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ファクタリングの手数料はどれぐらい?2社間・3社間の違いと決定に影響するポイントを解説

ファクタリングは売掛債権を短時間で現金化する行為です。
現金が不足している場合など、できるだけ早く資金を調達したいときに役立ちます。
ただ、ファクタリングにあたっては手数料が発生するため、手数料の相場や手数料の決定方法、安く済ませるための方法などを解説します。

ファクタリングの手数料相場はどの程度か

冒頭で解説したとおり、ファクタリングを利用すると手数料が発生します。
手数料の割合はファクタリングの方式によって変化するため、以下2つの方式について解説します。
● 2社間ファクタリング
● 3社間ファクタリング

2社間ファクタリング

2社間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社の間で完結する方式です。
売掛先に売掛債権の譲渡について共有する必要はなく、相手に知られないまま取引が完了できます。
ただ、2社間ファクタリングは手数料が高く、10%から20%程度です。
なお、手数料が高くなっている背景には、2社間ファクタリングのお金の流れが挙げられます。
この取引では、ファクタリング会社は利用者からお金を入金してもらう必要があり、未回収のリスクが高くなることから手数料も高まっているのです。

3社間ファクタリング

3社間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社、売掛先を含めた取引です。
売掛債権をファクタリング会社に譲渡することを売掛先に通知して合意を得ておきます。
売掛先も含めた取引になることからリスクが低く、手数料は1%から10%程度です。
3社間ファクタリングは2社間ファクタリングとお金の流れが異なり、ファクタリング会社へ売掛先が直接入金します。
2社間ファクタリングでは利用者が受け取った売掛先を利用者から入金しますが、3社間ファクタリングはそうではありません。
売掛先の信用力が高ければ、ファクタリング会社が未回収になるリスクは低くなり、そのぶん、手数料を低く設定できています。

ファクタリングで手数料が生じる3つの理由

ファクタリングでは必ず手数料が生じてしまい、その理由は主に3つあります。
● ファクタリング会社がリスクを背負うから
● 取引に実費が生じるから
● 関わる人が多いから

ファクタリング会社がリスクを背負うから

ファクタリングで手数料が発生する大きな理由は、ファクタリング会社がリスクを背負うからです。
売掛債権に相当する金額が100%入金されるとは言い切れないため、万が一に備えて手数料を徴収します。
リスクヘッジのために手数料を徴収していると言い換えても良いでしょう。
リスクヘッジの意味合いがあるため、手数料の割合はリスクの内容に左右されます。
ファクタリング会社のリスクが少なくなれば、それだけ手数料も下がりやすいのです。

取引に実費が生じるから

ファクタリングの取引において実費や経費が発生するため、これが手数料に反映されています。
例えば契約書に貼り付ける収入印紙や利用者や売掛先などと接触するための交通費などがこれに該当するものです。
ファクタリング会社はビジネスであるため、儲けられる仕組みを作らなければなりません。
実費や経費以上の利益がなければ赤字になってしまうため、それを防ぐために手数料が定められています。

関わる人が多いから

ファクタリングの手数料が高まってしまう要因にはファクタリング会社の人件費があります。
一般的にファクタリングでは、売掛先の信用力を評価する「与信調査」などが実施されます。
これにはまとまった時間と人が必要になってしまうため、どうしても手数料が高くなってしまうのです。
また、専門的なノウハウが必要となることから、要員の単価も高く、これが手数料に転嫁されているとも考えられます。
加えて、これとは別に営業担当者など多くの人がファクタリング会社に在籍しているため、これらの人を雇ってもなお利益を出せるような手数料が設定されているのです。

ファクタリングの手数料を決定する5つの観点

ファクタリングの手数料はいくつもの観点から決定され、主に以下の5つが重要です。
● 売掛金の額
● 売掛先の信用力
● ファクタリング会社との関係
● ファクタリングの方式
● 債権譲渡登記の発生

売掛金の額

売掛金の金額はファクタリングの手数料を大きく左右します。
一般的にファクタリングの手数料は、売掛金の金額が大きくなるほど低くなります。
これは取引金額が大きくなることで、薄利多売のようなビジネスモデルを実現できるからです。
手数料を下げ大きな取引に利用してもらうことで、1回の取引で大きな利益をあげられるようになります。
もちろん、売掛金の金額が大きくなると、それに伴いファクタリング会社のリスクが高まります。
利益とリスクのバランスを鑑みて、少しでも利用しやすくなるような手数料が設定されるのです。

