです。ファクタリングでの資金調達を考えている経営者の中には、ファクタリング手数料の相場を知りたい、他の資金調達手段の相場と比較した情報が欲しいという方がおられます。

そこでこのコンテンツ記事では、ファクタリング手数料やその相場について以下の点を解説します。

ファクタリング手数料の内訳
契約タイプごとのファクタリング手数料の相場
他の資金調達手段の手数料相場
手数料相場が高くてもファクタリングを資金調達手段の1つに推薦する理由

ファクタリング手数料の内訳

ファクタリングとは、会社が保有する売掛債権をファクタリング事業者に売却し、資金調達する方法です。ファクタリング事業者は事業としてこのサービスを提供しており、資金調達サービス提供には事務、審査、契約、入金、売掛金回収など多岐にわたる作業が必要になります。

そのため、ファクタリング事業者は資金調達サービスを提供するにあたり、自社の事業継続や儲けに必要なお金を集めるために、利用者から手数料を受け取るわけです。

一般的にはファクタリング手数料には次のものが含まれます。

買取手数料
印紙代
振込手数料
ファクタリング事業者が契約のために申込者のオフィスなどを訪れた際の交通費
ファクタリング事業者の儲け

基本的にはこれ以外の内容や項目が手数料に加えられることはありません。したがって、見積もり費用・着手金・審査料・契約手数料・システム利用料など通常のファクタリングでは請求されない名目や内容が手数料に含まれているなら、その事業者は悪徳業者の可能性があるので注意が必要です。

ファクタリング手数料の相場

ファクタリング手数料は契約タイプにより違いがあります。相場は以下の通りです。

2社間ファクタリング:買取金額の8%~18%
3社間ファクタリング:買取金額の2%~9%

3社間ファクタリングと2社間ファクタリングの相場を比較するとわかるように、3社間ファクタリングの方が手数料設定が低いです。

3社間ファクタリングの手数料相場が2社間ファクタリングの手数料相場より低い理由

3社間ファクタリングの手数料相場が2社間ファクタリングの手数料相場より低いのは次の2つの理由に因ります。

3社間ファクタリングは売掛先が債権譲渡と売掛金の支払先の変更に同意する
2社間ファクタリングは利用者が売掛金を回収し、それをファクタリング事業者へ引き渡す

3社間ファクタリングは売掛先が債権譲渡と売掛金の支払先の変更に同意する

3社間ファクタリングでは手続きの1つとして、売掛先へ債権譲渡通知書と承諾書を送付します。債権譲渡通知とは「弊社は御社を債務者とする売掛債権をファクタリング事業者へ売却しました。したがって、売却した売掛債権にまつわる売掛金は弊社ではなく、ファクタリング事業者へお支払いください」という通知です。

債権譲渡通知書を受け取った売掛先はそれに同意する旨を承諾書に記載し、その承諾書をファクタリング事業者へ返信します。売掛先が承諾したことを確認してから、ファクタリング事業者は利用者へ売掛債権の買取代金を支払います。

3社間ファクタリングでは、売掛先が売掛債権の譲渡と売掛金の入金先の変更に同意することが前提なので、ファクタリング事業者から見れば、3社間ファクタリングは2社間ファクタリングより売掛金未回収のリスクが低い取引とみなせます。

3社間ファクタリングは2社間ファクタリングよりリスク負担が少ない分、手数料を下げてサービスを提供できます。これが3社間ファクタリングの手数料相場が2社間ファクタリングより低い理由です。

2社間ファクタリングは利用者が売掛金を回収し、それをファクタリング事業者へ引き渡す

2社間ファクタリングは、売掛先への債権譲渡通知書の送付、売掛債権譲渡の承諾なしで手続きが進みます。債権譲渡通知と売掛先の同意を必要としない分、ファクタリング事業者は利用者と売掛金回収のための業務委託契約を結び、利用者に回収を委託します。

利用者は資金調達後に売掛先から売掛金を回収し、それをファクタリング事業者へ引き渡すわけです。

したがって、2社間ファクタリングは売掛先が倒産するなどの理由で売掛金が回収できなくなる、利用者が回収した売掛金を渡さないといった理由で、売掛金未回収となり損害を被るリスクが3社間ファクタリングよりも高くなります。

高いリスクを負うことを踏まえて、ファクタリング事業者は2社間ファクタリングの手数料について、3社間ファクタリングの手数料よりも高く設定しているわけです。

他の資金調達手段の手数料相場

ファクタリングの手数料相場と、他の資金調達手段の手数料相場を比較してみました。

2社間ファクタリング:8%~18%
3社間ファクタリング:2%~9%
日本政策金融公庫(中小企業向けの融資における基準金利):1.65%~2.35%
銀行融資(メガバンク):1%~3%
銀行融資(地方銀行):1%~4%
ビジネスローン(メガバンク):1%~14%
ビジネスローン(地方銀行):3%~15%
ビジネスローン(ノンバンク):5%~18%
補助金(申請サポートサービスを利用した場合):着手金5万円~10万円、成功報酬として受給額の10%~2
手形割引(メガバンク):2%~3.5%
手形割引(地方銀行):2.5%~4.5%
手形割引(手形割引業者):2.5%~15%
クラウドファンディング:達成額の5%~25%

