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ファクタリングは大企業を利用すべき!?おすすめの会社15選を比較紹介

ファクタリング会社が増えていて、中小企業から大企業まであります。
基本的なサービス内容は、どこを利用しても大差ありませんが、安心できるのは大企業です。
ファクタリングは、お金に関わる取引であるため、大企業を選択するに越したことがありません。
今回は、ファクタリング会社のなかでも大企業に注目して解説します。

目次

優良な大企業のファクタリング会社は3種類に分けられる

ファクタリング会社にはさまざまな形態がありますが、大企業が運営するファクタリング会社は大きく3つのタイプに分類できます。

種類 運営母体 特徴 向いている利用者
独立系 ファクタリング専門会社 審査が柔軟・スピード重視 小〜中規模事業者、急ぎの資金調達
ノンバンク系 リース会社・信販会社など銀行以外の金融グループ 手数料・対応力のバランスが良い 幅広い企業規模
銀行系 銀行・メガバンク 信頼性が高い・大口債権に強い 大企業・高額取引

運営母体の違いによって、提供されるサービスの特徴や強みが変わるため、それぞれの種類を理解しておくことが重要です。

独自系のファクタリング会社

独自系とは、銀行やノンバンクなどの金融グループに属さず、独立した企業が運営するファクタリング会社のことです。
利用者のニーズに合わせて柔軟にサービスを提供しやすく、審査基準も比較的幅広いことが特徴です。

独自系はスピード対応や小口債権への対応力が強みであり、
「急いで資金調達したい」「まずは少額の債権を買い取ってほしい」といった企業に向いています。

一方で、手数料がやや高めになる傾向があるため、コスト面とのバランスを考えて選ぶ必要があります。

ノンバンク系ファクタリング会社

ノンバンク系とは、リース会社・クレジット会社・消費者金融会社など、銀行以外の金融会社が運営するファクタリング会社を指します。

独自系と銀行系の中間的な位置にあり、手数料・審査の柔軟性・対応可能額などのバランスが取れている点が特徴です。

中小企業や、比較的小規模な債権を持つ事業者でも利用しやすく、「銀行ほど審査が厳しいのは困るが、独立系より安心感のある会社を選びたい」という場面で選ばれています。

銀行系ファクタリング会社

銀行系とは、銀行またはそのグループ会社が提供するファクタリングサービスのことです。金融機関ならではの高い信用力があり、安心して利用できるのが最大のメリットです。

銀行系は、手数料が比較的安く、大口の売掛債権を扱いやすいという強みがあります。
一方、審査に時間がかかりやすい、少額債権は対象外になるなど、スピード重視の企業には向かない場面もあります。

大口取引や、安定した資金調達を求める企業に適したタイプです。

大企業のファクタリング会社15選を一覧比較!

大企業・大手グループが提供するファクタリングサービス15社を、「入金速度/取引形態/手数料/オンライン完結の可否」など同じ観点で比較できるように一覧表にまとめました。

