イージーファクターファクタリングサービス

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ファクタリングとは?仕組みや活用するメリットをわかりやすく解説

「業績不振を理由に、借り入れを断られてしまった」
「経営状態が安定せず、毎月のように借金の返済に追われている」
「売掛金の支払い期日がまだ先なのに、手元資金が不足してきている」

このような方におすすめなのが「ファクタリング」というサービスです。

「ファクタリング」とは、専門の業者に売掛債権を買い取ってもらうことで、支払い期日を待たずに売掛金を資金化できます。ファクタリングサービスはその利便性の高さから、借り入れとは全く別の資金調達方法として近年普及してきました。

しかし、ファクタリングになじみのない事業者が少なくないのも事実です。そこでこの記事では、ファクタリングの仕組み・種類のほか、活用するメリットや注意点についてわかりやすく解説していきます。ファクタリングを活用した資金繰り改善に興味がある方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

ファクタリングの仕組みや種類について分かりやすく解説

まずは、ファクタリングがどのような流れで行われるか押さえましょう。

ファクタリングは、保有している売掛債権を業者に買い取ってもらうことで資金を得るサービスです。通常であれば、売掛金が入金されるまでに1〜2ヶ月程度ほどの期間があいてしまいます。そのため、売上はあるのに手元の資金が不足してしまい、場合によっては黒字倒産に追い込まれる事業者も少なくありません。

そのような場合にファクタリングを活用することで、売掛金の支払い日を待たずに資金を調達することが可能です。そのため、資金繰りの安定を目的としてファクタリングを活用する事業者が増えてきています。

また、ファクタリングは契約方法や事業者の業界などによってさまざまな種類に分類されます。それぞれ紹介していくので、ファクタリングサービスを選ぶ際の参考にしてみてください。

種類

ファクタリングの種類には、以下の5種類があります。

1.買取型ファクタリング

「買取型ファクタリング」は、売掛金を売却することで資金を調達する一般的なファクタリングです。単に「ファクタリング」とだけいう場合は、この「買取型ファクタリング」を指します。

2.保証型ファクタリング

「保証型ファクタリング」は、売掛金の支払いについて業者に保証してもらうサービスです。ファクタリングを行う業者に対して保証金を支払うことで、売掛金が回収できなくなった場合に保証を受けられます。

3.医療ファクタリング

「医療ファクタリング」は、医療機関が申し込めるファクタリングです。病院・クリニックのほか、調剤薬局や介護サービスなどの事業者も「医療ファクタリング」の対象となります。

4.国際ファクタリング

「国際ファクタリング」は、貿易の取り引きにおいて用いられるサービスです。輸入を行う事業者の売掛債権をファクタリング業者が保証する形になります。

5.一括ファクタリング

「一括ファクタリング」は、売掛金を一括で支払う方式です。通常のファクタリングとは異なり、売掛先が主体となって契約を進めるのが特徴で、事務負担を削減できるなどのメリットがあります。

契約形態

ファクタリングの契約形態は、以下の2種類に分類されます。

2者間ファクタリング

「2者間ファクタリング」は、ファクタリング業者と申込者の「2者間」で行う契約です。

2者間ファクタリングの特徴については、以下を参照してください。
• 3者間より資金調達がスムーズにおこなえる
• 手数料が高めに設定されている
• 審査がやや厳しい傾向にある
• 売掛先に知られることなく利用可能

2者間ファクタリングは、売掛先が契約にかかわらないため審査がスムーズに進み、より迅速に資金調達できます。その反面、ファクタリングをおこなう業者が売掛先について十分に把握することができないため、信用リスクが高くなり、手数料の設定や審査がやや厳しい傾向があります。

3者間ファクタリング

「3者間ファクタリング」は、ファクタリング業者と申込者と売掛先の「3者間」で行う契約です。

3者間ファクタリングの特徴については、以下を参照してください。
• 2者間より資金調達に時間がかかりやすい
• 手数料が低めに設定されている
• 比較的審査に通りやすい
• 申し込むには売掛先の承諾が必要

3者間ファクタリングの利用に関しては、売掛先に承諾してもらう必要があります。しかし、売掛先が契約に関与することでファクタリング業者の信用リスクが抑えられるため、手数料や審査の面で2者間ファクタリングよりも有利といえます。

ファクタリングを活用するメリットをわかりやすく紹介

では、ファクタリングによる資金調達にはどのようなメリットがあるのか、具体的に見ていきましょう。

資金調達のスピードが早い

ファクタリングを活用するメリットとして、すぐに資金調達できる点が挙げられます。

ファクタリングの申し込みに必要な書類は比較的少なく、審査がスムーズに行われるため、あまり時間がかかりません。なかには申し込みから入金まで最短即日で対応するサービスもあります。そのため、急に資金を用意しなければいけなくなった場合にも便利です。

