請求書を前払い(先払い)で現金化!おすすめファクタリングサービス5選

「売上は順調に立っているのに、なぜか手元の現金が足りない…」 中小企業の経営者や個人事業主の方であれば、このような悩みを抱える場面があるでしょう。
そのような時に役立つのが、保有している請求書を期日前に現金化できる「請求書前払いサービス(ファクタリング)」です。ファクタリングを活用すれば、銀行融資よりもスピーディーに事業資金を確保できます。
本記事では、おすすめの請求書前払いサービス(ファクタリング)や、ファクタリングのメリット、利用時の注意点などを解説します。自社の状況に合うサービスを見つけるための参考にしてください。
目次
請求書前払いサービス(ファクタリング)のおすすめ5選

信頼と実績のある請求書前払いサービス(ファクタリング)を5つ紹介します。
手数料や入金スピードはサービスによって異なるため、それぞれの特徴を比較したうえで自社に適したところを選びましょう。
業界最安水準の手数料が魅力の「EasyFactor」

「EasyFactor」は、低コストかつスピーディーな手続きに対応しているファクタリングサービスです。オンラインで手続きが完結し、場所を選ばずに申込みから入金まで進められます。
項目 | 詳細 |
---|---|
手数料 | 2~8% |
入金スピード | 最短60分 |
対応金額 | 上限・下限なし |
必要書類 | 直近の決算書・請求書・通帳のコピー |
提出書類も比較的少なく、初めてファクタリングを利用する方にもおすすめです。買取金額に制限はないため、個人事業主から法人まで幅広い事業者が利用できます。
見積もりは最短10分で完了します。迅速に資金調達をしたい事業者におすすめのサービスです。
すべての手続きがオンラインで完結する「OLTA」

「OLTA」は、手続きのすべてがオンラインで完結するファクタリングサービスです。AI審査を活用することで、スピーディーな資金調達を実現しています。
項目 | 詳細 |
---|---|
手数料 | 2~9% |
入金スピード | 最短即日 |
対応金額 | 上限・下限なし |
必要書類 | 本人確認書類・昨年度の決算書・請求書・入出金明細 |
運営会社の実績も豊富で、累計申込金額は1,000億円を突破しており、地方銀行をはじめとする多くの金融機関と提携しています。
また、二社間ファクタリングに特化しているため、取引先にファクタリングの利用を知られる心配がありません。幅広い事業者が利用しやすいサービス設計になっています。
最短10分で入金可能な「ペイトナー」

「ペイトナー」は、フリーランスや個人事業主向けのファクタリングサービスです。
項目 | 詳細 |
---|---|
手数料 | 10% |
入金スピード | 最短10分 |
対応金額 | 1〜150万円 |
必要書類 | 本人確認書類・請求書・直近3カ月分の入出金明細 |
大きな特徴は、入金まで最短10分という圧倒的なスピードです。事業計画書や確定申告書などの提出は、基本的に必要ありません。申込みもオンラインで手軽に完了するため、急いで資金を確保したいフリーランス・個人事業主にとっては心強い味方となるでしょう。
フリーランスの資金繰りに寄り添う「labol」

法人との取引を主体とするフリーランスや個人事業主であれば「labol」も選択肢のひとつとなります。
項目 | 詳細 |
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手数料 | 10% |
入金スピード | 最短30分 |
対応金額 | 1万円〜 |
必要書類 | 本人確認書類・請求書・取引の証拠書類 |
土日祝日を問わず、24時間365日即時入金に対応している点が大きな特徴です。確定申告書の提出は必要ありませんが、個人間での取引には対応していないため、提出する請求書は限られます。
数千万円単位の高額買取にも対応する「ビートレーディング」

「ビートレーディング」は、累計買取額1,500億円以上の豊富な実績を持つファクタリングサービスです。少額の請求書から数千万円単位の高額なものまで、幅広く対応しています。
項目 | 詳細 |
---|---|
手数料 | ・二社間ファクタリング:4~12%程度 ・三社間ファクタリング:2~9%程度 |
入金スピード | 最短2時間 |
対応金額 | 上限・下限なし |
必要書類 | 売掛債権に関する資料(請求書・契約書など)・入出金明細 |
オンライン契約のほか、対面での契約も可能です。三社間ファクタリングにも対応しているため、自社の状況に応じて契約方法を柔軟に選択できる点はメリットとなります。
請求書前払いサービス(ファクタリング)とは?

