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ファクタリングで決済対象となるものは何か?仕組みや種類、注意点を解説

ファクタリングは申込から入金までの時間が短いことから、便利な資金調達方法として注目されています。
ただ、近年ではさまざまな決済方法が導入されています。
そのため、どの決済方法がファクタリングの利用対象となるのかが分からない事業者もいるでしょう。

そこでこの記事では、ファクタリングの決済対象について解説していきます。
またファクタリングの仕組みや種類など、基本的な内容も合わせて紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

ファクタリングで決済対象となるもの

ファクタリングで決済対象となるものは売掛債権です。
売掛債権とは、商品やサービスを提供した対価となる代金を受け取る権利を指します。

企業間取引においては、掛取引が一般的です。
掛取引は商品やサービスを提供したのち、一定期間分の代金を後払いします。
企業間の信頼関係で成り立つことから、信用取引とも呼ばれています。

この掛取引の際に発生するのが、ファクタリングの決済対象となる売掛債権です。

クレジットカード債権はファクタリング対象となるのか

クレジットカードで決済をすると、クレジットカード債権が発生します。
クレジットカード債権は売掛金であり、ファクタリングの利用が可能です。

クレジットカード決済では、支払期日が60日から90日に設定されるケースがあります。
60日や90日も入金が先延ばしになってしまうと、資金繰りの悪化が予想されます。
そこでファクタリングを利用すれば、支払期日の前にクレジットカード債権の現金化が可能です。

ただ、一般消費者によるクレジットカード債権は、額面が低いケースが多いです。
ファクタリングの最低買取額に届かなければ、ファクタリング利用ができません。

現金決済はファクタリングの対象外

先述したように、ファクタリングで決済対象となるものは売掛債権です。
現金決済では売掛債権が発生しないことから、ファクタリングの利用はできません。

現金決済が多く使われる業種では、ファクタリングが利用できないケースがあることを覚えておきましょう。

ファクタリングの仕組みと種類

ファクタリングの仕組みと種類について解説していきます。

1. ファクタリングの仕組み
2. ファクタリングの種類

1.ファクタリングの仕組み

ファクタリングとは、事業者の売掛債権をファクタリング会社が買い取って現金化するサービスのことです。
ファクタリングの仕組みはこちらです。

1. 事業者がファクタリング会社に相談もしくは申込をする
2. ヒアリングや審査書類の提出
3. 審査の実施
4. 査定結果の提示
5. 契約
6. 入金
7. 売掛金をファクタリング会社に振り込む(2社間ファクタリングの場合)

3社間ファクタリングでは、売掛先が売掛金をファクタリング会社に直接振り込みます。
そのため、事業者が売掛金をファクタリング会社に振り込む必要はありません。

2.ファクタリングの種類

ファクタリングには下記の2種類があります。

・2社間ファクタリング
・3社間ファクタリング

2社間ファクタリングは、事業者とファクタリング会社の2社間で契約します。
売掛先は契約に関わらないので、資金調達をおこなう事実が知られる心配はありません。
また審査は短時間で終わる傾向があり、午前中に申込を済ませておけば、即日で入金できるケースがあります。

3社間ファクタリングは、2社間ファクタリングの契約関係に売掛先を加えた3社間契約を指します。
売掛金は売掛先がファクタリング会社に振り込む仕組みのため、事業者に使い込まれる心配がありません。
そのため、ファクタリング会社は2社間ファクタリングの契約時よりも、手数料を低く設定できます。

ファクタリングのメリット5選

ファクタリングには、下記の5つのメリットがあります。

1. 迅速な資金調達が可能
2. 返済義務がない
3. 売掛先が倒産しても弁済の責任がない
4. 負債に計上されない
5. オンラインで利用できるファクタリング会社がある

ひとつずつ解説していきます。

1.迅速な資金調達が可能

掛取引では商品代金をその場で受け取れません。
後払いで入金されることとなるのですが、その間は手元資金で資金繰りをする必要があります。
手元資金がなければ最悪の場合、黒字倒産となる可能性があるので、対策が必要です。

