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自社・売掛先が赤字決算でファクタリングは使える!?赤字決算でもファクタリングが使えるケースを紹介

ファクタリングは資金調達手段のひとつとして広く認知されるようになりました。ファクタリングで資金調達を考えている方の中には、自社もしくは売掛先が赤字決算の状態でも審査に通過できるのかどうか知りたいという方がいらっしゃいます。

赤字決算の会社でもファクタリングが使えるなら、それで資金繰りの悩みを解消し業績を赤字から黒字へと転換することができるでしょう。

本稿ではファクタリングと赤字決算について次の点を取り上げます。

 そもそも赤字決算とは何か
 自社が赤字決算のときにファクタリングの審査に通過できるかどうか
 売掛先が赤字決算のときにファクタリングの審査に通過できるかどうか
 赤字決算の会社にファクタリングを推奨する理由
 自社が赤字決算のときでも審査通過率をアップさせるためにできること
 赤字決算の会社がファクタリングを利用する際に注意すべきこと

そもそも赤字決算とは何か

決算とは特定の期間における収入・支出を計算し、利益または損失を算出することです。一般的に法人では決算月までの1年間、個人事業主なら1月から12月までの1年間における収入・支出を計算し損益を算出します。

黒字決算は、支出より収入の方が多く利益が出ている状態です。反対に赤字決算は収入より支出の方が多くなり損失が出ている状態を指します。

赤字決済は節税効果がある

日本の法人企業の約7割は赤字決算といわれています。企業の中にはあえて赤字決済にするところがあります。その理由は赤字決算にすれば節税ができるからです。

黒字決算で利益が発生していれば法人税を支払う必要があります。赤字決算であれば利益がないので法人税の支払いはありません。

企業の中には節税のために、あえて欠損金を出すことで赤字決算にするところがあります。しかし、赤字決算には節税のメリットだけではなく注意すべきデメリットがあります。

赤字決算なら融資を受けるのが難しい

赤字決算なら金融機関からの融資を受けるのが難しくなります。

赤字決算になれば信用格付けが正常先(業況が良好であり、かつ財務内容にも特段の問題がないと認められる債務者)から要注意先(業況が低調ないしは不安定な債務者または財務内容に問題がある債務者など今後の管理に注意を要する債務者)にランクダウンするのが一般的です。

さらに、2期連続で赤字決算になれば、金融機関からの既存の借入について一括返済を要求される可能性もあります。

赤字決算が原因で融資を受けるのが難しくなれば、運転資金が不足し倒産リスクが高まります。資金調達手段として融資以外の方法を探す必要があるでしょう。

そこで、検討できる資金調達手段がファクタリングです。

自社が赤字決算のときにファクタリングの審査に通過できるかどうか

自社が赤字決算でもファクタリングの審査に通過することは可能です。

ファクタリング審査で重要なポイントになるのは、申込した会社の信用格付けではなく、売掛先の信用格付けだからです。

ファクタリングでは入金期日前の売掛債権をファクタリング事業者に持ち込み、それを買取してもらい代金を受け取ることで資金調達します。

ファクタリングの債権譲渡契約により売掛債権の債権者は申込した会社からファクタリング事業者に移転します。新たな債権者になったファクタリング事業者は売掛債権の債務者である売掛先について、売掛金をきちんと支払う能力があるか見極めます。これがファクタリング審査の主な目的です。

こうした理由から、ファクタリングでは申込した会社が赤字決算でも、売掛先の業績が好調であり売掛金をきちんと支払う能力があることが裏付けできれば審査に通過できます。

売掛先が赤字決算のときにファクタリングの審査に通過できるかどうか

売掛先が赤字決算の場合、ファクタリングの審査に通過するのは難しいです。

赤字決算の売掛先には売掛金の入金遅れ、倒産などによる売掛金未回収のリスクが高い確率で存在します。

ファクタリング事業者は債権回収不能になるリスクが高い売掛債権については買取に消極的です。したがって、赤字決算の売掛先の債権はファクタリングには向いていません。

赤字決算の会社にファクタリングを推奨する理由

ファクタリングは売掛債権の買取というその性質ゆえに、売掛先に信用力があれば、自社が赤字決算でも利用可能です。

赤字決算の会社にファクタリングを推奨する理由としては次の4つがあります。

 申込が簡単
 負債にならない
 申込から入金までのスピードが速い
 売掛金の回収サイトを短縮できる

申込が簡単

ファクタリングの申込は融資の申込より簡単です。融資の申込に必要な書類とファクタリングの申込に必要な書類を比べるとそれがわかります。

【融資の申込に必要な書類】
 商業登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
 定款の写し
 事業計画書
 試算表
 資金繰り表
 決算書(損益計算書・貸借対照表など)
 商取引の履歴を証明する書類
 納税証明書
 借入申込書
 印鑑証明書

【ファクタリングの申込に必要な書類】
 決算書や試算書といった決算内容確認書類
 売掛先との取引基本契約書
 通帳のコピー
 見積書・発注書・請求書・納品確認書など
 印鑑証明書
 代表者の本人確認書類