請求書前払いサービス(ファクタリング)とは、企業や個人事業主が保有する売掛債権(取引先への請求書)をファクタリング会社が買い取り、早期に現金化する金融サービスです。
ファクタリングは「融資」ではなく「債権の売買契約」にあたり、合法的な資金調達方法として国も利用を推奨しています。
ファクタリングには、主に「二社間ファクタリング」と「三社間ファクタリング」の2種類が存在します。
それぞれの特徴と利用から入金までの流れを、以下の表にまとめました。
二社間ファクタリング | 三社間ファクタリング | |
---|---|---|
特徴 | ・利用者とファクタリング会社の2社間で契約する ・取引先に通知せずに進められるため、スピーディーな資金調達が可能 | ・利用者、ファクタリング会社、取引先の3社間で手続きをおこなう ・取引先の承諾が必要だが、二社間ファクタリングよりも手数料は低い傾向にある |
入金までの流れ | 1.提出された請求書や必要書類をもとに、ファクタリング会社が審査を実施 2.提示された買取条件(手数料や買取金額)を確認し、契約を締結する 3.契約完了後、指定の銀行口座へファクタリング会社から買取金額から手数料を差し引いた金額が振り込まれる 4.本来の支払期日に、利用者が取引先から入金を受け、ファクタリング会社へ支払いをする | 1.Webサイトなどからファクタリング会社へ申し込む 2.提出された請求書や必要書類をもとに、ファクタリング会社が審査を実施する 3.ファクタリング会社が取引先へ債権譲渡の通知をし、承諾を得る 4.提示された買取条件(手数料や買取金額)を確認し、利用者、ファクタリング会社、取引先の3社間で契約を締結する 5.契約完了後、ファクタリング会社から利用者の口座へ買取代金が振り込まれる 6.本来の支払期日に、取引先からファクタリング会社へ直接支払いがおこなわれる |
請求書前払いサービス(ファクタリング)のメリット4つ

ファクタリングを活用する主なメリットは、以下の4つです。
- 数十分〜数時間程度で資金調達できる
- 信用力の低い企業や個人事業主でも利用可能
- 貸倒れリスクの対策になる
- 負債として計上されない
銀行融資とは異なる利点も多いため、自社の状況と照らし合わせて確認しましょう。
数十分〜数時間程度で資金調達できる
ファクタリングの大きなメリットは、申込みから入金までのスピードが速い点です。銀行融資の場合、審査に数週間から1カ月以上かかることもあるのに対し、ファクタリングは最短即日、早ければ数十分で資金調達できる場合もあります。
審査スピードが早い要因として、短期間での資金回収が期待できることや、必要書類が少なくオンラインで手続きが完了することなどが考えられます。
ファクタリング会社によって手続き方法や入金までの時間は異なるものの、急な資金ニーズに応えやすい調達方法と言えるでしょう。
信用力の低い企業や個人事業主でも利用可能
ファクタリングは、創業したばかりの会社や赤字決算の企業、個人事業主などでも利用可能です。銀行融資では審査通過が難しい状況でも、資金調達できる可能性があります。
その理由は、ファクタリングの審査では申込者の信用力よりも、売掛先(請求書の発行相手)の支払い能力が重視されるからです。売掛先が信用力の高い企業であれば、ファクタリング会社の未回収リスクは低くなるため、申込者の経営状況にかかわらず債権を買い取ってもらえる可能性が高くなります。
基本的に担保や保証人も不要なため、多くの事業者にとって利用のハードルが低い調達手段と言えるでしょう。
貸倒れリスクの対策になる
ファクタリングを利用すると、売掛金の貸倒れリスクに備えられます。
一般的なファクタリング契約には「償還請求権」がありません。償還請求権とは、売掛先の倒産などにより売掛金の回収が不能になった場合に、ファクタリング会社が利用者に対して買い取った代金の返還を請求できる権利です。
償還請求権がない契約(ノンリコース契約)であれば、万が一取引先が倒産したとしても、利用者がその負債を負うことはありません。
売掛金の未回収リスクを最小限に抑えるために、ノンリコース契約のサービスを選ぶと良いでしょう。
負債として計上されない
ファクタリングは銀行からの借入ではなく、資産である売掛債権を売却する取引のため、負債にはなりません。むしろ、ファクタリングはオフバランス化を進めるための有効な手段にもなります。
例えば、ファクタリングで手に入れた現金で借入金を返済すると、資産(売掛債権)と負債(借入金)が同時に貸借対照表から消えることになります。結果として、貸借対照表がスリムになり自己資本比率や現金比率などが高くなるため、金融機関からの評価向上につながる可能性があります。
財務体質を健全化させたい企業にとって、この点は大きなメリットと言えるでしょう。
請求書前払いサービス(ファクタリング)を利用する際の注意点

