年中無休のファクタリングを選ぶポイントとは？注意点も解説
「はやく資金を調達したいのに、融資の審査に落ちてしまった」
「平日は業務で忙しく、資金調達に十分な時間を割くことができない」
「借り入れ以外で、すぐに事業資金を工面する方法が知りたい」
資金調達についてこのように悩んでいる場合は、年中無休のファクタリングサービスに申し込むのがおすすめです。年中無休のファクタリングサービスを活用することで、すぐに資金調達ができるだけでなく、手間やコストを削減することにもつながります。
そこでこの記事では、年中無休のファクタリングサービスを選ぶ際のポイントや活用のコツ、注意点について解説していきます。ファクタリングの申し込みを検討している場合は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
年中無休のファクタリングを選ぶときのポイント
年中無休のファクタリングサービスを選ぶときにどのようなポイントがあるのか、詳しく解説していきます。
「土日・祝日も対応可能」と記載がある
まずは、土日・祝日も審査や入金に対応してくれるファクタリングサービスを探しましょう。
金曜日の夜に申し込みを行なった場合、土日が休業のファクタリングサービスだと早くても月曜日の入金となってしまう可能性があります。しかし、年中無休のファクタリングサービスであれば、休日に急に資金が必要になった場合でも安心です。
土日・祝日も対応可能なファクタリングサービスを選択すれば、申し込むタイミングによって入金スピードが左右されない点がメリットと言えます。
オンラインで手続きできるサービスを選択する
年中無休のファクタリングサービスは、オンラインで手続きが完結する場合が多いです。
申し込みから契約までオンラインで完結することで、店舗に出向くための時間や移動費を節約できます。また、いつでも申し込みができるため、多忙な方も利用しやすいです。
自由なタイミングで申し込みたい場合は、オンライン対応のファクタリングサービスを探してみましょう。
なるべく大手の業者と契約する
年中無休のファクタリングサービスを探す際は、なるべく有名な大手と契約するのが無難です。
無名のファクタリング業者は経営実態が不明瞭なケースが多く、悪徳業者の可能性もあります。「年中無休で対応します」と謳っていても、怪しい業者は避けるべきです。
有名で信頼できるファクタリング業者は、ホームページに会社情報や実績について載せている場合が多いので確認してみてください。
複数のサービスに申し込む
年中無休のファクタリングサービスを選ぶ際は、複数の業者に申し込むのも有効な手段です。
年中無休のファクタリングサービスは、そうでないサービスに比べてやや審査に通りにくい傾向があります。ファクタリングをおこなう業者によって審査基準が大きく異なるケースも珍しくなく、1社で審査に落ちたとしても他の業者では審査を通過できる可能性があるため、審査通過率をあげたい場合はより多くの業者に申し込んでみましょう。
また、複数のファクタリングサービスを比較することで、より自社にあったサービスを選択できるメリットもあります。
柔軟な対応をしてもらえる業者を探す
ファクタリングをおこなう業者のなかには、柔軟な対応ができる業者も存在します。
柔軟な対応をしてくれる業者の特徴は、たとえば以下の通りです。
• 個人事業主やフリーランスも申し込み可能
• さまざまな業種に対応している
対応が柔軟な業者であれば、申込者の事情をくんで休日も対応してくれる可能性があります。このような業者と契約できれば、申し込みに関して融通が利きやすいのでおすすめです。
必要書類が少ないサービスを選ぶ
必要書類の少なさについても、年中無休のファクタリングサービスを選ぶうえで重要です。
提出書類が多いと、書類を用意するのに時間がかかってしまいます。せっかく年中無休のファクタリングサービスを選んでも、すぐに申し込みできないと資金の用意が間に合わないことも考えられます。
特に、必要書類のなかに取り寄せないといけないものが含まれている場合は注意が必要です。
債権譲渡登記の有無をチェックする
年中無休のファクタリングサービスを契約する際は、債権譲渡登記の有無もチェックしましょう。
ファクタリングの契約における債権譲渡登記は、売掛債権の譲渡をおこなった記録を法務局に残す手続きを指します。しかし、法務局は平日しか対応しておらず、手続きが完了するまでに数日かかる場合が多いです。
そのため、すぐに手続きを完了させたい場合は、債権譲渡登記が必要ないファクタリングサービスを選択しましょう。
年中無休のファクタリングをスムーズに活用するコツ
年中無休のファクタリングサービスを、よりスムーズに利用するためのポイントをまとめました。だれでも簡単に実践できるので、ぜひ参考にしてみてください。
信頼性の高い取引先の売掛債権で申し込む
年中無休のファクタリングサービスに申し込む際は、できるだけ信頼性の高い売掛先の債権を選択することで審査がスムーズに進みやすいです。
