ネット完結するファクタリング会社を選ぶ際にチェックすべきポイント5選!
インターネットによる通信技術の向上により、ネット完結するファクタリング会社が増えています。
ネット完結するファクタリング会社と契約をすれば、スピーディな手続きによって迅速な資金調達が期待できます。
しかし、ネット完結するファクタリング会社の増加により、どのように選べばよいのか分からないと悩んでいる事業者も多いでしょう。
そこで、この記事ではネット完結するファクタリング会社を選ぶ際にチェックすべきポイントを5つ解説していきます。
またメリットやデメリットについても紹介していくので、ネット完結できるファクタリングを希望している事業者はぜひ参考にしてください。
目次
ネット完結するファクタリング会社を選ぶ際にチェックすべきポイント5選
ネット完結するファクタリング会社を選ぶ際は、下記の5つのポイントをチェックしましょう。
1. 入金スピードの早さ
2. 手数料の高さ
3. すべての手続きがネット完結するのか
4. 償還請求権の有無
5. 必要書類の数
それぞれのチェックポイントについて解説していきます。
1.入金スピードの早さ
ネット完結するファクタリングは入金スピードが早い傾向があります。
しかし、入金スピードの早さはファクタリング会社によって異なります。
今すぐ資金調達をしたい事業者は、即日入金に対応しているファクタリング会社がおすすめです。
2.手数料の高さ
ネット完結するファクタリングは対面式のファクタリングよりも手数料がかからないケースが多いです。
ただネット完結するファクタリングも、利用するファクタリング会社によって手数料は異なります。
ファクタリングの手数料の相場は2社間ファクタリングで10%から20%、3社間ファクタリングで2%から10%が目安です。
手数料が高ければ入金される金額が減ってしまいます。
できるだけ手数料がかからないファクタリング会社と契約することをおすすめします。
3.すべての手続きがネット完結するのか
ネット完結のファクタリングとありますが、中には契約時は対面を必要としているファクタリング会社も存在します。
すべての手続きがオンラインで完結するのかを確認しておくと安心です。
4.償還請求権の有無
償還請求権のないファクタリングを利用すれば、売掛先の倒産により売掛金が回収できなくなったとしても、ファクタリングの利用者は弁済する責任を負いません。
基本的にファクタリングの契約は償還請求権がありません。
そのため、過度に心配する必要はありませんが、償還請求権がない契約であることを必ず確認しておきましょう。
5.必要書類の数
ファクタリングの審査や契約時には必要書類の提出を求められます。
ネット完結するファクタリングでは、必要書類をアップロードして提出します。
必要書類の数が多ければ多いほど、アップロードに時間がかかってしまうでしょう。
また、アップロードの手順を理解している事業者は問題ありませんが、慣れていなければ面倒に感じてしまうかもしれません。
必要書類の数はファクタリング会社によって異なります。
できれば、必要書類の少ないネット完結するファクタリング会社を選ぶとよいでしょう。
ネット完結するファクタリングのメリット5選
ネット完結するファクタリングには、下記の5つのメリットがあります。
1. 入金スピードが早い
2. 対面式よりも費用をおさえられる
3. 売掛先に知られずに資金調達ができる
4. 地方に住んでいても利用可能
5. 資金が必要なタイミングで申込ができる
順番に見ていきましょう。
1.入金スピードが早い
ファクタリングの最大のメリットは入金スピードの早さです。
対面式でも十分早いのですが、ネット完結するファクタリングはさらに早く手続きができる可能性が高まります。
ネット完結するファクタリングではAIが審査をおこないます。
人間が審査するよりも早く結果が判明するため、入金スピードも早いのです。
急いで資金調達をしたい事業者は、ネット完結するファクタリングの利用を検討してみるとよいでしょう。
2.対面式よりも費用をおさえられる
先述したように、ネット完結するファクタリングの審査はAIがおこないます。
AIの活用により人件費の削減につながるので、手数料をおさえられるメリットがあります。
さらに必要書類を郵送する必要はなく、来社も不要です。
以上の理由から、ネット完結するファクタリングは対面式よりも費用をおさえやすいのです。
3.売掛先に知られずに資金調達ができる
「売掛先にファクタリングを利用した事実を知られたくない」と考えている事業者がいます。
ファクタリングを利用する理由はさまざまですが、資金繰りの改善を期待して契約する事業者が多いです。
そのため、ファクタリングを利用した事実が売掛先に知られてしまうと、今後の取引に悪影響を及ぼす可能性があります。
ネット完結するファクタリングは、売掛先に知られることのない2社間ファクタリングが基本です。
3社間ファクタリングよりも手数料は高くなりますが、売掛先に知られずに資金調達ができる点はメリットだといえるでしょう。
4.地方に住んでいても利用可能
ファクタリング会社は都市部に集中している傾向があります。
東京都や大阪府、愛知県などの大都市周辺に住んでいる事業者は、対面式のファクタリングを利用しやすいです。
しかし大都市から離れた場所に住んでいる事業者は、ファクタリング会社に来社するのは大変です。
そのため、なかなかファクタリングが利用できないと悩んでいる事業者も多くいます。
ネット完結するファクタリングなら、インターネット環境があれば場所を問わずに利用できます。
地方に住んでいる事業者にとって、ネット完結するファクタリングは心強い味方となるでしょう。
5.資金が必要なタイミングで申込ができる
事業をしていると、夜中や週末に資金が必要となるケースがあります。
ネット完結するファクタリングなら、資金不足が判明したタイミングで申込が可能です。
ただし、ネット完結するファクタリング会社のすべてが夜中や週末に対応しているわけではありません。
ネット完結するファクタリング会社の営業時間を確認しておくことをおすすめします。
ネット完結するファクタリングのデメリット2選
ネット完結するファクタリングのデメリットについても把握しておきましょう。
ネット完結するファクタリングを利用する際は、下記の2つのデメリットに注意しましょう。
1. 3社間ファクタリングの利用はむずかしい
2. 柔軟性が低い
ひとつずつ解説していきます。
1.3社間ファクタリングの利用はむずかしい
ネット完結するファクタリングの多くは、ファクタリングの利用者とファクタリング会社との間で契約する2社間ファクタリングです。
ネット完結するファクタリングで3社間ファクタリングを利用することはむずかしいです。
3社間ファクタリングの利用を希望している事業者は、対面式のファクタリング会社に相談してみましょう。
2.柔軟性が低い
ネット完結するファクタリングではAIによる審査を実施することで、費用をおさえられるメリットがあります。
しかしAIは機械的な審査をおこなうため、柔軟な対応は期待できません。
一方で、対面式のファクタリングではファクタリング会社の担当者に事情を伝えることで、柔軟な対応をしてくれるケースがあります。
柔軟性を求める事業者は、ネット完結するファクタリングだと期待に添えない可能性があることを覚えておきましょう。
ネット完結するファクタリングに関するまとめ
ネット完結するファクタリング会社を選ぶ際は、入金スピードの早さや手数料の高さなどをチェックするとよいでしょう。
また、すべての手続きがネット完結するのかもチェックしておくべきポイントのひとつです。
ネット完結するファクタリングのメリットには、入金スピードが早い、対面式よりも費用をおさえられるなどがあります。
ただし3社間ファクタリングの利用はむずかしく、柔軟性が低いデメリットがある点には注意が必要です。
ネット完結するファクタリングを選ぶ際のチェックポイントをおさえたうえで、自社に合ったファクタリング会社と契約してみてはいかがでしょうか。