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ファクタリングは大きく6種類!基本から特定の用途まで幅広く解説

資金調達の方法として活用されていて、日本政府も状況に応じたファクタリングの利用を推奨しています。
ファクタリングについては知られつつありますが、ファクタリングに種類があることはあまり知られていません。
今回はファクタリングの概要と具体的にどのような種類があるのかについて解説します。

ファクタリングの基本知識

ファクタリングは自分自身が保有する売掛債権をファクタリング会社に売却する取引です。
売掛債権を引き取ってもらう代わりに現金を支払ってもらうことで、即座に現金調達できます。
一般的に売掛債権には支払サイトが定められていますが、ファクタリングであればこれを無視して資金調達できると考えましょう。
例えば、条件が揃っていると売掛債権を即日現金化できます。
企業が資金調達する方法として、ファクタリングは非常に便利な方法なのです。
ただ、買い取ってもらう事務コストやリスクを背負ってもらうことから、ファクタリングでは手数料が発生します。
手元に残るお金が売掛債権よりも目減りしてしまうため、その点は注意しなければなりません。

ファクタリングの関係者数による種類

ファクタリングは関係者の多さによって種類分けされるようになっているため、以下のとおり3種類を解説します。
● 2社間ファクタリング
● 3社間ファクタリング
● 4社間ファクタリング

2社間ファクタリング

利用される機会が多いファクタリングの種類が2社間ファクタリングです。
利用者とファクタリング会社の間だけで取引が完了するため、スムーズに取引できるなどのメリットがあります。
ただ、売掛先から入金されたお金を利用者がファクタリング会社に振り込む必要があり、手続き忘れの可能性や手間がかかるなどのデメリットがあります。
また、利用者を経由してファクタリング会社へと入金されるため、リスクが大きいことから手数料が高くなりやすい取引です。
ただ、現在はオンライン完結型ファクタリングと呼ばれるものが普及していて、審査精度の向上や事務コストの削減により、手数料は下がってきています。

3社間ファクタリング

利用者とファクタリング会社の他にも、売掛先が必要とされる種類のファクタリングです。
ファクタリングの事実を売掛先に通達し、同意を得た上でファクタリングの取引を進めます。
また、通達するだけではなく、売掛先からファクタリング会社に入金してもらう取引でもあります。
売掛金を利用者が入金する必要がないため、手間がかからずファクタリング会社のリスクも少ない取引です。
そのため、手数料が下がりやすいなどのメリットがあります。
ただ、入金先を変更してもらう手続きで売掛先にファクタリングを知られてしまうため、そこは注意が必要です。

4社間ファクタリング

4社間ファクタリングは、後ほど解説する国際ファクタリングでのみ利用される種類です。
利用者とファクタリングに加えて、海外のファクタリング会社と海外の輸入者が関係します。
詳細については後ほど解説するため、このような種類があることだけ知っておきましょう。

ファクタリングで理解しておきたい6つの種類

まとめてファクタリングと表現されることが多いですが、実際にはいくつもの種類があります。
今回はファクタリングの中でも利用される機会の高い以下の6種類を解説します。
● 買取ファクタリング
● 医療ファクタリング
● 一括ファクタリング
● 注文書ファクタリング
● 保証ファクタリング
● 国際ファクタリング

買取ファクタリング

一般的にファクタリングといえば、この買取ファクタリングに該当すると考えましょう。
ファクタリングの中でも分かりやすく、使われる機会の多い種類です。
民間のファクタリング会社が最も多く扱っている種類でもあります。
買取ファクタリングは、利用者が保有する売掛債権をファクタリング会社に買い取ってもらう仕組みです。
入金される権利を売却する種類であり、審査が優しく赤字でも利用しやすいなどのメリットがあります。
最短即日で売掛債権を現金化できるため、短時間で資金調達したい場合にも役立つ種類です。
ただ、取引の種類によっては売掛先にファクタリングが知られてしまうデメリットがあります。
また、状況によっては手数料が高額になりやすいため、そこも注意しなければなりません。

医療ファクタリング

医療関連や介護施設など、健康保険が適用される業界が利用するファクタリングの種類です。
これらの業界は、各種診療に対して、受診者と社会保険診療報酬支払基金や国民健康保険団体連合会から支払いがあります。
個人負担部分を除いてはレセプト請求が必要となり、この請求については売掛債権だと考えられているのです。
そのため、診療報酬などを売却して資金調達する行為は、医療ファクタリングとして独自の種類が設けられています。
特に診療報酬の支払いは2ヶ月以上先となるケースが大半であるため、この業界ではファクタリングが求められているのです。
ただ、医療関連や介護施設などには重要な種類ですが、扱っているファクタリング会社が少ないというデメリットがあります。
売掛債権の中でも特殊なものに分類されるため、医療ファクタリングに対応しているファクタリング会社を探さなくてはなりません。

一括ファクタリング

一括ファクタリングは、売掛債権を金融機関が一括で買い取って、その金額を利用者に支払う方法です。
今までは「手形」が利用されていましたが、これに代わるファクタリングの種類として登場しました。
手形のような使われ方であるため、3社間ファクタリングに分類されるファクタリングです。
また、ファクタリングの種類でも珍しく、利用者ではなく売掛先が積極的に金融機関と協力してファクタリングを進めます。
一括ファクタリングを利用すると、手形取引に関連する手間や時間など多くのコストを削減できるメリットがあります。
また、支払いサイトが短くなる点も一括ファクタリングのメリットです。
ただ、金融機関がファクタリングを主導するため、民間のファクタリング会社よりも審査が厳しくなる傾向にあります。
売掛先が中小企業など信用力に欠ける場合は利用を断られてしまうこともあり、買取ファクタリングのように柔軟には利用できません。

