北海道でファクタリング会社を選ぶときにチェックすべきポイント7選！注意点も解説
ファクタリング会社の多くは東京に所在しており、北海道から利用するのはむずかしいと感じている事業者はいます。
しかし、近年では対面不要のファクタリングが普及しつつあるため、北海道にいてもファクタリングを利用できる機会が増えてきました。
ただ「ファクタリング会社の選び方が分からないので利用を躊躇している」といった悩みを抱えているケースは珍しくありません。
そこで、この記事では北海道でファクタリング会社を選ぶときにチェックすべきポイントや、ファクタリングの注意点について解説していきます。
目次
北海道でファクタリング会社を選ぶときにチェックすべきポイント7選
北海道でファクタリング会社を選ぶときは、下記の7つのポイントをチェックするとよいでしょう。
1. 手数料は高すぎないか
2. 申込から入金までのスピードは早いか
3. 希望する契約形態の取り扱いはあるか
4. 対面は必要か
5. 保有している売掛債権の買取は可能か
6. 債権譲渡登記はあるか
7. 口コミや評判はよいか
それぞれのチェックポイントについて見ていきましょう。
1．手数料は高すぎないか
ファクタリング会社選びで特にチェックしたいポイントの一つは手数料です。
ファクタリングを利用する際は必ず手数料がかかります。
手数料を引かれた金額が入金されるため、できるだけコストをおさえた方がよいでしょう。
手数料をチェックするためには相場を知ることが重要です。
手数料の相場は2社間ファクタリングが10%から20%、3社間ファクタリングでは2%から10%です。
上記の手数料の相場を参考にして、上限をこえないファクタリング会社を選ぶとよいでしょう。
2．申込から入金までのスピードは早いか
資金調達の緊急度は事業者によって異なります。
資金調達の緊急度が高い事業者は、最短即日で入金できるファクタリング会社の利用をおすすめします。
早いタイミングでの入金を希望している事業者は、こちらのコツを参考にしてください。
・午前中に申込をしておく
・必要書類をそろえておく
・2社間ファクタリングで契約する
・対面不要のファクタリング会社を選ぶ
・債権譲渡登記をしない
3．希望する契約形態の取り扱いはあるか
ファクタリングには2社間ファクタリングと3社間ファクタリングがあり、それぞれ特徴が異なります。
2社間ファクタリングはファクタリングの利用者とファクタリング会社の2社間で契約をします。
2社間ファクタリングは売掛先に知られずに資金調達ができる点がメリットです。
ただし、3社間ファクタリングよりも手数料が高く、入金される金額が減る点に注意が必要です。
3社間ファクタリングはファクタリングの利用者とファクタリング会社、売掛先の3社間で契約をします。
3社間ファクタリングのメリットは手数料が低く、審査に通過しやすい点です。
しかし、資金調達まで時間がかかる傾向があります。
資金調達のスピードを重視したい事業者は2社間ファクタリング、手数料をできるだけおさえたい事業者は3社間ファクタリングがおすすめです。
希望する契約形態の取り扱いがあるかどうかを確認しておきましょう。
4．対面は必要か
ファクタリングでは対面で審査や契約をおこなうケースがあります。
対面式はファクタリング会社の担当者と相談しながら契約したい事業者におすすめです。
ただし、北海道にはファクタリング会社が多くないため、対面式のファクタリングを利用できない可能性があります。
非対面式は対面を必要としないため、スピーディな取引が可能です。
また、ファクタリング会社に来社する必要はありません。
対面の必要性を考慮してファクタリング会社を選ぶことをおすすめします。
5．保有している売掛債権の買取は可能か
ファクタリング会社は買取できる売掛債権額の上限と下限を設定している場合が多いです。
保有している売掛債権は買取できる金額なのかを確認しておきましょう。
なお、小口債権の買取はむずかしい傾向があります。
ファクタリング会社はファクタリングの手数料を収益源としています。
小口債権を買い取ったとしてもファクタリング会社の収益は少額なため、敬遠されているのです。
売上が少ない事業者は売掛債権の買取下限額をチェックしておきましょう。
6．債権譲渡登記はあるか
債権譲渡登記とは債権を譲渡した事実を登記する手続きを指します。
2社間ファクタリングを利用する際に求められる場合があります。
債権譲渡登記には費用が発生し、数万円のコストを支払わなければなりません。
費用をおさえて資金調達をするためにも、債権譲渡登記のないファクタリング会社を選ぶとよいでしょう。
7．口コミや評判はよいか
北海道で事業をしていると、東京のファクタリング会社に来社する機会はほとんどないでしょう。
