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ファクタリング会社同士で情報共有はするのか?ファクタリング業界の横の繋がりを解説

さまざまな業界では横の繋がりを活かして、情報共用をおこなっています。
日本において、ファクタリングの知名度はまだそこまで高くはありません。
そのため、ファクタリング会社同士で情報共有をしているのか、詳しく知らない事業者も多いでしょう。

ではファクタリング業界には、横の繋がりはあるのでしょうか。
この記事では、ファクタリング会社同士の情報共有について解説していきます。

ファクタリング会社同士で情報共有はするのか

近年、ファクタリングは注目されつつある資金調達方法です。
ファクタリング会社の数も増えており、情報共有をしているのかが気になるでしょう。

ここからは、ファクタリング会社同士の情報共有について見ていきましょう。

1. ファクタリング会社同士で情報共有はしない
2. ファクタリング業界の横の繋がり
3. 金融業界の横の繋がり
4. ファクタリング事業推進協会と情報共有

1.ファクタリング会社同士で情報共有はしない

結論からお伝えすると、ファクタリング会社同士で情報共有はしません。
ただ、一部のケースではファクタリング会社同士で情報共有をします。

ファクタリングで情報共有するケースについては、のちほど詳しく解説します。

2.ファクタリング業界の横の繋がり

ファクタリング業界の横の繋がりはありません。
ファクタリング会社同士で情報共有することがないため、横の繋がりを持つ必要がないのです。

3.金融業界の横の繋がり

では、金融業界の横の繋がりはどうでしょうか。
金融業界には横の繋がりがあります。

たとえば、貸付をおこなう際、貸付先の信用情報や経営状態などを調べる必要があります。
もし貸付先が貸し倒れをしてしまうと、損をするのは金融機関です。

そのため、貸し倒れのリスク対策として、情報共有をおこなうのです。

また、多くの金融機関は信用情報機関に加盟しています。
信用情報機関にはCICとJICC、KSCの3つがあり、信用情報を取り扱っています。
金融機関はこの信用情報を確認することで、貸付をおこなうかどうかの判断材料としているのです。

金融業界は情報共有するメリットがあるため、横の繋がりを持っていると考えられます。

4.ファクタリング事業推進協会と情報共有

ファクタリング事業推進協会とは、ファクタリングのノウハウの啓蒙や問題事例の収集をおこなう団体のことです。
ファクタリングを普及させ、中小企業を支えることを目的としています。

ファクタリング事業推進協会は、上記の目的を掲げている団体であり、情報共有はしません。

ファクタリング会社同士で情報共有をしない2つの理由

ファクタリング会社同士で情報共有をしない理由は、下記の2つです。

1. 他社とは競合関係にある
2. 審査基準が異なる

どのような理由があるのか、順番に見ていきましょう。

1.他社とは競合関係にある

ファクタリング会社同士は商売敵であり、競合関係にあります。
競合他社に有益な情報を伝えると、自社の利益が減ってしまう可能性が高まるでしょう。

近年では、ファクタリングの認知度が高まるにつれて、ファクタリング会社の数が増えています。
顧客の取り合いは、さらに激しさを増すことでしょう。

2.審査基準が異なる

ファクタリング会社は、それぞれ独自の審査基準を設定しています。
たとえ同業他社から情報共有があったとしても、自社にとって役に立つ情報でなければ、あまり意味はありません。

ファクタリング会社同士で情報共有する2つのケース

先述したように、原則としてファクタリング会社同士での情報共有はしません。
ただ、下記の2つのケースに該当する場合、情報共有をする可能性があります。

1. 売掛債権の二重譲渡がおこなわれたとき
2. 悪徳業者と契約したとき

どのようなケースなのか、ひとつずつ解説していきます。

1.売掛債権の二重譲渡がおこなわれたとき

売掛債権の二重譲渡とは、同一債権を複数のファクタリング会社に譲渡することです。

たとえば、売掛債権額が1000万円だったと仮定しましょう。
一般的なファクタリングを利用する場合、この1000万円から手数料が引かれた金額が入金されます。
しかし二重譲渡により、A社とB社の2社に買取依頼をすると、合計で2000万円の現金を手にすることとなります。(手数料は引かれる)

しかし、売掛債権は一社のみにしか譲渡できません。
そこで事実確認をするために、A社とB社で情報共有をするのです。

なお、ファクタリングにおける売掛債権の二重譲渡は禁止されています。
二重譲渡のような不正行為をしなければ、ファクタリング会社同士で情報共有することはありません。

2.悪徳業者と契約したとき

ファクタリング業界には悪徳業者が潜んでいます。
悪徳業者は高額な手数料を請求したり、貸付契約を勧めてきたりする違法業者のことです。

悪徳業者と契約をすると、悪徳業者間で顧客情報を共有する可能性があります。
情報共有をされてしまうと、ほかの悪徳業者から勧誘の電話がかかってくる、個人情報が悪用されるなどの危険性があり、注意しなければなりません。

下記の特徴に該当する場合、悪徳業者の可能性が高いです。
情報共有されないためにも、悪徳業者と契約をしないようにしましょう。

・連絡先が携帯電話番号
・手数料の上限が20%をこえている
・売掛債権の売買ではなく、貸付を案内される
・高圧的な態度で契約を迫ってくる

ファクタリング業界で横の繋がりがないメリット3選

ファクタリング業界で横の繋がりがないメリットには、下記の3つがあります。

1. 他社の審査に落ちた事実が知られずに済む
2. ファクタリング会社の乗り換えがしやすい
3. 相見積もりが取りやすい

横の繋がりがないメリットの内容について、順番に見ていきましょう。

1.他社の審査に落ちた事実が知られずに済む

ファクタリングを利用する際は、審査に通過する必要があります。
ファクタリングは審査通過率が高い傾向があり、比較的審査落ちしにくい資金調達方法です。
ただ、すべての事業者が審査に通過するわけではなく、審査落ちしてしまうケースもあります。

融資であれば信用情報が共有された場合、審査落ちの状態で他社に申込をしたとしても、審査に通らない可能性が高いです。
しかし、ファクタリングでは情報共有しないため、審査落ちした事実がほかのファクタリング会社に伝わることはありません。

たとえ審査落ちしたとしても、ほかのファクタリング会社に申込をすれば、審査に通過できる可能性があります。

2.ファクタリング会社の乗り換えがしやすい

ファクタリング会社によって手数料や入金スピードが異なるため、乗り換えを希望するケースは珍しくありません。
ファクタリングでは乗り換えが禁止されていません。

そのため、好条件のファクタリング会社に乗り換える際、不利な情報が共有される心配は不要です。

3.相見積もりが取りやすい

ファクタリング会社との契約条件を確認する際は、相見積もりがおすすめです。
複数社に見積もりを依頼して条件を比較することで、好条件のファクタリング会社と契約できます。

横の繋がりがないファクタリング業界では、見積もりを依頼した事実が他社に知られることはありません。
安心して相見積もりが取れるのです。

ファクタリング会社の情報共有に関するまとめ

ファクタリング会社同士での情報共有は、原則としておこないません。
ファクタリング会社同士が競合関係にあり、それぞれの審査基準が異なるため、情報共有するメリットがないためです。
ただ売掛債権の二重譲渡がおこなわれたときや、悪徳業者と契約したときなどは、情報共有することがあります。

ファクタリング業界には横の繋がりがないので、相見積もりを取りやすく、乗り換えがしやすいメリットがあります。
ファクタリングの情報共有に関する正しい知識を身につけたうえで、好条件のファクタリング会社と契約してみてはいかがでしょうか。