ファクタリングには多くのメリットがある一方で、以下のような注意点もあります。
- 一定の手数料が発生する
- 希望する金額を資金調達できない場合もある
- 悪質な業者も存在する
思わぬトラブルを避けるためにも、事前に理解しておきましょう。
一定の手数料が発生する
ファクタリングを利用する際は、手数料が発生します。手数料の相場は二社間で8~18%程度、三社間で2~9%程度です。
年利換算した場合は数十%〜数百%になるケースもあるため、銀行融資の金利と比べると手数料の負担が重くなることもあります。継続的に利用すると利益を圧迫し、かえって資金繰りを悪化させるリスクも否定できません。
業者によって手数料の水準は大きく異なるため、複数のサービスを比較し、慎重に検討しましょう。
希望する金額を資金調達できない場合もある
ファクタリングは、保有している売掛金の額面金額の範囲内でしか資金を調達できません。
例えば、100万円の請求書を売却する場合、調達できるのは100万円から手数料を差し引いた金額です。
また、ファクタリング会社によっては、買取可能な金額に上限や下限を設定している場合があります。初回申込みの場合は、高額な売掛金の買取には対応してもらえない場合も少なくありません。申込み前に、自社が希望する金額に対応しているか確認しておきましょう。
悪質な業者も存在する
ファクタリング業界には、貸金業法のような厳しい規制がないため、悪質な業者も存在します。
悪質な業者と契約してしまうと、法外な手数料を請求されたり、違法な取り立てに遭ったりする危険があります。業者を選ぶ際は、以下の特徴に該当しないか確認しましょう。
- 手数料が相場より著しく高い、または低い
- 契約書の内容が曖昧で、不利な条項(償還請求権など)が含まれている
- 会社の所在地が不明確、固定電話の番号がない
- ファクタリングと称して、実質的な金銭の貸付を提案してくる
資金繰りを良好にするために、適切な業者を選びましょう。
まとめ

請求書前払いサービス(ファクタリング)は、保有する請求書を売却することで、支払期日を待たずに事業資金を確保できる有効な手段です。売掛先の信用力に問題がなければ、基本的に事業規模や経営状況などを問わず利用できるため、幅広い事業者が資金調達の手段として活用できるでしょう。
一方で、一般的な融資に比べると手数料が高めに設定されている点や悪質な業者が存在するため、複数社を比較したうえで選ぶことが大切です。
資金繰りの課題を迅速に解決し、事業を安定させる選択肢のひとつとして、ファクタリングの活用を検討してみてください。
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