利用を検討しているファクタリング会社がどのような会社なのかが分からなければ、不安に感じてしまいますよね。
そこでおすすめなのがファクタリング会社の口コミや評判をチェックすることです。
「〇〇（ファクタリング会社名） 口コミ」や「〇〇（ファクタリング会社名） 評判」と検索すると、利用者の口コミや評判を確認できます。
満足度の高そうなファクタリング会社をチェックしておきましょう。
北海道でファクタリングを利用する際の注意点3選
北海道でファクタリングを利用する際は、こちらの3つの注意点を確認しておきましょう。
1. 北海道のファクタリング会社だとしても信頼しすぎない
2. 不明点があれば必ず確認する
3. 悪徳業者が存在する
1．北海道のファクタリング会社だとしても信頼しすぎない
北海道に住んでいる事業者としては、地元のファクタリング会社を利用したいと考えるかもしれません。
しかし、安易に信頼しすぎることは避けた方がよいでしょう。
もちろん北海道にもファクタリング会社があり契約は可能です。
北海道のファクタリング会社を利用する際も、必ず利用条件を確認しておきましょう。
フラットな目線で判断することをおすすめします。
2．不明点があれば必ず確認する
ファクタリングの契約書には聞きなれない言葉が羅列されており、分からない箇所があるかもしれません。
しかし、契約書の内容を把握しないまま契約してしまうと、トラブルに発展する可能性があります。
不明点はファクタリング会社の担当者に確認し、必ず理解してから契約に進みましょう。
3．悪徳業者が存在する
ファクタリング業界にはファクタリングの利用者を騙そうとしている悪徳業者が存在します。
北海道でも悪徳業者が違法な営業をおこなっているかもしれません。
下記の特徴に該当した場合は悪徳業者の可能性があります。
怪しいと感じたときは契約をしないでおきましょう。
・連絡先が携帯電話
・担保や保証人を求めてくる
・手数料の相場よりも高い
・売買契約書を作成していない、もしくは控えを渡さない
・担当者が高圧的
北海道の事業者がファクタリングを利用すべき4つのタイミング
ファクタリングを適切なタイミングで利用すれば、資金繰りの改善が期待できます。
ここからは、北海道の事業者がファクタリングを利用すべき4つのタイミングについて解説していきます。
1. 売掛先に支払期日の延長を伝えられたとき
2. 予期せぬトラブルが発生したとき
3. 融資の審査に落ちたとき
4. 取引先から事業拡大の打診を受けたとき
1．売掛先に支払期日の延長を伝えられたとき
多くの事業者は支払期日を把握したうえで資金繰りをおこなっています。
スケジュール通りに入金すれば問題ないのですが、売掛先から支払期日の延長を伝えられるケースもあります。
資金に余裕があれば問題ありませんが、資金繰りに苦しんでいる事業者としては死活問題です。
最悪の場合、支払いが間に合わなくなり倒産してしまう可能性があります。
支払期日の延長が分かったタイミングで手持ちの資金を確認し、支払いが間に合わなくなりそうなときはファクタリングの利用を検討するとよいでしょう。
2．予期せぬトラブルが発生したとき
事業をおこなっているとさまざまなトラブルが発生します。
たとえば機械の故障や社用車の事故などが発生した場合、多額の資金が必要となります。
今すぐに資金が必要なときはファクタリングがおすすめです。
最短即日で売掛債権を現金化できるため、予期せぬトラブルにもすぐに対応できます。
3．融資の審査に落ちたとき
融資の審査では申込者の支払能力を重視します。
支払能力がないと判断された場合、再審査の申込をしても落ちてしまう可能性が高いです。
ファクタリングの審査は売掛先の支払能力を重視します。
売掛先が有名企業であったり、経営状況が安定していたりすれば審査に通過できるでしょう。
融資の審査に落ちたとしても諦めず、ファクタリング会社に相談してみるとよいでしょう。
4．取引先から事業拡大の打診を受けたとき
取引先と良好な関係を築いていると、事業拡大の打診を受ける場合もあるでしょう。
ただし売上を伸ばすチャンスではあるものの、手持ちの資金がなければ先行投資ができず、せっかくの機会を逃してしまうかもしれません。
ファクタリングは売掛債権額の範囲内で資金調達が可能です。
チャンスが到来したときはファクタリングを利用してみてはいかがでしょうか。
北海道のファクタリングに関するまとめ
北海道でファクタリング会社を選ぶときにチェックすべきポイントは、手数料の高さや申込から入金までのスピードの早さなどをチェックするとよいでしょう。
ただし、北海道のファクタリング会社だとしても信頼しすぎない、分からないことがあれば必ず確認するなどの点に注意が必要です。
北海道の事業者もファクタリングを利用できる環境が整ってきました。
この記事で解説した内容を参考にして、ファクタリング会社を選んでみてくださいね。