ファクタリングを利用しやすい業種6つを紹介!不向きな業種や会社の選びのポイントも解説

ファクタリングを検討している方のなかには「自分の業種はファクタリングに向いているのだろうか」と、疑問を感じている方もいるでしょう。
ファクタリングは売掛金を活用する仕組みであるため、業種や取引形態によって利用のしやすさに違いがあります。
この記事では、ファクタリングの利用に適した業種と、不向きとされやすい業種を紹介します。ファクタリングを活用すべきかを判断するポイントも解説しているため、これから検討を進める際の参考にしてください。
目次
ファクタリングは売掛金があれば原則どの業種でも利用できる

ファクタリングとは、企業が保有している売掛債権をファクタリング会社に売却し、入金期日より前に現金化する資金調達方法です。そのため、売掛債権を保有していれば、原則どの業種でもファクタリングを利用できます。
ただし、すべての売掛債権を買い取ってもらえるわけではなく、ファクタリング会社の審査によって買い取りの可否を判断されます。売掛債権を保有していたとしても、次のようなケースでは利用が難しくなるでしょう。
- 売掛債権の金額が小さすぎる
- 取引先の支払い遅延や未払いの履歴がある
- 売掛債権の内容が不明確
- 取引先が個人事業もしくは小規模事業者 など
なかでも、過去に支払い遅延や未払いがあった取引先の売掛債権は、利用が難しくなる傾向があります。
ファクタリングを利用しやすい業種は6種類

売掛債権があれば業種を問わずファクタリングを利用できるものの、実務上は業種によって利用のしやすさに差が生じます。
ここでは、ファクタリングを利用しやすいとされる代表的な業種を6つ紹介します。業種特性も踏まえたうえで解説しているため、自社に該当する場合は参考にしてください。
運送業
物流を支える運送業は、資金繰りの面では負担が生じやすい傾向があります。運送業の主な特徴は、以下の3つです。
- 請求から入金まで期間が空きやすい
- 車両故障などによる急な出費が発生しやすい
- 燃料費や人件費などの先行支出が多い
実務上、業務を遂行してから実際に手元へ資金が入金されるまでに、2~3ヵ月程度かかるケースも少なくありません。また、ドライバーに対して日払いや週払いで給与を支払う運送会社も多く、入金までの期間中に資金が不足しやすい傾向にあります。
こうした背景から、売掛金を早期に現金化できるファクタリングは、運送業において資金繰りを安定させるための有効な資金調達手段と言えます。
建設業
建設業もまた、資金の動きにタイムラグが生じやすく、資金繰り面で課題を抱えやすい業種のひとつです。建設業の主な特徴は、以下のとおりです。
- 工事代金は完了後の支払いとなり、材料費や人件費は先行して発生する
- 案件規模が大きいほど、着工時に必要な資材費や外注費の負担も大きくなる
実務上、工事を開始してから請求、入金に至るまで数ヵ月かかるケースも珍しくありません。その間にも職人への支払いや資材の仕入れ、外注費の精算などが継続的に発生するため、資金繰りが不安定になりやすい傾向にあります。
そのため、工事完了後に発生する売掛金を早期に現金化できるファクタリングは、建設業にとって重要な役割となるでしょう。
IT業
システム開発やWeb制作、アプリ開発などを担うIT業も、仕事を受注してから入金までが長い業種のひとつといわれています。IT業の主な特徴は、以下のとおりです。
- 人件費や外注費などのコストが先行して発生する
- 請負や受託開発が中心となり、売掛金が発生しやすい
開発期間中は支払いが続く一方、報酬は納品後や検収後にまとめて支払われることが多く、入金までに数ヵ月かかることもあります。そのため、複数案件が重なると資金繰りが不安定になりがちです。
このような背景から、完成後に発生する売掛金を早期に現金化できるファクタリングは、IT業の資金繰りを支える有効な手段となります。
医療・介護
医療・介護は収入の中心が診療報酬や介護報酬といった公的な報酬制度で成り立っている都合上、目先の資金繰りに悩まされがちな業種です。医療・介護分野における問題は、以下の2つです。
- 診療報酬や介護報酬の入金サイクルが長い
- 売掛先が公的機関で信用力が高い
医療・介護業では、診療や介護サービスを提供してから実際に報酬が支払われるまで2ヵ月程度かかります。その間も人件費や設備維持費などの支払いは継続して発生するため、資金繰りが圧迫されやすくなります。
一方で、売掛先が公的機関であることから債権の信用力は評価されやすく、手数料が抑えられやすいため、ファクタリングとの相性が良いと言えるでしょう。
製造業
製造業も資金の支出と回収のタイミングにズレが生じやすく、資金繰り面で課題を抱えやすい業種といわれています。製造業の主な特徴は、以下のとおりです。
- 原材料費や外注費の支払いが先行する
- 取引先が法人で、継続的な売掛金が発生しやすい
製造業のなかでも受注生産型の場合は、受注から生産、納品、代金回収までに数ヵ月かかるケースも多いです。その間も原材料の仕入れや外注費、人件費などの支払いが発生するため、運転資金の確保が事業継続において重要な要素となります。
一方で、製造業は取引先が法人であることが多く、売掛金が継続的に発生しやすいうえ、1件あたりの売掛金額も大きくなりやすい点が挙げられます。このような取引形態であれば、売掛債権を資金繰り対策として活用しやすく、資金の流れを安定させる有効な手段となるでしょう。
人材派遣
企業に人材を提供する人材派遣業は、景気の動向によって需要が変動しやすい業種のひとつです。派遣需要が増える局面では人件費が積み重なり、運転資金の確保が欠かせません。人材派遣業の主な特徴は、以下のとおりです。
- 派遣スタッフへの給与支払いが先行し、入金は後日となる
- 派遣先企業は法人であることが多く、毎月安定した売掛金が発生しやすい
人材派遣業では、派遣スタッフへの給与を月末や翌月初に支払う一方で、派遣先企業からの支払いは翌月末などとなるケースが多く、支払いサイトにタイムラグが生じます。そのため、派遣人数が増えるほど給与支払いに必要な資金負担も大きくなり、資金繰りが不安定になりがちです。
一方で、毎月安定した売掛金が発生することから、売掛債権を活用したファクタリングは、人材派遣業と相性の良い業種と言えます。
ファクタリングに向かない業種は2種類

