イージーファクターファクタリングサービス

お気軽にお問い合わせください。

フリーダイヤル 0120-224-012

【 受付時間 平日9:00~19:00 】

ファクタリングでは独自審査が実施される!内容や落ちる理由と通過に向けたポイントを解説

ファクタリングの契約時には審査があり、これはファクタリング会社の独自審査です。
具体的な審査の内容は公開されておらず、ファクタリング会社が独自の基準で評価します。
融資ほど厳しい基準は定められていませんが、場合によっては審査落ちするものです。
ただ、具体的に公開されていないものの、利用者の実績からどのような審査であるか予想はできます。
今回は、ファクタリングの独自審査について解説します。

ファクタリング会社の独自審査とは

ファクタリングを契約する際には独自審査が実施されているため、どのようなものであるのか理解しておきましょう。

契約の可否を決定する審査

ファクタリング会社の独自審査とは、契約の可否を決定するための審査です。
申込後に、ファクタリング会社がいくつかの観点から独自に審査して、問題なければ契約できます。
ファクタリング会社によっては、審査があると公言していない場合がありますが、ほぼ100%独自審査は実施されていると考えて良いでしょう。
ただ、ファクタリングの審査は法律で定められたものではないため、それぞれの会社が独自に審査しています。
例えば、クレジットカードでは信用情報の確認が法律で必須ですが、ファクタリングにはこのような制約がありません。

審査に利用される情報は限定的

独自審査で意識したいポイントは、利用される情報が限定的であることです。
クレジットカードやローンの審査では多くの情報が利用されますが、ファクタリングはそうではありません。

例えば、ファクタリングの審査では身分証明書と通帳のコピー、請求書などの情報が審査で利用されます。
また、実際に取引先へと送付したことが判断できるように、やり取りなども求められるでしょう。
ただ、概ねこれらの情報だけであり、提供した情報以外の情報は基本的に利用されません。

例えば、上記で触れたような信用情報は、ファクタリング会社が参照する権限を持っていないのです。
そのような状況を踏まえると、独自審査で判断できることは限られていると考えられます。
「審査」と聞くと大層なものをイメージしがちですが、実際にはそうではないと捉えておきましょう。

ファクタリング会社の独自審査に落ちる7つの理由

解説したとおり、ファクタリング会社には独自審査があり、落ちてしまうこともあります。
具体的に、審査に落ちる可能性がある理由を挙げると以下のとおりです。

申し込み基準を満たしていない

ファクタリング会社は、申し込みに際して、申し込み基準を設けています。
この基準を満たしていないと、門前払いとなってしまい、審査落ちは避けられません。

例えば、ファクタリング会社の中には、法人からのみ申し込みできるものがあります。
そのような会社へ、個人事業主が申し込みすると、必ず審査に落ちてしまうのです。
申込条件を満たしていないことは、利用者側で簡単に確認できます。
一般的に、審査落ちの理由は判断できませんが、この場合は自分で気づけるため注意しましょう。

売掛先の信用力に問題がある

売掛先の信用力に問題があると、ファクタリングの審査に落ちてしまいます。
審査落ちの理由として、特に可能性があるものがこれだと考えましょう。

例えば、売掛先の業績が悪化している場合、売掛金を支払いできない可能性があります。
ファクタリング会社がこれを買い取ってしまうと、リスクを抱えることになりかねません。
そのため、独自審査でリスクが大きいと判断した場合は、審査落ちとするのです。
ここで重要なのは「ファクタリング会社の独自審査」で決定される点です。
利用者としては、安心できると考えていても、独自審査の結果は異なる場合があります。

利用者に何かしら問題がある

基本的に、ファクタリングは売掛先の信用力が審査されます。
そのため、利用者側は信用力が低くとも、独自審査に通過しやすいことが特徴です。
ただ、何かしら問題があると独自審査に落ちる可能性はあります。

例えば、ファクタリング会社の調査によって、過去に問題を起こしニュースになったことが発見されたとしましょう。
このような場合、取引にはリスクがあると判断され、審査落ちするかもしれません。
ただ、原因にはなり得るものの、可能性としては低いと考えて良いでしょう。

買取可能額を超過している

ファクタリング会社は、利用者に対して「買取可能額」を設定している場合があります。
これは、いくらの売掛債権まで買取するか定めたものです。
利用者に対して公開されない場合があり、この場合は知らないところで超過し、審査落ちする可能性があります。
逆に、買取可能額が公開されている場合は、独自審査の前に通過できるか確認が可能です。
事前に確認できる場合は確認し、確認できない場合は、売掛債権の額が高すぎる可能性などを疑ってみましょう。