経営状態が悪くても申し込める

ファクタリングで主に審査されるのは、申込者ではなく売掛先についてです。そのため、経営不振やブラックリスト状態でもファクタリングを活用できます。

一方で借り入れの場合、赤字が続いていたり支払いを滞納した過去などがあったりすると、利用を断られてしまう可能性が高いです。そのような方にも、ファクタリングによる資金調達をおすすめします。

売掛金が回収できなくなるリスクに備えられる

ファクタリングの利用後に、何らかの理由で売掛先から資金回収できなくなった場合でも、売掛債権の買い戻しを要求されることは原則としてありません。そのため、ファクタリングに申し込めば資金調達しながら売掛金の未回収リスクを対策できます。

売掛先の倒産などを理由に、売掛金が回収できなくなるリスクは絶対にないとは言い切れません。そのような場合でもファクタリングを活用することで、売掛金が回収不能になったときの損失を最小限に抑えられます。

高い資金繰り改善効果が期待できる

借り入れによる資金調達より資金繰り改善の効果が高いことも、ファクタリングを活用するメリットの一つと言えるでしょう。

ファクタリングによって得た売掛金は、他社から借りたものではなく申込者の資産です。そのため、返済する必要がなく利子が膨れ上がる心配もありません。よって、資金繰りを安定させるにはファクタリングの活用が向いています。

オンラインで申し込み可能

最近は、オンラインで手続きが完結するファクタリングサービスも増えてきています。これにより、店舗に行くためのコストや時間を削減することが可能です。また、ファクタリングをおこなう業者が少ない地方の事業者であっても、オンラインであれば気軽に申し込めるでしょう。

日々の業務で忙しくて資金調達に時間をかけられない方も、ぜひオンライン対応のファクタリングサービスを検討してみてください。

ファクタリングにおいて注意すべきポイントをわかりやすく解説

ファクタリングは、借り入れよりもスムーズに資金を調達できて非常に便利です。しかし、利用前に注意しなければいけないポイントを押さえておく必要があります。順番に紹介していくので、これから解説する内容を理解したうえでファクタリングに申し込むようにしましょう。

必ず手数料が発生する

ファクタリングを利用する際は、手数料が発生します。契約形態によって違いがあるので、以下を参考にしてください。

• 2者間ファクタリング:10〜20%ほど
• 3者間ファクタリング:2〜9%ほど

便利だからといってファクタリングを多用してしまうと、手数料がかさんで思うように資金繰りが改善しない可能性があります。繰り返し利用したい場合は、手数料が安い3者間ファクタリングに申し込めないか検討してみましょう。

債権譲渡について登記が必要な場合がある

ファクタリングを契約する際、「債権譲渡登記」を求められるケースがあります。

ファクタリングにおける債権譲渡登記とは、分かりやすく説明すると、売掛債権が譲渡されたことを周知するために法務局に申請する手続きのことです。債権譲渡登記が行われると、2者間ファクタリングであっても売掛先に知られてしまうリスクがあるだけでなく、登記にかかる費用を負担する必要があります。そのため、債権譲渡登記の有無は契約前に確認しておきましょう。

調達できる金額は売掛金額に依存する

ファクタリングは、売掛金を支払い期日前に現金化する取り引きです。そのため、ファクタリングで調達できる資金の上限は売掛債権の金額に依存します。

当たり前かもしれませんが、売掛金額を超える資金は調達できません。借り入れよりも調達できる金額が少なくなる場合があるので注意してください。

売掛先によっては審査に落ちる可能性がある

先ほど説明したとおり、ファクタリングの主な審査対象は売掛先です。そのため、売掛先の支払い能力が十分でないと判断されると、ファクタリングの利用を断られる可能性があります。

例えば、売掛先の経営状態が良くなかったり個人事業主だったりする場合は、ファクタリングを行う業者が負う貸し倒れリスクが高くなります。審査通過率を上げたい場合は、なるべく規模の大きい安定した企業の売掛債権で申し込む必要があるでしょう。

悪質な取り引きを行う業者も存在する

なかには悪質なファクタリングを行う業者も存在するので注意が必要です。ファクタリングを装って実質的に貸金を行う「偽装ファクタリング」など、金融庁でも注意喚起をしています。

例えば、以下のような業者には注意してください。
• 契約内容に貸金を思わせるような事項がある
• 契約書の控えを渡さない
• ホームページなどがなく、会社の経営実態が分からない

このように、不審な点があれば安易に契約しないようにしましょう。

ファクタリングについてわかりやすく解説のまとめ

本記事では、ファクタリングについて詳しく知らない方に向けて、仕組みやメリットなどを分かりやすく解説してきました。

ファクタリングは、支払い期日前の売掛債権を業者に買い取ってもらうことで、迅速かつ低リスクで資金調達ができるサービスです。ファクタリングを有効活用すれば、手元資金のショートが防げて資金繰り改善に役立ちます。

ただし、ファクタリングに関する法整備が十分に整っていないこともあり、悪徳業者も少なからず存在します。金融庁でも注意喚起を行っているため、申し込む前に信頼できるファクタリング業者であるかリサーチしましょう。

今回紹介した内容を参考に、ファクタリングの活用を検討してみてください。