そこでファクタリングを利用すれば、支払期日を待たずに代金を受け取れるのです。
申込から入金まで最短即日で完了するファクタリング会社もあり、その日のうちに資金を用意できる可能性があります。

迅速な資金調達を希望しているのであれば、ファクタリング会社に相談してみましょう。

2.返済義務がない

ファクタリングは売掛債権を売却する仕組みなので、借入ではありません。
そのため、借入のような返済義務はなく、利息の支払いも不要です。

3.売掛先が倒産しても弁済の責任がない

ファクタリングはノンリコース契約を結ぶケースが一般的です。
ノンリコースとは、債権の取り立てが及ばないことを意味しています。
ノンリコース契約により、売掛先が倒産しても売掛金を弁済する責任はありません。

売掛先の貸倒リスク対策として、ファクタリングを利用してもよいでしょう。

4.負債に計上されない

ファクタリングは借入ではないことから、貸借対照表の負債に計上されません。
負債が増えると、融資を利用する際に悪影響を及ぼす可能性があります。

将来的に融資を検討している事業者は、負債に計上されないファクタリングの利用をおすすめします。

5.オンラインで利用できるファクタリング会社がある

従来のファクタリングは、対面式が一般的でした。
対面式のファクタリングではファクタリング会社に訪問する必要があり、手間と時間がかかる点がデメリットでした。

しかし、近年ではIT技術の向上により、オンライン上で手続きができるファクタリング会社が増加しています。
インターネット環境とスマートフォンやパソコンがあれば、どこからでもファクタリングの利用ができます。

地方在住の事業者も、ファクタリングを利用してみるとよいでしょう。

ファクタリングを利用する際の注意点3選

ファクタリングには、下記の3つの注意点があります。

1. 手数料が判明するのは審査後
2. 分割払いはできない
3. 償還請求権の有無は必ず確認する

注意点を知らないことで、トラブルに発展するケースも考えられます。
ファクタリングを利用する前に、必ず確認しておきましょう。

1.手数料が判明するのは審査後

ファクタリングの公式サイトを見ると、手数料が〇%と記載されています。
ただ、記載されている手数料はあくまでも目安であり、実際の手数料率は審査後に分かります。

ファクタリング会社に記載されている手数料を鵜呑みにしないことが重要です。

なお、ファクタリング会社に審査を依頼したからといって、契約をしなくても問題はありません。
複数のファクタリング会社に見積もりを依頼して、手数料を比較したのちに判断することをおすすめします。

2.分割払いはできない

ファクタリングは一括返済が原則です。
分割払いには対応していません。

分割払いに対応しているファクタリング会社は、悪徳業者の可能性が高いです。
分割払いを提案されたとしても、必ず断りましょう。

3.償還請求権の有無は必ず確認する

ファクタリングは償還請求権のないノンリコースが基本です。
しかし、償還請求権があるリコース契約を求められるケースもあります。

リコース契約を締結すると、売掛先が倒産した場合、回収できなかった売掛金の弁済を求められます。
償還請求権がないことを確認してから、契約をするようにしましょう。

ファクタリングで必要な書類

ファクタリングの審査では、必ず必要書類を提出します。
必要書類の内容はファクタリング会社によって異なります。
必要書類に不備があると審査が進められなくなるので、必ず確認しておきましょう。

ファクタリングの必要書類の一例はこちらです。

・通帳のコピー
・請求書
・決算報告書
・基本契約書
・身分証明書
・試算表
・商業登記簿謄本
・印鑑証明書
・税金や社会保険関係の書類(個人事業主)
・確定申告書(個人事業主)
・開業届(個人事業主)

ファクタリングの決済に関するまとめ

ファクタリングで決済対象となるものは売掛債権です。
クレジットカード債権も売掛金であることから、ファクタリングの利用が可能です。
ただ、現金決済は売掛債権が発生しないので、利用対象外です。

ファクタリングの決済対象や仕組みなどを理解したうえで、必要に応じて利用を検討してみてはいかがでしょうか。