会社名 入金速度(目安) 取引形態 手数料目安 申込方法 利用対象者 利用可能額の目安 債権譲渡登記 必要書類(代表例) オンライン完結
イージーファクター(Easy factor) 最短60分程度 2社間ファクタリング 2〜8%程度 Webフォーム・電話 法人・個人事業主 50万円〜上限なし 原則不要(案件により要問い合わせ) 請求書、通帳コピー、決算書 など 可能
日本中小企業金融サポート機構 最短3時間程度 2社間・3社間 1.5〜10%程度 Webフォーム・電話・メール 法人・個人事業主 下限・上限なし(少額〜高額まで対応) 要問い合わせ 請求書・契約書、通帳3か月分 など 可能
みんなのファクタリング 最短60分程度 2社間 7〜15%程度(条件により変動/公式は非公開) Webフォーム 法人・個人事業主・フリーランス 1〜300万円(初回は〜50万円) 要問い合わせ 請求書、通帳コピー、本人確認書類 可能
ペイトナー 最短即日 2社間 一律10% Web(オンラインのみ) 法人・個人事業主・フリーランス 1〜300万円(初回は〜30万円) 要問い合わせ 請求書、本人確認書類、通帳明細 可能
Best Factor(ベストファクター) 最短即日〜1日程度 2社間・3社間 2〜20%程度 Webフォーム・電話・訪問 法人・個人事業主 30万円〜1億円程度 審査結果により登記あり/要問い合わせ 請求書、通帳、見積書 等 オンライン手続き可(希望により対面も可)
オリックス株式会社 要問い合わせ 主に3社間 要問い合わせ 要問い合わせ(営業担当・取引金融機関経由など) 主に法人 要問い合わせ(大口債権向けが中心) 要問い合わせ 要問い合わせ オンライン専用サービスは限定的/要問い合わせ
NTTファイナンス株式会社 要問い合わせ 3社間ファクタリングが中心 約5%前後とされるケースが多い(要問い合わせ) 要問い合わせ(営業経由・Web窓口等) 法人 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ
三田証券株式会社 要問い合わせ 3社間中心 要問い合わせ 要問い合わせ 法人 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ
GMOイプシロン(GMOグループ早払いサービス含む) 2〜5営業日程度(サービスにより異なる/要問い合わせ) 主に3社間(BtoB早払いなど) 約1〜10%前後(サービスにより異なる/要問い合わせ) Webフォーム・営業担当経由 法人(EC・BtoB事業者、医療・介護事業者等) 数十万円〜(1回あたり最低100万円以上などの条件あり・要問い合わせ) 要問い合わせ 電子請求書・注文書・契約書など 多くはオンライン手続きだが詳細は要問い合わせ
三菱HCキャピタル株式会社 要問い合わせ 売掛債権ファクタリング(3社間)/クラウドファクタリング(2社間)等 要問い合わせ Webフォーム・営業担当 法人(特にヘルスケア事業者・大企業等) 少額〜大口まで対応(要問い合わせ) 要問い合わせ 売掛債権に関する契約書・請求書 等 一部クラウド型はオンライン完結、それ以外は要問い合わせ
三井住友カード株式会社 カード売上ファクタリング:最短翌営業日程度 2社間(加盟店とカード会社) 要問い合わせ 加盟店向け専用画面・Web カード加盟店(法人・個人事業主) 要問い合わせ 要問い合わせ カード売上データ等 多くはオンライン手続きで完結
三菱UFJファクター株式会社【銀行系】 要問い合わせ 3社間のみ 手数料:要問い合わせ 要問い合わせ 主に法人(大口債権が中心) 大口債権がメイン(詳細要問い合わせ) 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ
みずほファクター株式会社【銀行系】 約1週間程度 3社間のみ 手数料:要問い合わせ 要問い合わせ 法人 下限200万円〜(上限は要問い合わせ) 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ
百十四銀行【銀行系】 要問い合わせ 一括ファクタリング(3社間) 手数料:要問い合わせ 店頭・営業担当経由 百十四銀行の取引先企業(法人) 要問い合わせ 要問い合わせ 取引基本契約書・請求書 等(詳細要問い合わせ) 非対応
SMBCファイナンスサービス株式会社【銀行系】 要問い合わせ 3社間 手数料:要問い合わせ 要問い合わせ 法人 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ

信頼できる大企業のファクタリング会社5選【独立系】

独立系のファクタリング会社は、銀行グループに属さず自社運営でサービスを提供している点が特徴です。審査が柔軟でオンライン完結に対応している企業も多く、スピードを重視したい中小企業・個人事業主にとって利用しやすいファクタリング形態といえます。

また、独立系の中には実績豊富で信頼性の高い大企業も多く、初めてファクタリングを利用する方でも安心して申し込みできる環境が整っています。本章では、その中でも 特に評価が高く、使い勝手・透明性・スピードの3点で優れた5社 を厳選して紹介します。

イージーファクター

項目 内容
会社区分 独立系ファクタリング
公式サイト https://easyfactor.jp/
入金速度 最短60分
取引形態 2社間ファクタリング
手数料 2%~8%
申込方法 オンライン/電話
利用対象者 法人・個人事業主
利用可能額 30万円〜
債権譲渡登記 不要(原則)
必要書類 請求書、直近決算書、通帳コピー
オンライン完結 可能

イージーファクターは、スピードと柔軟な審査に強みを持つ独立系の大手ファクタリング会社です。
特に、最短60分で資金化を可能にする体制は業界でもトップクラスで、急な支払いや運転資金の不足に悩む企業から高い支持を集めています。

また、通常のファクタリングで必要となる「債権譲渡登記」が不要なため、
取引先に知られずに資金調達できる点も大きなメリットです。
オンライン審査にも対応しているため、地方企業や忙しい経営者でもスムーズに手続きが進みます。

手数料は2〜8%と明確で、利用可能額も30万円からと幅広い事業規模に対応。
初めての利用者でも問合せしやすく、担当者の説明が丁寧である点も評価されています。「とにかく早く、かつ安心できる会社で資金調達したい」そんな経営者に真っ先におすすめできるサービスです。