売掛先の信用力

売掛先の信用力がファクタリングの手数料を左右します。
ファクタリングは売掛先の入金を支払いに充てる取引であるため、予定どおり入金してくれるかが重要です。
例えば、売掛先の与信状況が悪いと、ファクタリング会社はリスクを背負うため手数料が高まります。
逆に上昇企業など信用力が高ければ、ファクタリング会社のリスクは低く手数料も下がるでしょう。
売掛先に対する評価はファクタリング会社が下しますが、ある程度、手数料への影響は予想できるはずです。

ファクタリング会社との関係

ファクタリング会社との関係性は手数料に反映されます。
良好な関係が築けているほど、手数料は下がると考えましょう。
繰り返しですが、ファクタリングの手数料は、ファクタリング会社がリスクを背負うために発生します。
言い換えると、リスクを感じないような状況を生み出せれば、手数料は最小限に抑えられるのです。
ファクタリング会社との関係性については利用者側からの評価ではなく、ファクタリング会社からの評価であるため、その点は注意しましょう。

ファクタリングの方式

冒頭でも解説したとおり、ファクタリングの方式によって手数料が大きく変化します。
どちらのファクタリング方式を利用するかでファクタリング会社のリスクが変動するからです。
基本的にファクタリングを利用する際は、2社間ファクタリングか3社間ファクタリングのどちらを利用するかから決定します。
この決定が取引で発生する手数料を大きく左右するため、慎重に決定するようにしましょう。

債権譲渡登記の発生

ファクタリングにあたって債権譲渡登記が発生するかも手数料に影響します。
これは法人が保有する債券の所有権が譲渡されたことを示す手続きです。
所有権がファクタリング会社に譲渡されることで、確実にファクタリング会社が売掛金を請求できるため、一般的には少し手数料が下がります。
ただ、債権譲渡登記には専門的な手続きが必要となり、士業への支払いや印紙の購入が必要です。
利用者はこれらの費用を負担しなければならず、手数料が下がっても手元に残るお金は大差ないケースがあります。
そのため、手数料に影響する観点ではありますが、初めからない観点として扱われることもあるようです。

ファクタリングの手数料を安く済ませる3つの方法

ファクタリングの手数料が高ければ手元に残るお金が少なくなってしまいます。
可能な限り低い手数料で取引するためにも、以下のポイントを意識しましょう。
● 3社間ファクタリングの利用
● 複数のファクタリング会社を比較する
● ファクタリング会社と信頼関係を築く

3社間やオンライン完結型ファクタリングの利用

とにかく手数料を下げたいと考えるならば、3社間ファクタリングやオンライン完結型ファクタリングを利用すべきです。
まず、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングは手数料の相場が大きく異なります。
つまり、手数料を低く済ませたいと考えるならば、2社間ファクタリングよりも3社間ファクタリングがおすすめです。
ただ、近年は手続きがオンラインで完結する「オンライン完結型ファクタリング」と呼ばれるものが存在します。
こちらを利用すると、2社間ファクタリングでも3社間ファクタリングのような10%以下の手数料で利用が可能です。
そのため、手数料を安くしたいが3社間ファクタリングには抵抗があるならば、低手数料で利用できるオンラインファクタリングも視野に入れてみましょう。

複数のファクタリング会社を比較する

ファクタリングを利用する際はいくつものファクタリング会社を比較すべきです。
世の中には多くのファクタリング会社が存在するため、最初からどれかひとつに絞らないようにしましょう。
また、Webサイトなどで公開されている情報だけで比較するのではなく、問い合わせてみることも重要です。
ファクタリング会社によっては最安値がアピールされていて、実際には違う手数料が適用されることがあります。
完璧な見積もりを出してくれるとは限りませんが、実際に利用するとなるとどの程度手数料が発生し、いくら手元に残るのか比較しましょう。

ファクタリング会社と信頼関係を築く

同じファクタリング会社を繰り返し利用して、信頼関係を築くことは重要です。
多くのファクタリング会社で繰り返しの利用による手数料の割引があります。
これは同じファクタリング会社を何度も利用することで、「支払いをしてくれる」との信用力を勝ち取れるからです。
ファクタリングの手数料はリスクを鑑みたものであるため、信頼関係を築くことには大きな意味があります。
また、信頼関係を築くという意味では、期間も回数もどちらも重要です。
何度も利用しているが「稀にしか利用しない」という状況では、信頼関係が築けない可能性があります

ファクタリングの手数料についてのまとめ

ファクタリングでは必ずファクタリング会社に手数料を支払う必要があります。
この手数料は割合で決められることが多く、時には20%以上になってしまうことがあるぐらいです。
ファクタリングで売掛金を現金化しようとしても、手数料があまりに高額であるとメリットが薄れてしまいます。
ただ、ファクタリングの手数料は一定ではなく、方式やファクタリング会社との関係性などによって左右されるものであるため、工夫次第では少ない手数料で利用可能です。