イージーファクターファクタリングサービス

お気軽にお問い合わせください。

フリーダイヤル 0120-224-012

【 受付時間 平日9:00~19:00 】

ファクタリングは卒業した方がよいのか?効果的な卒業方法や乗り換え時のポイントを解説

ファクタリングを計画的に利用すれば資金繰りが改善します。
便利な資金調達方法としてファクタリングを重宝している中小企業や個人事業主も多いことでしょう。
しかし、いつの間にかファクタリングに依存している状況から抜け出せなくなっているかもしれません。

そこで考えることがファクタリングの卒業です。
ファクタリングを利用しなければ、資金繰りが改善する可能性もあります。
では、ファクタリングから卒業した方がよいのでしょうか。

この記事ではファクタリングから卒業するべきなのか、効果的な卒業方法や乗り換え時のポイントなどを解説していきます。

ファクタリングは卒業すべき資金調達方法なのか?

ファクタリングは銀行の融資が受けられなかった方も利用できる資金調達方法です。
審査が厳しくないため、多くの方に資金調達のチャンスがあります。
しかし「ファクタリングの依存はよくない」「早く卒業した方がよい」という声もあり、判断ができない方もいるでしょう。

ここではファクタリングは卒業するべきなのかを、下記の4つの観点から解説していきます。

1. ファクタリングは使い方次第で資金繰りの改善が期待できる
2. 経済産業省もファクタリングの利用を推奨している
3. ファクタリングからすぐに卒業する必要はない
4. ファクタリングに依存している状況は注意

1.ファクタリングは使い方次第で資金繰りの改善が期待できる

先述したように、ファクタリングは資金繰りを解決できる有効な手段の一つです。
売掛金の支払期日を待たずに現金化ができるため、すぐに現金が必要なときもファクタリングなら対応可能です。

また売掛債権の未回収リスクを回避できる点や、審査通過率が高い点などをみても、ファクタリングにはメリットが多いことが分かります。
ファクタリングには手数料がかかってしまいますが、計画的に利用すればそこまでの負担にはならないでしょう。

2.経済産業省もファクタリングの利用を推奨している

2020年4月1日より、民法の債権法が改正されました。
この改正によって、譲渡制限特約付き債権の譲渡が原則として有効になりました。
譲渡制限特約付き債権の譲渡が可能になったため、ファクタリングを利用した資金調達がしやすい状況になったのです。

経済産業省もファクタリングの利用を推奨しており、追い風が吹いています。

3.ファクタリングからすぐに卒業する必要はない

これまで説明してきたように、ファクタリングは優れた資金調達方法であることから、すぐに卒業する必要はありません。

ファクタリングによって経営が安定していたのにも関わらず、無理して卒業しようとすると、資金繰りが悪化してしまうおそれがあります。
そもそもファクタリングの利用者は銀行の融資に断られてしまい、資金調達方法に悩んでいるケースが多いです。
資金繰りの解決方法が見つかっていない状態でファクタリングを卒業してしまっても、根本的な解決にはなりません。
再び銀行に融資の申し込みをしたり、ほかの資金調達方法を検討したりするでしょう。

4.ファクタリングに依存している状況は注意

ここで重要なポイントはファクタリングの卒業ではなく、依存からの脱却が目標です。
ファクタリングの依存とは、ファクタリングによる資金調達によってようやく経営ができる状況を指します。

ファクタリングは売掛債権を早期現金化できるサービスなので、短期的な資金繰りの改善に役立ちます。
しかし一時的に資金繰りが改善できたとしても、次の入金までの資金が底をつきそうであれば、ほかの資金調達方法を検討するかもしれません。

ファクタリングはあくまでも資金調達方法の一つです。
ほかの資金調達方法と併用しながら、ファクタリングからの依存を目指すとよいでしょう。

ファクタリングの卒業に効果的な方法3選

ファクタリングの卒業を検討した際に効果的な方法は下記の3つです。

1. ファクタリングサービスを乗り換える
2. コンサルタントに相談する
3. 銀行の融資と併用する

それぞれ解説していきます。

1.ファクタリングサービスを乗り換える

現在利用しているファクタリングサービスを乗り換えると、卒業への近道になります。

たとえば手数料の低いファクタリングサービスに乗り換えると、振込される金額が増えるため経営が楽になります。
手数料が20%と5%の例を見ていきましょう。

100万円の売掛債権を現金化する際、20%の手数料を引かれるとします。
100万円×0.8=80万円になり、資金がかなり減ってしまいます。
一方で5%の手数料がかかる場合は100万円×0.95=95万円と、手元に多く残りますね。