日本中小企業金融サポート機構

項目 内容
区分 独立系ファクタリング会社
公式サイト https://chushokigyo-support.or.jp/
入金速度 最短即日
取引形態 2社間・3社間ファクタリングに対応
手数料 要問い合わせ
申込方法 オンライン・電話
利用対象者 法人・個人事業主
利用可能額 要問い合わせ(高額債権にも柔軟対応)
債権譲渡登記 原則不要(状況により提案)
必要書類 請求書、通帳コピー、決算書など
オンライン完結 可能

日本中小企業金融サポート機構は、中小企業の資金繰り支援に特化しており、「迅速な審査・柔軟な対応・丁寧なサポート」が強みの独立系ファクタリング会社です。

特に、初めてファクタリングを利用する事業者への対応が手厚いことで評価が高く、利用目的の整理や資金繰り改善のアドバイスまで行ってくれる点が大きな特徴です。

また、2社間・3社間どちらにも対応しており、「とにかく早く資金化したい」「取引先への通知を避けたい」など、状況に応じて最適なプランを提案してくれます。

さらに、債権額が大きい場合でも相談しやすく、建設業・製造業など 高額売掛のある企業からの相談実績が豊富 です。

みんなのファクタリング

項目 内容
会社区分 独立系ファクタリング
公式サイト https://minnanofactoring.com/
入金速度 最短60分
取引形態 2社間ファクタリング
手数料 7%〜15%程度(要問い合わせ)
申込方法 オンライン/電話
利用対象者 法人・個人事業主・フリーランス
利用可能額 1〜300万円(初回は〜50万円)
債権譲渡登記 要問い合わせ(非公開)
必要書類 請求書、通帳コピー、本人確認書類など
オンライン完結 可能

みんなのファクタリングは、主に小口の売掛債権に特化した独立系のファクタリング会社です。最短60分というトップクラスの入金速度を誇り、急な資金ニーズを持つ個人事業主や中小企業から高い支持を得ています。

利用可能額は1万円から300万円までと、少額の資金調達に対応しているのが特徴です。初回利用時には上限が50万円程度に設定されることがありますが、繰り返し利用することで信頼性が増し、利用枠の拡大が見込めます。

手続きはオンラインで完結するため、全国どこからでも手軽に申し込みが可能です。ただし、公式サイトでは手数料が一律で公開されておらず、個別の審査によって変動するため、まずは問い合わせて正確な見積もりを取得することが推奨されます。特にフリーランスや個人事業主で、少額をスピーディに資金化したい場合に最適なサービスの一つです。

ペイトナー

項目 内容
会社区分 独立系ファクタリング
公式サイト https://paytner.co.jp/
入金速度 最短即日
取引形態 2社間ファクタリング
手数料 一律10%
申込方法 オンライン(Web)
利用対象者 法人・個人事業主・フリーランス
利用可能額 1〜300万円(初回は〜30万円)
債権譲渡登記 要問い合わせ
必要書類 請求書、本人確認書類、通帳明細
オンライン完結 可能

ペイトナーは、個人事業主やフリーランスに特化した少額・短期のファクタリングサービスです。最大の魅力は、一律10%という分かりやすい手数料体系と、最短即日での入金スピードです。

特に、少額の債権を買い取ってほしい個人の方にとって使い勝手がよく、オンラインでの手続きに完全に対応しています。初めての利用時は買取上限額が30万円程度に設定されるものの、利用実績を積むことで最大300万円まで利用可能額が広がります。

必要書類も比較的少なく、請求書、本人確認書類、通帳明細の3点のみで申し込みができるため、準備の負担が少ないのもメリットです。「とにかく早く、手間なく少額の資金を調達したい」と考える個人事業主やフリーランスにおすすめのファクタリング会社です。

Best Factor(ベストファクター)

項目 内容
会社区分 独立系ファクタリング
公式サイト https://bestfactor.jp/
入金速度 最短即日〜1日程度
取引形態 2社間・3社間ファクタリング
手数料 2〜20%程度
申込方法 Webフォーム・電話・訪問
利用対象者 法人・個人事業主
利用可能額 30万円〜1億円程度
債権譲渡登記 審査結果により登記あり/要問い合わせ
必要書類 請求書、通帳、見積書 等
オンライン完結 オンライン手続き可(希望により対面も可)

Best Factor(ベストファクター)は、小口から大口まで幅広い売掛債権に対応できる独立系の大手ファクタリング会社です。最短即日の資金化が可能で、2社間・3社間どちらの取引形態にも対応しているため、企業のニーズに合わせた柔軟な資金調達が可能です。