ファクタリングの手数料相場は、日本政策金融公庫や銀行からの融資、ビジネスローン、手形割引などの手数料相場と比較すると高いです。

とはいえ、ファクタリングを資金調達手段の1つとして確保することをおすすめする理由があります。

ファクタリングを資金調達手段の1つとして確保すべき理由

ファクタリングは手数料相場が他の資金調達手段より高いですが、資金調達手段の1つとして確保することをおすすめします。その理由は以下の通りです。

融資やビジネスローンの審査に落ちた人でも使える可能性が高い
担保なしで申込できる
急いで資金調達しなければならないときの手段になる
売掛金の入金サイトを短縮できる

融資やビジネスローンの審査に落ちた人でも使える可能性が高い

ファクタリングの審査は融資やビジネスローンの審査ほど厳しくありません。したがって、融資やビジネスローンの審査に落ちた経験がある方でも、ファクタリングなら審査通過して資金調達できる可能性が高いです。

融資やビジネスローンの審査は申込者の返済能力・返済計画が審査されます。したがって、申込者が赤字経営や債務超過の状態で返済能力が低く、返済計画に無理があると判断されれば審査に落ちます。

ファクタリングでは申込者の返済能力ではなく、売掛先の売掛金支払い能力が重要な審査ポイントです。こうした理由から、申込者が赤字経営や債務超過の状態だとしても、売掛先の支払い能力に問題がなく売掛金を回収できる見込みがあるなら審査通過できます。

融資やビジネスローンの審査に落ちたので融資以外の資金調達手段を探しているという方は、ファクタリングを資金調達手段の1つにしてください。

担保なしで申込できる

ファクタリングはお金を借りておこなう資金調達手段ではなく、売掛債権という保有資産を売却して行う資金調達手段です。

融資の場合、債務不履行になったときに貸したお金を回収できるように、金融機関は申込者に換金できる価値のある動産・不動産を担保として求めることがあります。

ファクタリングはお金を借りるわけではないので、申込に担保は入りません。毎月の金利負担や返済義務もないです。

したがって、担保になるものがないので融資が使えないという企業や個人事業主は、多少手数料相場が高いとはいえ、ファクタリングを資金調達手段に加えることで、資金不足を回避する手段を増やすことができます。

資金調達を急いでいるときの手段になる

ファクタリングは資金調達を急いでいるときに使える手段になります。この点もファクタリングを資金調達手段の1つに加えることをおすすめする理由です。

ファクタリングとその他の資金調達手段の申込から資金調達完了までの期間を比較しました。

3社間ファクタリング:10日~20日
2社間ファクタリング:最短で即日、通常は2日3日
公的融資(日本政策金融公庫):約1ヶ月
銀行融資(プロパー融資):約1ヶ月
新株の発行:約1ヶ月
社債発行:1ヶ月~2ヶ月
補助金:約1年
手形割引:最短即日、通常は約1週間
クラウドファンディング:資金調達完了までの期間は予測が難しい

ファクタリングは他の資金調達手段と比較すると、申込から資金調達成功までの期間が圧倒的に短いです。2社間ファクタリングなら最短で申込をしたその日に資金調達が達成できます。

利用者の中には、「ファクタリングは手数料が高いとはいえ、支払いに間に合うようお金を工面できた」「資金ショートのピンチをしのぐことができた」と好意的な感想を述べる方も多いです。

売掛金の入金サイトを短縮できる

ファクタリングは手数料相場が他の資金調達手段より高いとはいえ、利用すれば売掛金入金サイトを短縮できます。

売掛金の入金サイトとは、掛取引が終了してから売掛金が入金されるまでの期間です。製造業や建築業、IT業などでは売掛金の入金サイトが長く、売上が発生してから実際に入金されるまで、ある程度の期間待つ必要があるという点が資金不足の原因になっています。

売掛金入金サイトが長いことで生じる問題は以下の通りです。

入金待ちの間に支払い請求がいくつも来て支払いに充てる資金が不足する
入金待ちが長いので手元にある資金が不足し、次の案件受注をしたくても、そのために必要な仕入れや人材や設備の用意に必要な資金が足りなくなる

ファクタリングで資金調達すれば、従来の入金期日より前に資金が手に入ります。つまり売掛金の入金サイトが短縮できるわけです。

売掛金の入金サイトを短縮し、手元にある資金に余裕を持ちたいというニーズがあれば、ファクタリングを活用してください。

ファクタリング手数料の相場についてのまとめ

このコンテンツ記事では3社間ファクタリングと2社間ファクタリングの手数料相場を紹介しました。売掛先への債権譲渡通知と承諾が必要な3社間ファクタリングは、手数料相場が2社間ファクタリングより低いのが特徴でした。

ファクタリング手数料の相場は、融資などの他の資金調達手段の手数料相場と比較すると高いといえます。しかし、ファクタリングは審査が融資審査ほど厳しくない、担保なしでも申込できる、資金調達を急いでいるときに使える手段になるなどの強みがありました。

資金調達手段を増やしたい、売掛金の入金サイトを短縮して資金不足を解消したいという意向があれば、ファクタリングを資金調達手段の1つにしてください。