ファクタリングがあまり適さない業種は、以下の2つです。
- 飲食業
- 小売業
全く適さないわけではないものの、他の業種に比べると他の資金調達手段のほうが適している場面は少なくありません。業種ごとの特徴に基づいて、順番に解説します。
飲食業
飲食業はBtoC取引が多く、現金払いが中心となる業種です。そのため、売掛債権が発生しにくく、仮に売掛債権があったとしても金額が小さいケースも多いです。
もっとも、飲食業だからといってファクタリングを利用できないわけではありません。クレジットカードなどのキャッシュレス決済によって発生する債権は、条件によってはファクタリングの対象となります。
近年は、飲食業においてもキャッシュレス決済の導入が進んでおり、取引形態の変化によって、今後は資金化の選択肢が徐々に広がりつつあります。
小売業
店頭販売が中心となる小売業では現金決済が中心で、売掛金を保有するケースは比較的少ないことから、ファクタリングが使いづらい業種と言えるでしょう。なかでも、日用品などを扱う小売業では売掛金が発生しても金額が小さいケースが多く、ファクタリングを利用できない可能性があります。
一方で、近年は飲食業と同様にキャッシュレス化が進み、クレジットカード決済などによる売上が増加しています。家具やインテリアなど、単価の高い商品を扱う小売店では、1件あたりの決済額も比較的大きいため、ファクタリングの対象となりやすいでしょう。
ファクタリングを活用すべきかの判断基準

