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3社間ファクタリングの手数料の目安はいくら?仕組みや適しているケースを解説

3社間ファクタリングは、比較的手数料をおさえやすい資金調達方法です。
ただ、3社間ファクタリングの手数料の目安が分からなければ、契約する際に決断ができないかもしれません。

そこでこの記事では、3社間ファクタリングの手数料の目安について解説していきます。
また、3社間ファクタリングの仕組みや適しているケースも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

3社間ファクタリングの手数料の目安

3社間ファクタリングの手数料の目安は、2%から10%程度です。
手数料をおさえた資金調達をおこなうためにも、できるだけコストをおさえられるファクタリング会社を選ぶとよいでしょう。

なお、上記の手数料はあくまでも目安です。
実際に支払うこととなる手数料は、提示される見積もりを確認してみましょう。

3社間ファクタリングの仕組み

3社間ファクタリングは事業者とファクタリング会社、売掛先の3社間で契約する仕組みです。
売掛先にファクタリング利用の承諾を得たうえで利用します。

ファクタリング会社は、売掛先と売掛金に関するやり取りを直接おこないます。
売掛金は売掛先がファクタリング会社に入金するので、安全性が高い取引です。

一連の流れはこちらです。

1. 商品やサービスを提供すると、売掛債権が発生する
2. 事業者はファクタリング会社にファクタリングの申込をする
3. 審査の実施
4. 売掛先にファクタリング利用の通知
5. 承諾を得られたら、契約に進む
6. 入金
7. 売掛先はファクタリング会社に売掛金を振り込む

3社間ファクタリングと2社間ファクタリングの4つの違い

ファクタリングには3社間ファクタリングのほかに、2社間ファクタリングがあります。
契約形態によっていくつかの違いがあるので、契約前に確認しておきましょう。

どのような違いがあるのか、4つの項目に分けて具体的に解説していきます。

1. 手数料
2. 売掛先の通知と承諾
3. 審査の通りやすさ
4. 売掛金の回収方法

1.手数料

3社間ファクタリングの手数料は、2%から10%程度だと説明しました。
一方で2社間ファクタリングでは、10%から20%程度が目安となります。

3社間ファクタリングのほうが手数料をおさえやすいことが分かりますね。

2社間ファクタリングは売掛先が契約に関係しない分、売掛金の未回収リスクが高くなります。
ファクタリングは償還請求権のない契約を結ぶケースが一般的です。
売掛金が回収できなければ、ファクタリング会社が弁済することとなります。
そのため、手数料を高くしてリスクヘッジをするのです。

2.売掛先の通知と承諾

2社間ファクタリングは事業者とファクタリング会社の2社間で契約を結びます。
売掛先に通知はせず、承諾を得る必要はありません。
売掛先との関係性に不安を覚えている事業者も、安心して契約ができるでしょう。

3社間ファクタリングは、売掛先の承諾がなければ利用できません。
売掛先にファクタリングによる資金調達の事実を知られてしまいます。

3.審査の通りやすさ

審査の通りやすさは、3社間ファクタリングに軍配が上がります。

繰り返しの説明となりますが、売掛金をファクタリング会社に入金するのは売掛先です。
ファクタリング会社は売掛金を回収できる可能性が高いため、審査に比較的通りやすいです。

2社間ファクタリングでは、売掛金をファクタリング会社に振り込むのは事業者です。
ただ、事業者が売掛金を使い込んでしまう危険性があります。
そのため、2社間ファクタリングは審査の難易度を若干高めに設定するケースが多いです。

なお、ファクタリングはほかの資金調達方法よりも審査に通過しやすいです。
2社間ファクタリングで審査落ちしたとしても、3社間ファクタリングであれば通るかもしれません。

また、審査通過率が90%をこえるファクタリング会社もあるので、あわせて確認してみましょう。

4.売掛金の回収方法

3社間ファクタリングは、ファクタリング会社が売掛金を回収します。
事業者に売掛金が振り込まれることはなく、回収する手間はありません。

2社間ファクタリングは事業者が売掛金を回収します。
さらに、回収した売掛金は速やかにファクタリング会社に振り込まなければなりません。

3社間ファクタリングの利用が適している4つのケース

下記の4つのケースに該当している事業者は、3社間ファクタリングが適しています。

1. できるだけコストをおさえたい
2. 入金スピードを重視していない
3. 売掛先との信頼関係が構築できていない
4. 事業が忙しく時間がない

自社が上記のケースに該当しているかどうかを確認してみましょう。

1.できるだけコストをおさえたい

3社間ファクタリングは売掛金の未回収リスクが低い取引です。
そのため、ファクタリング会社は手数料を低く設定できます。

2社間ファクタリングの手数料上限の目安は20%です。
一方で3社間ファクタリングの手数料上限の目安は10%です。
比較すると、2倍もの手数料の違いがあることが分かります。

たとえば、事業者が保有する売掛債権額の1000万円をファクタリングすると仮定しましょう。

2社間ファクタリングで20%の手数料が発生した場合、1000万円×0.2=200万円となります。
1000万円-200万円=800万円となるので、800万円が入金されることとなります。

3社間ファクタリングで、10%の手数料がかかるケースはどうなるのでしょうか。
1000万円×0.1=100万円が手数料として引かれます。
1000万円-100万円=900万円となり、900万円が事業者の口座に入金されます。

このように、手数料が違うと入金される金額に大きな差が生じるのです。
できるだけコストをおさえたいと考えている事業者は、3社間ファクタリングの利用を検討するとよいでしょう。

2.入金スピードを重視していない

即日入金に対応しているのは2社間ファクタリングです。
今すぐにでも資金が必要な場合は、2社間ファクタリングが適しています。

一方で、3社間ファクタリングは売掛先の承諾を得てから契約手続に入ります。
そのため、2社間ファクタリングよりも入金までに時間がかかるのです。

緊急性が高くなければ、3社間ファクタリングがおすすめです。

3.売掛先との信頼関係が構築できていない

売掛先にファクタリング利用を知られた場合「資金繰りが苦しいのか」と勘繰られてしまい、今後の取引に悪影響を及ぼすかもしれません。
特に取引歴が短く、信頼関係の構築がまだできていなければなおさらでしょう。

ただ何度も取引をしており、良好な関係が築けているのであれば、売掛先に知られても問題はないでしょう。
売掛先との信頼関係を鑑みて判断してみることをおすすめします。

4.事業が忙しく時間がない

事業が忙しければ、ファクタリングにかける時間がないことが予想されます。
2社間ファクタリングは事業者が売掛金を振り込む必要があるので、忘れてしまうかもしれません。

3社間ファクタリングは、売掛先がファクタリング会社に売掛金を振り込みます。
事業者は売掛金を振り込む必要はないため、事業に専念できるでしょう。

3社間ファクタリングの手数料に関するまとめ

3社間ファクタリングの手数料の目安は2%から10%です。
2社間ファクタリングよりも低い特徴があります。

即日入金はむずかしいものの、売掛先に知られない点が利点です。
また、売掛金をファクタリング会社に振り込む手間はかかりません。

手数料を低くおさえたい事業者は、この記事の内容を参考にして、3社間ファクタリングの利用を検討してみてはいかがでしょうか。