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商品在庫ファクタリングとは?仕組みやメリット、デメリットについて解説

在庫を抱える事業者におすすめしたい資金調達方法が商品在庫ファクタリングです。
商品在庫ファクタリングには在庫を資金化し、節税ができるメリットがあります。

しかし、商品在庫ファクタリングは比較的新しい資金調達方法なので、知らない事業者も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では商品在庫ファクタリングの仕組みやメリット、デメリットについて解説していきます。

商品在庫ファクタリングとは

商品在庫ファクタリングとは、事業者が抱える在庫をファクタリング会社に買い取ってもらい資金化するサービスのことです。
一般的なファクタリングは売掛債権を売却しますが、商品在庫ファクタリングでは商品の在庫が売却の対象です。
ここからは、商品在庫ファクタリングの仕組みや手順について解説していきます。

1. 商品在庫ファクタリングの仕組み
2. 商品在庫ファクタリングを利用する手順

1.商品在庫ファクタリングの仕組み

冒頭でも説明しましたが、商品在庫ファクタリングは商品の在庫をファクタリング会社に売却します。

「ファクタリング」という名称が付いているので、複雑な資金調達方法だと感じるかもしれません。
しかし、商品在庫ファクタリングの仕組みとしては在庫をファクタリング会社に買い取ってもらうだけです。

2.商品在庫ファクタリングを利用する手順

商品在庫ファクタリングを利用する手順はこちらです。

1. 処分したい在庫を選定する
2. 商品在庫ファクタリングを取り扱っているファクタリング会社に申し込む
3. 在庫の査定
4. 買取価格が提示される
5. 在庫を引き渡す
6. 入金

まずは処分したい在庫を選定します。
その後、ファクタリング会社に申込をして査定をしてもらいます。
買取金額に納得できた場合、在庫を引き渡して現金を受け取る流れです。

不用品を買取店に持ち込み、買い取ってもらった経験はありますか?
商品在庫ファクタリングは買取店で不用品を売却するイメージが近いです。

小売業者が在庫を抱える3つのリスク

商品在庫ファクタリングは、仕入れた商品を販売する小売業者に適した資金調達方法です。
小売業者はそのビジネスモデルゆえに、在庫を抱えることとなります。
しかし、在庫を抱えることは一定のリスクとなるため注意が必要です。

ここからは、小売業者が在庫を抱える3つのリスクについて解説していきます。

1. 資金繰りが悪化する
2. 品質が劣化する
3. 在庫管理コストがかかる

1.資金繰りが悪化する

在庫を抱えたままでは仕入代金の回収ができません。
そのため、在庫として保管している状態だと資金繰りの悪化につながります。

2.品質が劣化する

保管を続けている商品は品質が劣化していきます。
商品価値が下がり、希望価格で売却できない可能性が高まります。

また品質が劣化した商品を廃棄することとなった場合、予想していた売上を見込めません。
さらに廃棄コストもかかります。

3.在庫管理コストがかかる

在庫となっている商品には保管場所が必要です。
もし抱えきれないほどの在庫が増えた場合、新たな保管場所を確保することも考えられます。

在庫の管理に人員を割くこととなれば、人件費が発生します。

商品在庫ファクタリングのメリット4選

商品在庫ファクタリングのメリットは下記の4つがあげられます。

1. 不要な在庫を資金化できる
2. 売掛債権がなくてもファクタリング可能
3. 節税ができる
4. 審査がない

それぞれのメリットの内容について見ていきましょう。

1.不要な在庫を資金化できる

不要な在庫は資金繰りの悪化につながります。
さらに在庫管理コストもかかるため、不要な在庫はできるだけ早く売却したいものです。

商品在庫ファクタリングではなかなか売れない不要な在庫のみを売却できます。
不要な在庫を資金化することで、資金繰りの改善や在庫管理コストの削減が期待できます。

2.売掛債権がなくてもファクタリング可能

一般消費者を相手に商売をしている小売業者は、売掛債権を保有していないケースが多いです。
売掛債権がなければファクタリングの利用はできません。
そのため、売掛債権を保有していない小売業者は、ファクタリング以外の資金調達方法を選択する必要がありました。

商品在庫ファクタリングは在庫をファクタリング会社に売却します。
売掛債権がなくてもファクタリングを利用できるため、小売業者の頼れる資金調達方法として重宝しています。

3.節税ができる

売却できない在庫も資産として計上されます。
決算時に不要な在庫を抱えていると課税対象とみなされてしまうため、税金の支払額が増えてしまいます。

そこで商品在庫ファクタリングを利用すれば、不要な在庫の資金化が可能です。
課税される資産が少なければ結果的に節税となります。

4.審査がない

一般的なファクタリングは審査に通過しなければ利用できません。
審査には必要書類の提出やヒアリングがあり、手間だと感じる事業者もいるでしょう。

商品在庫ファクタリングには審査がありません。
手間を省いて不要な在庫を資金化できる点が、商品在庫ファクタリングのメリットだといえるでしょう。

商品在庫ファクタリングのデメリット2選

続いて、商品在庫ファクタリングのデメリットについても知っておきましょう。

1. 在庫の買取価格が低い
2. 商品在庫ファクタリングを取り扱っている会社が少ない

順番に解説していきます。

1.在庫の買取価格が低い

商品在庫ファクタリングは不要な在庫を資金化できます。
商品在庫ファクタリングの仕組上、在庫の買取価格は低いです。

買取価格は商品価格の10%から50%程度となるケースが多いです。
仕入価格よりも大幅に下回ることが予想されるため、損失となる可能性があります。

2.商品在庫ファクタリングを取り扱っている会社が少ない

現状では商品在庫ファクタリングを取り扱っている会社は少ないです。
一般的なファクタリング会社は、商品在庫ファクタリングを取り扱っていないケースがほとんどです。

商品在庫ファクタリングを利用したくても、条件に合う会社が少ない点はデメリットだといえるでしょう。

商品在庫ファクタリングの2つの注意点

商品在庫ファクタリングには2つの注意点があります。

1. 古物商許可を得ていないファクタリング会社は違法
2. 買取キャンセルは不可

商品在庫ファクタリングを安全に利用するためにも、注意点を確認しておきましょう。

1.古物商許可を得ていないファクタリング会社は違法

商品在庫ファクタリングをおこなうには古物商許可が必要です。
古物商許可を得ていないファクタリング会社は違法となります。

古物商許可を得ている場合は、ファクタリング会社の公式サイトに記載があります。
古物商許可を得ていることを確認した上で申込をしましょう。

2.買取キャンセルは不可

ファクタリング会社と契約を締結すると、買取キャンセルはできません。
本当に在庫を資金化してもよいのかを検討しなければ、のちのち後悔をするかもしれません。

商品在庫ファクタリングのメリットとデメリットを比較してから、判断することをおすすめします。

商品在庫ファクタリングに関するまとめ

商品在庫ファクタリングとは、事業者が抱える不要な在庫をファクタリング会社に買い取ってもらい資金化するサービスを指します。
売掛債権がなくても利用できるため、小売業者向きの資金調達方法だといえるでしょう。

商品在庫ファクタリングのメリットには不要な在庫を資金化できることや、売掛債権がなくてもファクタリングできることなどがあります。
一方でデメリットとしては在庫の買取価格が低く、商品在庫ファクタリングを取り扱っている会社が少ない点があげられます。

商品在庫ファクタリングを適切に利用すれば、資金繰りの改善や在庫管理コストの削減が期待できるでしょう。
商品在庫ファクタリングの仕組みを理解してから、ファクタリング会社に申込をしてみてはいかがでしょうか。