最大1億円程度までの高額債権の買取にも対応しており、中小企業だけでなく、大規模な資金調達を必要とする企業にも選ばれています。

手数料は2%からと比較的低水準での利用も可能ですが、上限は20%と幅があるため、個別の審査で決定されます。オンラインでの手続きも可能ですが、希望に応じて訪問での相談・契約にも対応しており、対面での安心感を求める経営者にも適しています。事業規模や債権額に関わらず、柔軟かつ迅速な対応を求める企業に推奨されます。

信頼できる大企業のファクタリング会社5選【ノンバンク系】

ノンバンク系のファクタリング会社は、銀行並みの信頼性と、独立系のスピード感をあわせ持つのが特徴です。特に入金スピード・手数料・対応金額のバランスが良いため、大企業が運営する安心感を重視しながら、柔軟な資金調達を求める企業に選ばれています。ここでは、その中でも実績豊富で信頼できる5社を紹介します。

オリックス株式会社

項目 内容
会社区分 ノンバンク系(リース・金融サービス)
公式サイト https://www.orix.co.jp/
入金速度 要問い合わせ
取引形態 主に3社間ファクタリング
手数料 要問い合わせ
申込方法 要問い合わせ(営業担当・取引金融機関経由など)
利用対象者 主に法人
利用可能額 要問い合わせ(大口債権向けが中心)
債権譲渡登記 要問い合わせ
必要書類 要問い合わせ
オンライン完結 オンライン専用サービスは限定的/要問い合わせ

オリックス株式会社は、リース事業を主軸に、多岐にわたる金融サービスを提供する大手ノンバンクグループです。ファクタリングサービスは、特に高額な売掛債権を持つ大企業や、安定した取引を求める法人に選ばれています。

長年の金融サービス提供で培った信用力と、豊富な実績に基づく審査体制が強みです。主に3社間ファクタリングを中心としており、取引の透明性を重視する企業に向いています。

独自のノウハウを活かした柔軟な提案力も魅力の一つですが、独立系のようなスピード感よりも、信頼性と取引規模を重視する傾向があります。少額債権や急ぎの資金調達よりも、大規模かつ計画的な資金調達を検討している企業におすすめです。

NTTファイナンス株式会社

項目 内容
会社区分 ノンバンク系(NTTグループの金融会社)
公式サイト https://www.ntt-finance.co.jp/
入金速度 要問い合わせ
取引形態 3社間ファクタリングが中心
手数料 約5%前後とされるケースが多い(要問い合わせ)
申込方法 要問い合わせ(営業経由・Web窓口等)
利用対象者 法人
利用可能額 要問い合わせ
債権譲渡登記 要問い合わせ
必要書類 要問い合わせ
オンライン完結 要問い合わせ

NTTファイナンス株式会社は、NTTグループの一員として、主に法人向けの金融・決済サービスを提供しています。大手企業ならではの高い信頼性と、比較的低水準の手数料が魅力です。

ファクタリングは3社間取引が中心であり、取引先からの信頼度が高い企業が、安定的な資金調達手段として活用しています。審査は慎重に行われる傾向にありますが、その分、金融機関に近い安心感があります。

グループの強みを活かし、多様なビジネスニーズに対応できる金融サービスを包括的に提供しており、ファクタリングだけでなく総合的な資金繰り改善を相談したい企業にも適しています。

三田証券株式会社

項目 内容
会社区分 ノンバンク系(証券会社)
公式サイト https://mitasec.com/business/81/
入金速度 要問い合わせ
取引形態 3社間中心
手数料 要問い合わせ
申込方法 要問い合わせ
利用対象者 法人
利用可能額 要問い合わせ
債権譲渡登記 要問い合わせ
必要書類 要問い合わせ
オンライン完結 要問い合わせ

三田証券株式会社は、ファクタリングサービスに加え、M&Aや証券業務など多様な金融ソリューションを提供する企業です。証券会社としての知見を活かし、企業の財務戦略に合わせたファクタリング提案が可能です。

主に3社間ファクタリングによる大口債権の買取に対応しており、金融のプロフェッショナルとして質の高いサービス提供を目指しています。

ファクタリング単独の取引というよりも、企業の成長戦略や資本政策の一環として資金調達を検討する際に、総合的なコンサルティングを受けられる点が大きな特徴です。実績豊富な専門家による丁寧な対応を求める法人におすすめです。

GMOイプシロン(GMOグループ早払いサービス含む)