融資の申込に必要な書類より、ファクタリングの申込に必要な書類の方が少ないです。さらに、融資の申込には事業計画書が必要で、事業計画書の作成には時間と手間がかかります。

ファクタリングの申込に必要な書類には作成に時間がかかるものはありません。

さらに、ファクタリングサービスの中には、申込・書類提出・審査・契約などの手続きをオンラインで完結できるオンラインファクタリングというサービスがあります。オンラインファクタリングではさらに簡単に申込ができます。

オンラインファクタリングの提出書類は以下の通りです。

【オンラインファクタリングの申込に必要な書類】
 請求書
 通帳のコピーもしくは売掛先の担当者とのメール
 本人確認書類

赤字決算解消のためにふさわしい資金調達手段を探しているという方はファクタリングをぜひお試しください。

負債にならない

赤字決算の会社の中にはこれ以上会社の負債を増やしたくないというところがあります。そうした会社にファクタリングはぴったりの資金調達手段です。

ファクタリングは借入ではありません。売掛債権という保有資産の売却による資金調達です。借入ではないので金利負担や毎月の返済義務はありません。

ファクタリングで得た資金を既にある負債の支払いに充てることも可能です。

申込から入金までのスピードが速い

赤字決算の会社にファクタリングを推奨する別の理由は、ファクタリングが申込から入金までのスピードが速いという点です。

融資の場合、申込から入金までにおよそ1ヶ月かかります。オンラインファクタリングなら最短で申込日に資金調達できます。

ファクタリング事業者の担当者と面会し申込、審査、契約をする場合でも、申込から数日遅くても1週間程度で資金調達が可能です。

資金調達を急いでいるというケースでは、ぜひファクタリングをお使いください。

売掛金の回収サイトを短縮できる

ファクタリングでは入金期日前の売掛債権を買取してもらい資金調達します。したがって、売掛金の回収サイト、つまり取引終了から売掛金入金までの期間を短縮することが可能です。

売掛金の回収サイトが長ければ、入金待ちの間に取引先の決済日が来て支払いに必要なお金が不足するということがあります。

さらに、次の案件を受注したくても、その案件を受けるために必要な仕入れや人材確保のための資金がないということがあるでしょう。

ファクタリングで売掛金の回収サイトを短縮できれば、手元にある資金に余裕が生まれるので、運転資金不足の解消が期待できます。

ファクタリングで売掛金の回収サイトを短縮し事業拡大できれば、赤字決算から黒字決算への転換も見込めます。

自社が赤字決算のときでも審査通過率をアップさせるためにできること

自社が赤字決算のときでもファクタリングの審査通過率をアップさせれば、資金調達をさらに確実にすることができます。

審査通過率をアップさせるためにできることは次の2点です。

 信用力の高い売掛先を選ぶ
 入金期日が近い売掛債権を選ぶ

信用力の高い売掛先を選ぶ

審査落ちが心配なら信用力の高い売掛先の売掛債権を選んで買取依頼してください。

ファクタリング審査で重要なポイントになるのは売掛先の返済能力でした。したがって、売掛先が大企業や有名企業、国や地方公共団体なら売掛金回収不能になる可能性はほぼないので他に大きな問題がなければ審査に通過できるでしょう。

入金期日が近い売掛債権を選ぶ

審査通過率をアップさせる別の方法は、入金期日が近い売掛債権を選ぶことです。

ファクタリング事業者は、入金期日がはるか先の売掛債権は売掛先の倒産などの理由で売掛金回収不能になるリスクが高いと判断します。逆に入金期日が間近の売掛債権は売掛金未回収のリスクが低いとみなします。

審査通過率をアップさせるには、入金期日が近い売掛債権を選ぶことがコツです。

赤字決算の会社がファクタリングを利用する際に注意すべきこと

赤字決算の会社がファクタリングを利用する際には「偽装ファクタリング」に注意してください。

偽装ファクタリングとは、ファクタリングサービスを偽装し利用者にお金を貸し付ける悪徳業者・闇金業者です。

資金調達を急いでいる利用者の弱みに付け込んで、「今日中に入金します」というセリフで集客し、以下の条件を提示する会社は悪徳業者や闇金業者の可能性があります。

 相場よりかなり高い手数料を請求する
 保証金や手付金、審査費用などファクタリングでは発生しない費用を請求する
 売掛金が未回収となったときに、利用者が代位弁済する形式の契約を結ばせる

自社・売掛先が赤字決算の場合のファクタリングについてのまとめ

本稿では自社もしくは売掛先が赤字決算のときにファクタリングで資金調達できるかどうかについて解説しました。

自社が赤字決算でも売掛先に売掛金を支払う能力が備わっていれば、問題なくファクタリングで資金調達できます。

一方で、売掛先が赤字決算の場合は売掛金の入金遅れ、未回収のリスクが高いので、場合によってはファクタリングが使えません。

ファクタリングは申込が簡単で負債になりません。売掛金の回収サイトを短縮でき、急な支払いに対応するための資金調達手段としても使えます。

赤字決算の会社で融資以外の資金調達手段を探している、資金繰りの悩みを解決したいというニーズがあれば、ファクタリングをぜひ利用してください。