ファクタリングをおこなう業者は、売掛先の支払い能力を審査して「売掛金が確実に回収できるか」を判断します。そのため、売掛先の経営状態や信用力などに問題がある場合、審査に時間がかかってしまう可能性が高いです。
そのため、迅速な資金調達を目的に年中無休のファクタリングサービスを利用する場合は、より信用度の高い取引先の売掛債権で申し込むことをおすすめします。
提出が必要な書類を確認し用意しておく
年中無休のファクタリングサービスをスムーズに利用するためには、必要書類について事前に確認して用意しておくのも重要なポイントです。
ファクタリングをおこなう業者によって提出を求められる書類は異なります。しかし、どのファクタリングサービスでも以下の書類は必須です。
• 売掛債権が確認できる請求書などの書類
• 取り引きの履歴が残っている口座の通帳
• 申込者の本人確認ができる書類
上記に加えて印鑑証明書や決算報告書などの書類も必要な場合があるので、要求されたらすぐに提出できるようにそろえておきましょう。
なるべく早い時間に手続きをおこなう
ファクタリングの審査や手続きには、最低限の時間を要します。審査に時間がかからない業者を選んだとしても、申し込み内容に不備などがあると手続きがスムーズに進まない可能性が高いです。結果として、せっかく年中無休のファクタリングサービスに申し込んだのに、すぐに対応してもらえないという事態になりかねません。
そのため、年中無休のファクタリングサービスを申し込むタイミングは、なるべく早い時間がおすすめです。
2者間ファクタリングを選択する
年中無休のファクタリングサービスをスムーズに利用するには、契約形態は「2社間」を選択しましょう。
契約形態の違いについては、以下を参考にしてください。
• 2社間ファクタリング：申込者とファクタリング業者のみで契約する
• 3社間ファクタリング：上記の2社に加えて売掛先も契約に関与する
2社間ファクタリングは3社間ファクタリングよりも手続きがシンプルなため、審査に時間がかかりにくいです。また、売掛先の承諾を得る必要もありません。そのため、よりスピーディーに手続きを進められます。
24時間振込可能な口座を用意する
入金まで年中無休で対応してもらえるファクタリングサービスを利用する場合、時間や日にちを問わず振込が可能な銀行口座を指定しましょう。24時間対応していない口座を指定すると、年中無休のファクタリングサービスを利用しても翌日以降の入金となってしまう可能性があります。
ネット銀行は24時間振込可能なケースが多いため、まだ開設していない方はぜひ探してみてください。
年中無休のファクタリングの注意点
年中無休のファクタリングサービスを活用する場合、注意すべきポイントもあります。紹介する内容を必ず押さえておきましょう
悪質なファクタリングをおこなう業者も存在する
年中無休で対応するファクタリング業者のなかには、悪質なファクタリングをおこなう業者も存在するので注意が必要です。
たとえば、以下のようなケースでは安易に契約しないようにしましょう。
• ファクタリング契約にもかかわらず貸金を思わせる内容が契約書に記載されている
• 契約について詳しく聞いても不明瞭な回答しか返ってこない
• ファクタリングにかかる手数料が相場よりも異様に高い
• 公式サイトや事業所がなく、経営実態が不透明
• 他の業者に比べて審査が甘く、書類の提出を求められない
悪質なファクタリング業者に関しては金融庁でも注意喚起をおこなっているので、十分リサーチして申し込まないように注意してください。
手数料が高めに設定されているケースがある
年中無休のファクタリングサービスの場合、そうでないサービスに比べて手数料が高めに設定されている場合があります。いつでも対応してもらえる分、コストが増える可能性も検討しておきましょう。
低コストのサービスを探している場合は、オンライン対応のファクタリングサービスであれば比較的低い手数料で利用できます。
請求書のみだと利用できない
ファクタリングサービスに申し込む際は、請求書などの売掛金について確認できる書類の提出が必要です。ただし、請求書だけではファクタリングを利用できないので注意してください。
一般的には、先ほど紹介したような書類のうち2種類以上の提出を求められます。そのため、急いでいる場合でも最低限の書類を用意しなければいけないことを理解しておきましょう。
年中無休のファクタリングサービスのまとめ
年中無休のファクタリングサービスを活用した資金調達は、平日は仕事で忙しいという方にもおすすめです。より手軽に利用したい場合は、オンライン対応のサービスを検討してみると良いでしょう。また、年中無休を謳うファクタリング業者の中には悪徳業者も存在するので十分に注意が必要です。
この記事で紹介した内容を踏まえて、ぜひ自社にあったファクタリングサービスを見つけてみてください。