項目 内容
会社区分 ノンバンク系(GMOインターネットグループ)
公式サイト https://www.epsilon.jp/
入金速度 2〜5営業日程度(サービスにより異なる/要問い合わせ)
取引形態 主に3社間(BtoB早払いなど)
手数料 約1〜10%前後(サービスにより異なる/要問い合わせ)
申込方法 Webフォーム・営業担当経由
利用対象者 法人(EC・BtoB事業者、医療・介護事業者等)
利用可能額 数十万円〜(1回あたり最低100万円以上などの条件あり・要問い合わせ)
債権譲渡登記 要問い合わせ
必要書類 電子請求書・注文書・契約書など
オンライン完結 多くはオンライン手続きだが詳細は要問い合わせ

GMOイプシロンは、インターネットインフラ事業大手であるGMOインターネットグループ傘下の決済代行会社です。特にEC事業者やBtoB取引を行う企業向けに、決済と連携したファクタリングサービスを提供しています。

強みは、グループのテクノロジーを活かしたスムーズなオンライン手続きと、比較的低い手数料水準(約1%〜)が期待できる点です。利用するサービスやプランによって入金速度や手数料が異なりますが、オンラインで迅速な資金化を目指すサービス(BtoB早払いなど)も展開しています。

特に、継続的なBtoB取引や、電子的な請求書・契約書が主体の企業にとって、親和性が高く、利便性の高いファクタリング会社です。

三菱HCキャピタル株式会社

項目 内容
会社区分 ノンバンク系(三菱UFJフィナンシャル・グループ・日立グループ)
公式サイト https://www.mitsubishi-hc-capital.com/
入金速度 要問い合わせ
取引形態 売掛債権ファクタリング(3社間)/クラウドファクタリング(2社間)等
手数料 要問い合わせ
申込方法 Webフォーム・営業担当
利用対象者 法人(特にヘルスケア事業者・大企業等)
利用可能額 少額〜大口まで対応(要問い合わせ)
債権譲渡登記 要問い合わせ
必要書類 売掛債権に関する契約書・請求書 等
オンライン完結 一部クラウド型はオンライン完結、それ以外は要問い合わせ

三菱HCキャピタル株式会社は、三菱UFJフィナンシャル・グループと日立グループの合弁会社であり、リースやファイナンスを中心に幅広いソリューションを提供する大手ノンバンクです。

ファクタリングサービスも多様な形態に対応しており、伝統的な3社間ファクタリングから、オンラインで完結可能な2社間クラウドファクタリングまで提供しています。これにより、企業の状況や希望に応じて最適なスキームを選べるのが特徴です。

大企業の安心感と、大手金融機関・産業グループのネットワークを活かした提案力が最大の強みです。特に、ヘルスケア分野や大規模プロジェクトなど、専門的な知見が必要な資金調達ニーズにも対応しています。

信頼できる大企業のファクタリング会社5選【銀行系】

銀行系のファクタリングは、信頼性・透明性・低い手数料 が大きな強みです。大口債権にも対応しやすく、安定した資金調達を求める企業に向いています。一方で審査はやや厳しめですが、「安全性を最優先したい」という企業には最も適した選択肢といえるでしょう。

三井住友カード株式会社

項目 内容
会社区分 銀行系(三井住友カードグループ)
公式サイト https://www.smbc-card.com/
入金速度 カード売上ファクタリング:最短翌営業日程度
取引形態 2社間(加盟店とカード会社)
手数料 要問い合わせ(非公開)
申込方法 加盟店向け専用画面・Web
利用対象者 カード加盟店(法人・個人事業主)
利用可能額 要問い合わせ
債権譲渡登記 要問い合わせ
必要書類 カード売上データ等
オンライン完結 多くはオンライン手続きで完結

三井住友カード株式会社が提供するファクタリングサービスは、クレジットカードの加盟店を対象としたカード売上債権の買い取りが中心です。銀行系グループの信用力に加え、決済インフラを持つ強みを活かし、最短翌営業日という速やかな入金速度を実現しています。

特に、カード決済の売上サイクルに起因する資金繰りのギャップを埋めたい小売店やサービス業の事業者にとって、非常に有用な資金調達手段となります。

手続きは加盟店向けの専用オンライン画面から行うことができ、スムーズに完結します。ただし、利用対象がカード加盟店に限定されるため、通常のBtoB取引の売掛債権を買い取ってもらいたい企業は、サービス内容を事前に確認する必要があります。安定したグループ基盤のもと、スピーディかつ安心感のある資金調達を求める加盟店におすすめです。