ファクタリングに向いているとされる業種であっても、すべてのケースで有効とは限りません。取引内容や資金繰りの状況によっては、期待した効果が得られないこともあります。ここでは、ファクタリングの活用を検討する際に確認すべき判断基準を解説します。
そもそも売掛債権はあるか
ファクタリングは、売掛債権を保有していることが前提となる資金調達手段です。そのため、売掛債権が存在しない企業はそもそもファクタリングを利用できません。
BtoB取引がメインであっても、小規模な企業や取引規模が小さい場合には、現金取引が中心となっているケースもあります。
まずは、自社が現時点でどの程度の売掛債権を保有しているのか、金額や取引先の状況を確認しておきましょう。
ファクタリングの利用で資金繰りの改善につながるか
ファクタリングを利用して売掛債権を資金化したとしても、資金が必要なタイミングに間に合わなければ、資金繰りの改善にはつながりません。とくに、支払期限が迫っている経費がある場合には、入金時期とのズレがないか確認してください。
また、ファクタリングを利用する際には、手数料を考慮することも重要です。手数料を差し引いた後の入金額が支払予定の経費を下回る場合には、資金調達としてのメリットは小さくなります。
そのため、入金タイミングと実際に受け取れる金額の両面から判断すると良いでしょう。
ファクタリング会社を選ぶポイント

ファクタリングの活用が選択肢となる場合、どの会社を利用するかによって条件や結果は変わります。ここからは、ファクタリング会社を選ぶ際の判断ポイントについて解説します。
手数料は相場の範囲内か
ファクタリング会社を選ぶ際には、手数料が相場の範囲内かどうかを確認してください。手数料はファクタリング会社によって異なるため、事前に目安を把握しておくことで、不利な条件を避けやすくなります。
なかでも、二社間ファクタリングと三社間ファクタリングでは、取引形態の違いによって以下のように手数料水準に差が生じます。
| 手数料の目安 | 特徴 | |
|---|---|---|
| 二社間ファクタリング | 8%〜18%程度 | 売掛先に通知せず利用できる |
| 三社間ファクタリング | 2%〜9%程度 | 売掛先の同意が必要 |
加えてファクタリング会社によっては、事務手数料や債権譲渡登記費用などの諸費用が別途発生する場合もあります。そのため、単純な手数料率のみで比較せずに、最終的に受け取れる金額や総コストを確認したうえで、比較検討することが大切です。
現金化のスピードは早いか
ファクタリング会社を選ぶ際には、現金化までのスピードも重要な判断ポイントのひとつです。資金が必要なタイミングは企業ごとに異なるため、入金速度が早いほど資金調達の選択肢は広がります。
近年は、オンラインで完結するファクタリングサービスも増えており、条件が合えば即日対応が可能なケースもあります。急な支払いが発生した場合や、資金繰りに余裕を持たせたい場合には、スピード感のあるファクタリング会社を選びましょう。
なかでも「Easy factor」では、最短60分で売掛金の現金化に対応しています。迅速な資金調達を重視する場合は、こうした対応スピードも含めて比較検討すると良いでしょう。
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ファクタリングは、売掛債権があれば原則どの業種でも利用できる資金調達方法です。ただし、業種や取引形態によって向き不向きが存在します。
売掛金が発生しやすい業種であれば、ファクタリングと相性は良いと言えるでしょう。一方で、現金取引が中心となる飲食業や小売業などは売掛金が少ないため、他業種よりも利用するのは難しいと言えます。
また、ファクタリングを活用する際は、売掛債権の有無や資金繰りの改善につながるかをあらかじめ確認しておくことが大切です。そのうえで、手数料や現金化までのスピードといった条件を踏まえてファクタリング会社を選ぶようにしましょう。
なかでも、Easy Factorは手数料が比較的低く設定されており、最短即日での現金化にも対応しています。相談自体は無料ですので、売掛金は多いものの目先の資金繰りに困っている事業者様は、気軽にお問い合わせください。
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