このように条件のよいファクタリングサービスに乗り換えると、資金繰りの改善に期待ができます。
うまくいけば、ファクタリングを利用しなくても済む状況になれるでしょう。

近年では多くのファクタリングサービスが誕生しています。
気になるファクタリングサービスが見つかった際は、見積もりを依頼してみてください。

2.コンサルタントに相談する

コンサルタントはクライアントが抱える問題や課題を明確にし、具体的な解決方法を提案するプロです。
自社のみで資金繰りの問題が解決できないのであれば、コンサルタントに相談するとよいでしょう。

相談する際は、ファクタリングを専門にしているコンサルタントがおすすめです。
また、一部のファクタリングサービスではコンサルティング事業も展開しており、経営支援をおこなっています。
ファクタリングを利用しつつコンサルタントと問題解決に取り組んでいけば、ファクタリングから卒業できる日はそう遠くはないでしょう。

3.銀行の融資と併用する

もし銀行の融資が利用できるのであれば、ファクタリングとの併用がおすすめです。

銀行の融資は金利が低く設定されているケースが多く、コストをおさえながら資金調達ができる特徴があります。
また利用者の信用度や経営状況によっては、多額の融資を受けられます。
ただし、融資までに1か月ほど時間がかかる点や、審査が厳しい点がデメリットです。

ファクタリングは売掛債権の現金化のスピードが早く、審査は厳しくありません。
しかし、銀行の融資よりも手数料がかかるケースが多いです。

ファクタリングと銀行の融資が併用できれば、双方のデメリットを補いつつ、メリットを活かした資金調達ができます。

ファクタリングサービスを乗り換える際のポイント5選

ファクタリングサービスは多数存在しており、どこに乗り換えればよいのか悩んでしまうかもしれません。
また、適切なファクタリングサービスに乗り換えられなければ、ファクタリングの卒業は遠のいてしまいます。

そこで、ここからはファクタリングサービスを乗り換える際にチェックしておくべきポイントを5つ紹介します。

1. 手数料の情報が公式サイトで公開されているか
2. ファクタリングサービスの口コミや評判はどうか
3. 実績面で心配はないか
4. オンラインに対応しているか
5. 個人事業主も利用できるか

1.手数料の情報が公式サイトで公開されているか

ファクタリングにかかる手数料は公式サイトで公開されている場合が多いです。
公開されている手数料をもとに、見積もりを依頼するファクタリングサービスを選定するとよいでしょう。
なお、ファクタリングの手数料は2社間ファクタリングで10%から20%、3社間ファクタリングは2%から10%が目安とされています。

手数料が公開されていないファクタリングサービスに見積もりを依頼しても構いませんが、手間が増えてしまいます。
また、手数料が公開されていないファクタリングサービスでは手数料率を高く設定していることも多いため、あまりおすすめできません。

ただし、審査を受けなければ手数料がいくらになるのかは分かりません。
公開されている手数料はあくまでも目安として考えてください。

2.ファクタリングサービスの口コミや評判はどうか

ファクタリングサービスを利用した方の口コミや評判はとても参考になります。
ファクタリングサービスの公式サイトに記載されている内容とかけ離れていないか、対応はどうだったのか、などを中心にチェックしてください。

ファクタリングサービスの公式サイトにも利用者の口コミや評判が公開されていることがありますが、こちらは参考程度に見ておくとよいでしょう。
なぜなら、都合の悪い口コミや評判はマイナス要因になるため、公開していない可能性があるからです。

ファクタリングサービスの公式サイトの口コミや評判を参考にする際は、SNSで投稿されている内容とかけ離れていないかチェックすることをおすすめします。

3.実績面で心配はないか

手数料の低さや評判がよくても、実績がなければ信用に欠けます。
売掛債権の買取数や買取額などの実績を公開しているファクタリングサービスなら、ある程度信用できると判断できます。

また、運営会社の運営歴も確認してください。
運営歴が長ければ実績やノウハウが蓄積されていき、結果として利用者にとって好条件になるケースがあります。

4.オンラインに対応しているか

どの業界でも人件費は高くつきます。
人件費を削減できればファクタリングの手数料を低くできるのですが、なかなかむずかしいです。

そこで注目されているのがオンラインファクタリングです。
オンラインファクタリングとは、インターネットを通じてファクタリングの審査や取引をおこなう仕組みです。
オンラインで手続きができれば人件費の削減につながり、手数料を低く設定できます。