三菱UFJファクター株式会社

項目 内容
会社区分 銀行系(三菱UFJフィナンシャル・グループ)
公式サイト https://www.mufg-factor.co.jp/
入金速度 要問い合わせ(審査に時間を要する傾向あり)
取引形態 3社間のみ
手数料 要問い合わせ
申込方法 要問い合わせ(取引銀行経由、営業窓口など)
利用対象者 主に法人(大口債権が中心)
利用可能額 大口債権がメイン(詳細要問い合わせ)
債権譲渡登記 要問い合わせ
必要書類 要問い合わせ
オンライン完結 要問い合わせ(対面・郵送での手続きが多い傾向)

三菱UFJファクター株式会社は、三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下のファクタリング専門会社です。メガバンクグループの絶大な信頼性と、高額な売掛債権の買い取りに対応できる資金力が最大の強みです。

取引形態は原則として3社間ファクタリングのみであり、取引先に通知が行われる代わりに、手数料は比較的低水準となる傾向があります。審査は厳格ですが、その分、透明性の高い取引が可能です。

主に大企業の高額取引や、信用力の高い売掛債権を持つ企業が、安定的な資金調達チャネルとして利用しています。スピードよりも、コストの低さ、安全性の高さ、そして大口の資金調達能力を重視する企業に最適な選択肢です。

みずほファクター株式会社

項目 内容
会社区分 銀行系(みずほフィナンシャルグループ)
公式サイト https://www.mizuho-factor.co.jp/
入金速度 約1週間程度(案件により変動)
取引形態 3社間のみ
手数料 要問い合わせ
申込方法 要問い合わせ(取引銀行経由、営業窓口など)
利用対象者 法人
利用可能額 下限200万円〜(上限は要問い合わせ)
債権譲渡登記 要問い合わせ
必要書類 要問い合わせ
オンライン完結 要問い合わせ(非対応の可能性あり)

みずほファクター株式会社は、みずほフィナンシャルグループの一員であり、大企業や中堅企業向けのファクタリングサービスを主力としています。メガバンクグループとしての信頼性はもちろん、長年にわたり培ってきた金融ノウハウに基づく確かな審査とサポート体制が特徴です。

取引は3社間ファクタリングに限定されており、最低利用可能額が200万円からと、比較的大規模な資金調達を前提としています。急ぎの資金調達というよりは、事業計画に基づいた安定的な運転資金の確保や、大口取引の早期資金化に利用されています。

信頼性を最優先し、計画的に大口の資金調達を行いたい法人、特にみずほ銀行と取引実績のある企業にとっては、スムーズな連携が期待できる有力な選択肢です。

百十四銀行

項目 内容
会社区分 銀行系(地方銀行)
公式サイト https://www.114bank.co.jp/
入金速度 要問い合わせ
取引形態 一括ファクタリング(3社間)が中心
手数料 要問い合わせ
申込方法 店頭・営業担当経由
利用対象者 百十四銀行の取引先企業(法人)
利用可能額 要問い合わせ
債権譲渡登記 要問い合わせ
必要書類 取引基本契約書・請求書 等(詳細要問い合わせ)
オンライン完結 非対応(主に店頭・営業担当による手続き)

百十四銀行は、四国地方を主な地盤とする地方銀行であり、地域経済の活性化を目的としたファクタリングサービス(一括ファクタリングなど)を提供しています。地方銀行系ファクタリングの最大の強みは、地域に根差したきめ細やかなサポートと、既存の取引関係に基づく安心感です。

主に3社間の一括ファクタリングという、売掛先(債務者)企業の信用力を活かした形で、大口の債権を早期資金化する取引が中心です。利用対象は原則として同行の取引先企業に限定されます。

オンライン完結には対応していませんが、地域担当者との密なコミュニケーションを通じて、企業の状況に合わせた最適な資金調達プランを相談できる点が魅力です。特に地元での信用を重視する企業や、メインバンクとの連携を求める企業に適しています。

SMBCファイナンスサービス株式会社

項目 内容
会社区分 銀行系(三井住友フィナンシャルグループ)
公式サイト https://www.smbc-fs.co.jp/
入金速度 要問い合わせ
取引形態 3社間ファクタリング
手数料 要問い合わせ
申込方法 要問い合わせ
利用対象者 法人
利用可能額 要問い合わせ
債権譲渡登記 要問い合わせ
必要書類 要問い合わせ
オンライン完結 要問い合わせ

SMBCファイナンスサービス株式会社は、三井住友フィナンシャルグループの一員であり、決済・保証・ファクタリングなど多岐にわたる金融サービスを提供しています。大手グループの信用力と、豊富な取引実績に基づく安定的なサービス提供が特徴です。