支払いサイトが長すぎる

売掛債権の支払いサイトが長すぎる場合、独自審査で落ちる可能性があります。
一般的に、支払いサイトが長いほど未回収のリスクが高まるため、ファクタリング会社が避けてしまうのです。
ただ、支払いサイトの上限については、公開しているファクタリング会社が多くあります。

例えば「支払いサイト90日以内の売掛債権」などと示しているのです。
そのため、事前に申し込み基準を確認していれば、審査落ちは回避しやすいでしょう。

売掛先との取引実績が少ない

新しい取引先など、売掛先との取引回数が少ない場合は、独自審査に落ちてしまうことが考えられます。
これは、ファクタリング会社が「本当に売掛先が入金してくれるのか」との疑問を持ってしまうからです。
ファクタリングは、利用者ではなく売掛先が利用者へと入金したお金で弁済しなければなりません。
つまり、売掛先が入金しなければ、ファクタリング会社は利用者から弁済してもらえないのです。
今まで、継続的に取引していると売掛先が入金する可能性は高いですが、新規の取引ではこれを判断できません。
結果、リスクを回避するために、独自審査で落としてしまうことがあるのです。

ファクタリング会社が得意としない売掛債権

売掛債権は、業界や業種によってそれぞれ特徴があります。
特徴を踏まえて独自審査する必要があり、ファクタリング会社によっては全てをカバーしていないのです。
結果、ファクタリング会社の都合で、審査落ちする可能性があります。

例えば、債権の中でも「診療報酬債権」は、医療業界で取り扱われる特殊な債権です。
審査や契約時に、独自の知識が必要とされるため、ファクタリング会社によっては扱ってくれません。

ファクタリングの独自審査に通過するためのポイント

どのファクタリング会社でも、独自審査があると考えるべきです。
それを踏まえて、どのようにすれば通過できるのか、ポイントを解説します。

ファクタリングの対象を厳選する

ファクタリングは、売掛先の信用力を中心に審査します。
信用力が高ければ、それだけ審査に通過しやすくなるため、信頼できる売掛先を選びましょう。 
例えば、中小企業と上場企業の選択肢があるならば、上場企業の売掛債権を選ぶべきです。
また、初回取引と継続的な取引であれば、継続的な取引の方が優遇されます。
これらは一例ですが、申し込みする売掛債権によって、独自審査に通過できるかは変化するはずです。
できるだけ信用力が高く、ファクタリング会社が信頼しやすい売掛債権を選びましょう。

利用条件を確認する

定められている利用条件を満たしていないと、ファクタリングの契約はできません。
例えば、開業してから半年以上経っていることが求められるならば、この条件を満たすことは必須です。
開業3ヶ月の状態で申し込みすると、独自審査に落ちてしまうでしょう。
利用条件は、事前に詳細を確認できるものです。
これを無視して申し込みしても、審査に通過することはないため、必ず確認するようにしてください。

業界に特化したファクタリング会社を選ぶ

ファクタリング会社は、全ての業界を扱っているとは限りません。
例えば、運送業界は支払いサイトが長くなる傾向にあり、一部のファクタリング会社しか対応していないのです。
特殊な特徴のある業界は、どうしても一般的なファクタリング会社では扱えず、審査で落とすことがあります。
言い換えると、運送業界に特化しているファクタリング会社ならば、審査に通過しやすいということです。
特定の業界を得意としたファクタリング会社は一定数存在します。
もし、支払いに関連して特別な事情のある業界ならば、専門のファクタリング会社がないか、一度探してみましょう。

架空の取引ではないことを示す

ファクタリング会社が懸念していることとして、架空の取引を申請されることが挙げられます。
このような申請は却下する必要があり、独自審査でも重点的に確認されているはずです。
ただ、残念ながら実在する取引でも、架空の取引を疑われて独自審査に落ちることはあり得ます。
このような状況に陥る理由は、取引の実態性を証明できていないからです。
例えば、取引先のやり取りを提出しなかったり、納品物を示さなかったりすると疑われます。
納品の証拠や請求書の受領確認などは、守秘義務を踏まえても示せることが多いため、積極的に提出することが重要です。

ファクタリングの独自審査についてのまとめ

ファクタリングには、独自審査が存在することについて解説しました。
それぞれのファクタリング会社が、独自に基準を設け、それに沿って審査しています。
基準は明確に公開されていないため、通過できるように意識して、申し込みすることが重要です。
なお、解説したとおり、審査に落ちてしまう理由はいくつも考えられます。
もし、審査に落ちてしまったならば、他のファクタリング会社へ依頼することも検討してみましょう。