注文書ファクタリング

注文書ファクタリングは、請求書ではなく注文書を利用して取引するファクタリングの種類です。
将来的に発生する売掛債権を対象としているため、「将来債権ファクタリング」と呼ばれることもあります。
上記で解説したファクタリングの種類とは異なり、現時点では発生していない売掛債権が買取の対象です。
これから先に発生する予定の売掛債権を売却できるため、数ヶ月先までの売掛金の資金をまとめて現金化できます。
大きな金額を調達できるため、何かしらまとまった支払いが必要となる場合には重宝するファクタリングの種類です。
ただ、将来的な売掛債権をファクタリングすることはファクタリング会社がリスクを抱えるため、手数料が高くなってしまいます。
ファクタリングは信用力の高い取引ほど手数料が下がるため、注文書ファクタリングで手数料が高まることはやむを得ません。
また、そもそも対応しているファクタリング会社が買取ファクタリングよりも遥かに少なく、利用しづらいというデメリットもあります。

保証ファクタリング

保証ファクタリングは、ファクタリング会社に売掛債権の金額を保証してもらう種類のファクタリングです。
一般的にファクタリングは売掛債権を買い取ってもらいますが、保証ファクタリングは保証のみしてもらいます。
契約が成立した段階で売掛債権の現金化はできませんが、売掛先が倒産したなど、債務が履行されない際には保証されている金額が支払われる種類です。
保証ファクタリングを利用することで、売掛先が万が一、売掛金を支払えない状況でも回収不能には陥りません。
回収予定であった金額をファクタリング会社が保証してくれるため、確実に売掛金が入金されます。
高額な売掛金を回収できないとキャッシュフローに多大な影響を与えるため、そのような状況を防ぐために役立つ取引です。
ただ、保証ファクタリングでは契約の段階で保証料を支払う必要があり、先に支出が発生してしまいます。
また、売掛先から入金された場合でも保証料は返金されず、「掛け捨て」の状況になるため注意しましょう。

国際ファクタリング

国際ファクタリングは、海外の輸入会社の与信を調査して、購入代金などを保証してもらうファクタリングです。
現金化するファクタリングの種類ではなく、上記の保証ファクタリングと同じ種類だと考えましょう。
こちらは、海外へ商品などを輸出するにあたって、代金が回収できない状態を避けるために利用します。
利用者と輸入者、ファクタリング会社に加えて、海外で信用力を調査する海外のファクタリングの4社で取引しなければなりません。
国際ファクタリングを利用する際は海外に所在する輸入者について調査する必要があるため、コネクションのあるファクタリング会社を選択することが求められます。
日本国内から海外の会社を調査する作業には限界があり、海外のファクタリング会社などに代理で調査してもらわなければなりません。
現地の会社に調査してもらうことでより正確な審査結果を得られますが、関係者が増えてしまうため手数料が高額になりがちです。

ファクタリングの種類を選びたい時のポイント

解説したとおりファクタリングにはいくつもの種類があります。
これらの中でもどれを選べば良いのか判断できない際は、以下のポイントを意識しましょう。
● 現金化が必要かどうか
● 現金が必要となるまでの期間
● 取扱いできる売掛債権の種類

現金化が必要かどうか

ファクタリングといえば売掛債権を現金化するイメージを持つ人が多いでしょう。
ただ、ファクタリングの種類によっては今すぐに現金化できるわけではありません。
特に保証型のファクタリングは未来の入金を保証してくれるものであるため、その場での現金化は不可能です。
一般的には「ファクタリングすればすぐに現金が手に入る」と考えられています。
しかし、実際にはファクタリングしても現金化されないことが多々あるのです。
ファクタリングの種類を間違えるとキャッシュフローに影響するため、必ず意識しましょう。

現金が必要となるまでの期間

ファクタリングした結果として、いつまでに現金が必要となるか考えましょう。
この期間によって、適切なファクタリングの種類が大きく異なります。
もし、できるだけ早く資金調達したいならば、買取ファクタリングを選択しなければなりません。
その他の方法は現金化までに時間を要するため、適切な種類ではないのです。
また、買取ファクタリングの種類でも2社間ファクタリングが最短即日で現金化できます。
逆に現金化までの時間を重視していないならば、別のポイントでファクタリングの種類を選びましょう。

取扱いできる売掛債権の種類

どのような売掛債権を取り扱いできるのかも意識すべきポイントです。
ファクタリングの種類によっては取り扱いしてくれない売掛債権があるため、注意しなければなりません。
例えば、医療報酬の売掛債権は、医療ファクタリングに対応していないと取り扱いしてくれないケースが大半です。
また、海外の取引に関する売掛債権は、海外ファクタリングを取り扱う会社に依頼しなければなりません。
このように売掛債権の種類によってはスムーズなファクタリングが出来なくなってしまいます。
どのファクタリングがどの種類の売掛債権を扱えるのか確認しなければなりません。

ファクタリングの種類についてのまとめ

ファクタリングにはどのような種類があるのかについて解説しました。
一般的にファクタリングといえば買取型ファクタリングを指しますが、実際には複数の種類が存在します。
どの種類のファクタリングを利用するかによって、得られる結果が大きく異なるため、細かく理解することが重要です。
なお、売掛債権の種類ごとにおすすめのファクタリングはありますが、状況によっては違うものを選択しなければなりません。
複数のファクタリングを理解して、必要に応じた使い分けができることが理想的です。