ファクタリングサービスは3社間取引を中心に行っており、企業の高額債権や安定的な資金調達ニーズに対応しています。銀行系の会社として、審査は慎重に進められますが、その分、手数料の低さや取引の安全性を重視する企業から高い評価を得ています。

三井住友銀行との連携も期待できるため、ファクタリングだけでなく、包括的な金融ソリューションの一環として資金調達を検討している企業に特に適しています。

大企業から適切なファクタリング会社を選択するポイント

解説したとおり、大企業に該当するファクタリング会社はいくつもあります。
続いては、それらの会社から、どのように選択すればよいのかポイントを解説します。
● 取引形態
● 手数料・費用
● 上限金額
● スピード

取引形態

最初に、ファクタリング会社がどのような取引形態を扱っているのかを確認しておきましょう。
ファクタリングには、主に2社間ファクタリングと3社間ファクタリングが存在するため、どちらを利用できるか確認します。
大企業の場合は、幅広いファクタリングを扱っていることが多く、どちらの取引形態も利用できることが多いはずです。
とはいえ、サービスによっては、2社間ファクタリングに限られてしまうため、必ず確認しなければなりません。
もし、大企業でも自分が希望する取引形態を扱っていないならば、別のファクタリング会社を選択する必要があります。
「大企業ならば、どのような取引でも対応してくれるだろう」と過信することは禁物です。

手数料・費用

ファクタリングにあたって、どの程度の手数料や費用が発生するのか、事前に確認することがポイントです。
大企業でも、手数料や各種費用、支払う料金の計算方法は大きく異なる場合があります。
複数のファクタリング会社を比較して、自社に最適なファクタリング会社を選択することが重要です。
ただ、手数料や費用はWebサイトに掲載されている情報と、実際に契約する場合で異なるかもしれません。
これは、ファクタリング会社を繰り返し利用することで、ファクタリング手数料が下がるケースがあるからです。
手数料や費用に注目して、ファクタリング会社を選択する際は、見積もりを取得して詳細まで確認するようにしましょう。

上限金額

1回や1社で扱える売掛債権の上限金額を確認しておきましょう。
保有する売掛債権によっては、ファクタリング会社の上限金額を超えてしまうかもしれません。
ファクタリング会社の中でも、大企業に分類される会社は、上限金額が高くなる傾向にあります。
運営母体が十分な資金を有しているため、高額なファクタリングにも対応できるのです。
また、審査精度が向上していることから、高額の売掛債権でもリスクを抑えられることも背景にあるでしょう。
ファクタリングにあたって、買い取りの上限金額が不足していると、資金調達に影響が出てしまいます。
大企業ならば、高額な取引に対応してもらえることが多いため、ここは重要なチェックポイントです。

スピード

手続きを開始してから、入金されるまでのスピードにも注目しておきましょう。
ファクタリングは、急いで資金調達したい場合に利用しがちなサービスです。
つまり、スムーズに資金調達ができないと、ファクタリングの意味が薄れてしまうことがあります。
手続きを開始してから、入金スピードが遅いことに気づいても手遅れであるため、事前に確認することが重要なのです。
なお、ファクタリング会社によっては最短で即日の入金に対応しているため、急いでいるならばここを軸に探しましょう。

大企業にファクタリングを依頼するメリット

ファクタリング会社の中でも、大企業を選択することにはメリットがあります。
具体的にどのようなメリットがあるのか、以下でそれぞれ解説します。
● 信用度合いが高い
● 手数料が安い場合がある
● 高額な売掛債権に対応してもらいやすい

信用度合いが高い

大規模なファクタリング会社を選択すると、安心して取引ができます。
ファクタリング会社の中には、悪徳業者が含まれていますが、大企業ならばこの心配がありません。
どの会社を選んでも、トラブルで後悔する可能性は低いでしょう。
また、実績が豊富にあるため、どのような取引になるのか予想を立てられます。
例えば、ファクタリングを受け付けてもらえるかどうかや手数料の予想ができるのです。
無名のファクタリング会社は、事前にこのような確認ができないため、この点でも信用度合いが高いといえます。
他にも、初めての利用者に対しても丁寧な対応をしてくれるため、疑問点を解決しやすいサービスです。
不明点がない状態で契約できるため、これも信用度を高めてくれます。