しかし、オンラインファクタリングはオンライン化をおこなう際に費用がかかります。
そのため、すべてのファクタリングサービスはオンライン化に対応していません。

オンラインファクタリングに対応していれば、オンライン化に伴う費用が捻出できているので、経営が安定していると判断できます。
また手数料を低くおさえているファクタリングサービスも多く、ファクタリングの卒業を早められる効果が期待できます。

5.個人事業主も利用できるか

ファクタリングの利用者の中には個人事業主もいます。
しかし、ファクタリングサービスによっては個人事業主の利用を対象外としているケースもあります。

せっかく乗り換えの条件がよかったとしても、対象者でなければ意味がありません。
個人事業主は対象になっているかを確認しておいてください。

ファクタリングを継続利用するメリット6選

ファクタリングからの卒業は無理におこなう必要はありません。
ファクタリングを継続利用するメリットがあるので、どちらがよいのかを確認してから判断するとよいでしょう。

ファクタリングを継続利用するメリットは下記の6つです。

1. 資金繰りの改善が期待できる
2. 銀行の融資に悪影響を及ぼさない
3. 手数料が低くなる
4. 売掛債権の現金化のスピードが早くなる
5. 審査を通過しやすくなる
6. 売掛債権の未回収リスクがない

1.資金繰りの改善が期待できる

ファクタリングを卒業する観点から見れば、いくつかのデメリットが気になるかもしれません。
しかし、ファクタリングは資金調達のスピードが早いため、資金繰りを早急に改善できるメリットがあります。
ファクタリングサービスの中には即日対応も可能なため、ファクタリングに助けられた経験がある方も多いでしょう。

ただ、ファクタリングに依存せず適切なタイミングで利用することが求められます。
また先述したファクタリングサービスの乗り換えや、銀行の融資との併用をおこなうなどの工夫によって、資金繰りの改善が期待できます。

2.銀行の融資に悪影響を及ぼさない

ファクタリングを利用して売掛金の売却をおこなうと、貸借対照表上の売掛金が減ります。
売掛金は回収できない可能性があるので、銀行の融資に悪影響を及ぼすことが考えられます。
売掛債権を現金化すればリスクのない資産になるため、銀行の融資にプラスに働く可能性が高いです。

銀行の融資とファクタリングを併用したいと考えている方にとって、ファクタリングの継続利用はメリットになるのです。

3.手数料が低くなる

同じファクタリングサービスを継続利用していると、手数料が低くなります。
これはファクタリングサービスを利用するたびに信頼されていき、手続きの簡略化が可能になるからです。

ファクタリング会社としても優良顧客とは末長く取引をしていきたいと考えています。
そのため、ほかのファクタリングサービスへの乗り換えを防ぐために、好条件を提示します。
ファクタリングを卒業せず継続利用する際は、できるだけ早く自社に合ったファクタリングサービスを探すとよいでしょう。

4.売掛債権の現金化のスピードが早くなる

ファクタリングの申込者の素性が分からなければ、入念に審査がおこなわれます。
売掛債権の二重譲渡や使い込みなどはファクタリング会社のリスクになるため、慎重にならざるを得ないのです。

しかし、継続利用して信頼できる顧客だと判断されれば、審査に必要な時間が短くなります。
審査に時間がかからない分、売掛債権の現金化のスピードが早まります。

5.審査を通過しやすくなる

ファクタリングの審査で重要視されるのは売掛先の信用度です。
信用できる売掛先と取引していればファクタリングの審査を通過する可能性が高くなりますが、申込者の信用度も多少は影響します。

ファクタリングを継続利用している顧客であれば、安心して取引ができると判断されるため、審査に通過しやすくなります。

6.売掛債権の未回収リスクがない

売掛先との取引のリスクとしてあげられるのは売掛債権の未回収です。
売掛金が振り込まれなければ人件費や仕入代金などが支払えなくなり、資金繰りの悪化につながります。

ファクタリングを継続利用すれば、譲渡した売掛債権の未回収リスクを避けられます。
リスク管理の一つとして、ファクタリングの継続利用を検討してもよいでしょう。

ファクタリングの卒業に関するまとめ

ファクタリングは無理をして卒業する必要はありません。
経済産業省がファクタリングの利用を推奨していることから、安心して利用できる資金調達方法といえます。

しかしファクタリングの卒業はしなくても、依存している場合は注意が必要です。
もしファクタリングに依存しているのであれば、ファクタリングサービスの乗り換えや、コンサルタントの利用などを視野に入れてください。

ファクタリングサービスを継続利用するメリットもあります。
ファクタリングを卒業した方がよいのか、継続利用するべきか悩んだ際は、この記事で解説した内容を参考にしてください。