手数料が安い場合がある

大企業は多くの取引を扱っていることから、手数料が安い場合があります。
薄利多売とはいいませんが、利用者が多いことで、手数料を抑えることができるのです。
これは大企業を利用する、大きなメリットだと考えましょう。
また、大企業はファクタリングの実績が多いため、審査の精度が向上しています。
これにより、ファクタリング会社側のリスクを抑えられるため、手数料を低くできるのです。
手数料はリスクと比例関係にあるため、リスクが下がれば手数料も下がります。
なお、手数料の考え方はファクタリング会社によって異なるため、大企業を利用する場合でも比較が重要です。

高額な売掛債権に対応してもらいやすい

大企業は資金額が多いことから、高額な売掛債権にも対応してもらえる可能性があります。
例えば、中小企業は買取上限が数千万円でも、大企業ならば1億円を超えることがあるのです。
自分が保有する売掛債権によっては、この違いが大きなメリットになります。
特に建築業界など、支払いサイトが長く金額が高くなりやすい売掛債権は、ここを意識しなければならないでしょう。
もちろん、最初から最大の金額まで買取してもらえるとは限りません。
繰り返し利用することで、信頼関係を構築することが重要です。

大企業のファクタリングを利用するデメリット

大企業のファクタリング会社を利用する際には、多くのメリットがある一方で、利用者が注意すべきいくつかのデメリットも存在します。ここでは、大企業ならではの特性から生じる注意点を解説します。

審査が厳格で時間がかかる場合がある

大企業、特に銀行系や大手ノンバンク系のファクタリング会社は、その高い信頼性を維持するために、審査基準が厳格になる傾向があります。

独自の基準を持つ独立系と比較して、赤字決算や税金滞納など企業の信用情報に懸念点がある場合、審査を通過することが難しい可能性があります。また、審査プロセスに多くの部門や時間を要するため、資金調達までに数日〜1週間程度かかることも珍しくありません。

「最短即日」を謳う独立系ファクタリング会社に比べると、資金調達のスピードが劣る点が、大企業を利用する際のデメリットの一つとなります。急を要する資金調達には不向きなケースがあることを理解しておく必要があります。

少額債権の買取に対応していない場合がある

大企業のファクタリング会社は、取引効率やリスク管理の観点から、最低買取金額(下限)を設定していることが多く、これが少額の売掛債権を持つ企業や個人事業主にとって障壁となることがあります。

例えば、「最低30万円から」「最低200万円から」といった下限設定がある場合、フリーランスや小規模事業者が持つ数十万円程度の売掛債権は、そもそも買取対象外となる可能性があります。

一方、独立系やオンライン特化型のファクタリング会社には、1万円からの少額買取に対応しているところも多いため、少額の資金調達を希望する場合は、大企業のサービス内容を詳細に確認する必要があります。

契約手続きが複雑化・形式的になりがち

大企業では、コンプライアンス(法令遵守)や内部統制が厳しく求められるため、契約手続きが形式的で複雑になりがちです。

必要書類が多くなったり、担当者との対面での契約が求められたり、契約書の内容が専門的で理解に時間が必要になったりするケースが見られます。独立系のファクタリング会社のように、オンラインで完結し、シンプルな手続きで済むサービスと比べると、手続きの煩雑さを感じるかもしれません。

特に、オンライン完結型のサービスに慣れている経営者にとっては、この手続きの負担が大きなデメリットとなる可能性があります。

大企業のファクタリング会社を選択すべきか

安心感から「大企業のファクタリング会社を利用したい」と考える人が多く見受けられます。
ただ、必ずしも、大企業のファクタリング会社が適しているとは限りません。
例えば、フリーランスで少額の売掛債権をファクタリングしたいならば、フリーランス向けの小規模なファクタリング会社が適している可能性があります。
大企業のファクタリング会社は「最低30万円から」などと下限を設けていることがあり、これをクリアできないのです。
また、経営状況によっては利用を断られることも考えられ、中小企業の方が柔軟に対応してくれるかもしれません。
もちろん、大企業の中でもフリーランス向けの子会社を有していることがあり、このような会社は安心して利用できます。
大企業や大企業系のファクタリング会社は、メリットが逆に足かせになってしまうことがあるため、時には中小企業も視野に入れるべきです。

大企業に該当するファクタリング会社についてのまとめ

ファクタリング会社の中でも、大企業に該当する会社について解説しました。
中小企業が多く存在する業界ではありますが、規模の大きな会社も存在しています。
それぞれに特徴があるため、何を重視するかによって、適切なファクタリング会社は変化するのです。
なお、「大企業が絶対におすすめなのか」と問われるとそうではないため、総合的な評価が求められます。

村上 杏理(むらかみ あんり)/ 資金繰り改善コンサルタント・金融ライター

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